金融の基本Q&A50 第7章 前半

金融の基本Q&A50
第7章 前半
石塚理紗
以前
商品の生産者と需要
者が商品を取引する
場所で、その取引価
格は主に受給を反し
たものであった。
現在
2000年代に入り金融緩和などに
より流動性が拡大。新たな投資
対象を求め、上昇傾向であった
商品市場に流れ込んだ。また、
商品が投資
中国が新たな発展段階に入り、
へ変化
工業化インフラ整備により資金
需要が高まり、市況が上昇。大
口投資家の資金が商品市場に
流れ込み、金融と商品市場の関
係がさらにつよくなった。
90年代後半
金融自由化
バブル崩壊後の金融危機が深刻
銀行統合の機運が高まる。
80年代後半に23行あった大手銀
行は、11年までに7つのグループ
にまとまる。
地銀は目立った再編の動きは
ない。これは再編した場合、デメ
リットの方が大きいからである。
日本の収益性は他国
に比べ低い。
投資銀行や海
日本の銀行も収益性
を上げるために、競争
外事業への
の激しい国内預貸金シフト
事業から、より収益性
の高い事業分野に
徐々にシフトする。
Ex
①アジアや北米などにおける銀行業務(海外事業)
②M&Aや証券事業などの投資銀行業務
③金融商品販売などのリテール事業
格付けとは…
民間企業や政府の発行債権や、
証券化商品の
元本・利子が予定通りに支払われ
る可能性、つまり信用力の高さを
民間会社である格付機関が独自
に判断したもの。
代表的な格付け会社
ムーディーズ
スタンダード・アンド・プアーズ
etc…
日本の商品先物市場の今後