DNS meets DHT: Treating Massive ID Resolution

DNS meets DHT: Treating
Massive ID Resolution Using
DNS Over DHT
概要
• トレーサビリティシステム
– 商品がどう生産され、加工され、輸送されたかを追跡
– スケーラビリティが大切
• 2001年の本の出荷量は約42億冊
• 2003年のコカコーラ出荷量は約550億本
• IDとモノのデータをどう管理するか
– IDBS (ID Binding System)
– IDBSのデータベースは膨大かつ分散
IDBS検索手法
• DNSを利用
– ONSなどの既存のものあり
– 既存のIPネットワークとの親和性が高い
– 膨大なIDを格納するのには向かない
• 上位のDNSサーバに負荷
• 負荷の増減に対する動的な対応ができない
• DHTを利用
– フラットな名前空間、スケーラビリティに優れる
– クライアントの対応必要、特定のIDだけ特別扱いがで
きない
トレーサビリティシステムで
DNS vs. DHT
Requirement
Scalability
on tree-structured name space
on flat name space
DNS
DHT
o
o
Flexibility
o
Easy to maintain
o
heterogeneity
o
Legacy friendly
o
• どちらも一長一短
• なら組み合わせて利用すればいいのでは?
提案機構
• DDM (DNS-DHT Mounter)
– 例えば、1234567.example.com
DHT
DNS
– Translator を用意する、しかしボトルネックになりうる
→DHTのスケーラビリティを活用できず
DNS
DHT
ボトルネック解消のために
• 分散化
– DHTノードそれぞれがトラ
ンスレータになる
• 負荷削減
– ゲートウェイはDHTノード
の把握のみに徹する
– DNSクエリはDHTノードに
転送
– 自分の仕事を極力減らす
評価
• トラフィックの推定
– ゲートウェイ
• 次のように想定
– DNSクエリ数を3590/sec
– DNSクエリサイズを612バイト(要求100バイト、返答512バ
イト)
– トランスレータとのメッセージ500バイト
• 結果、3.5Mbpsの帯域が必要
まとめ
• トレーサビリティシステムにおいてIDBSが
必要
• IDBSとして、DNSとDHTを組み合わせる
手法を提案
• ボトルネックの可能性を示し、その解決方
法を提示
• ゲートウェイに必要とされる帯域を推定