●行動・観察記録● 海の危険(きけん)な生物 い 大きな石にはえた海草は、すべりや すくて危険(きけん)だし、岩場にはフ ジツボやカメノテなど、先がするどく とがった貝がついていて、足や手を切 りやすいので、こうした場所では十分 気をつける必要がある。 海底の海草のしげみの中には毒をも ったオコゼがいたり、ムラサキウニや ガンガゼなどの、するどいトゲのはえ たウニ類がいるので、ふみつけないよ うに用心して歩かなければいけない。 海 の 手 帳 ・ 15 また、クラゲの仲間にも毒のある刺 胞(しほう)をもったアンドンクラゲ、 アマクサクラゲ、カツオノエボシなど がおり、とくにエボシ型の浮(う)きぶ くろをもち、アイ色をしたカツオノエ ボシは毒性が強く、これにふれるとは げしいいたみをともなって皮膚(ひふ) がはれあがるので、もしみつけたらよ けて泳ぐ。もしさされた場合は、海水 でよくあらってから氷や冷水でひやし て、病院へ行こう。 つ 月 日 曜日 天気 だ れ と ど こ で 何をした 見たこと・聞いたこと・気づいたこと カメノテ アンドンクラゲ アカクラゲ 行ったところの地図や観察したものをかいてみよう ハオコゼ カツオノエボシ ゴンズイ ムラサキウニ ウツボ 30 31
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