スライド タイトルなし

学習技法
-平成20年度G18東京工科大学
コンピュータサイエンス学部
担当教員 亀田弘之
- 1 -
©
自己紹介
氏 名:亀田弘之
出生地:福岡県北九州市
年 齢:49歳
誕生日:7月4日
趣 味:サッカー・音楽
得意科目:数学
今熱中していること:
game programmingの勉強
- 2 -
©
亀田のオフィス:研A-601
(CS学部事務室の向かい)
研究室:研A-603
後で見学に行きましょう!
- 3 -
©
ここで出席を取ります
- 4 -
五十嵐 裕行
イガラシ ヒロユキ
岩瀬 大地
イワセ ダイチ
太田 達志
オオタ サトシ
甲斐 俊治
カイ トシハル
我如古 駿太
ガネコ シュンタ
小池 達広
コイケ タツヒロ
酒井 秀巳
サカイ ヒデミ
島田 由真
シマダ ユウマ
関口 航平
セキグチ コウヘイ
多田 高志
タダ タカシ
中込 一希
ナカゴミ カズキ
根本 一樹
ネモト カズキ
檜垣 隆志
ヒガキ タカシ
細川 泰弘
ホソカワ ヤスヒロ
南 匠
ミナミ タクミ
柳 惠太
ヤナギ ケイタ
吉原 智哉
ヨシハラ トモヤ
17名
©
名札を作ります
1.
2.
3.
4.
紙を受け取る
紙を4つ折りにする
自分の名前を書く
机の上に名札として立てる
(授業終了後回収します)
- 5 -
©
今日の内容
1. 「学習技法」って何するの?
- 6 -
©
「学習技法」の授業概要
自分の将来を考え、その実現に向け
た基礎を固めることを基本とする。
実践的な授業とするため、①自分の
将来イメージを具体化する、②コ
ミュニケーション能力を強化する、
③大学で活動する社会的な基盤を形
成する、を3本柱とする。
- 7 -
©
「学習技法」の授業概要
自分の将来を考え、その実現に向けた基礎
を固めることを基本とする。
実践的な授業とするため、
① 自分の将来イメージを具体化する、
② コミュニケーション能力を強化する、
③ 大学で活動する社会的な基盤を形成す
る、を3本柱とする。
- 8 -
©
学習技法の各回の講義の位置付け
[授業計画]:
第1回 学習技法の狙いを確認し、自己紹介も行う
*
まずは ●大学に慣れ、●話せる関係を築く、と共に
第2回 課題の文章を作りながら、文章を書くことに慣れていく
●文章を書くことにも慣れていく ⇒ 今回の資料例 *
第3回 事務局、学習支援センターなどを理解 (学部の合同講義)
第4回 Webの活用法、メールの活用法と留意点などを理解
種々の課題に取組ませながら、
第5回 与えられた課題について、情報を集め発表の準備をする
● 大学での勉学のポイントを教え込み、
第6回 課題の発表を行い、発表された内容について討論する
● 仲間の前で発表すること、
● 発表された事などについて討論すること、
第7回 理科系の文章の組立て方法やパラグラフ構成等を学ぶ
● 与えられたテーマで文章を書くこと、に慣れさせる
第8回 本を読んだ感想を発表しあい、図書館の活用法も理解
第9回 グループ毎に調査した履修モデルやコースを紹介しあう
学習技法の仕上げとして ●履修モデルを理解させ、
第10回 4年次生、大学院生の就活・卒業課題の調査結果を報告
●先輩の活動にふれて卒業までの道筋を実感させ、
第11回 将来設計や履修計画をまとめ、メール作成の要点も確認
●将来計画をまがりになりに考えさせると共に、
第12回 コースの紹介など (学部の合同講義)
第13回 将来設計と履修計画を発表・討論し、まとめを行う
最終回には ●履修計画をまとめて発表・討論をする
注: *適宜、前期の履修登録についても学ぶ
- 9 -
©
〔平成20年度〕
配布資料-1
学習技法 〔第1回〕
2008年4月16日
〔講義の狙い〕
学習技法では、大学とは何をするところかを考えながら、
将来の就職、進学に向けた学習計画を立案し、その実現
に向けた基礎を固めることを基本とする。
自らの将来イメージの具体化、コミュニケーション能
力の強化を進めると共に、学部やその中に設けられた
コースでの勉学に関する理解を深める。また、大学での
勉学の基盤となる理科系の作文技術の要点を把握し、実
験などのレポート作成の基礎を身につける。
< 亀田弘之 >
[email protected]
- 10 -
コンピュータサイエンス学部
©
第1回: 学習技法の狙い
今日の講義の狙い
今回は、「学習技法」の第一回として、皆さ
んに以下のポイントを理解して貰う。
 「学習技法」の講義で、皆さんに何を学んで
貰いたいかを理解する。
 「自己紹介」を行い、クラス中での対話を進
める切っ掛けとする。
 大学で勉学を積み上げていく上で欠かせない
履修登録についても理解する。
- 11 -
 配布資料-1〔本資料〕
©
今日の講義の狙い
クラスの仲間は
どんな人たちかな?
学習技法っ
て
何を習うの?
- 12 -
履修登録
って?
何をすれば
いいの?
©
学習技法で何に取組むのか?
自分の将来
イメージを具
体化する
大学で活動す
る社会的な基
盤を形成する
コミュニケーション
能力を強化する
- 13 -
©
自己紹介をする
〔なぜ、自己紹介?〕
 他人は、何も知らない人には話しかけ難い
話す切っ掛けになる材料をクラスの中で共有
他愛のない話がお互いに気楽でいい
〔自己紹介のポイント例:〕




氏名を、使われている文字も含めて紹介。
出身地、育った土地を紹介 <言いたくなければ省略>
宿題の「自分の学習履歴」の要点を材料にしていい
差し障りの無い範囲で、趣味・好きなもの・記憶に残る
経験なども紹介すると、話しかける材料に。
 いきなり口頭で発表しようと思うと、つらいので、
メモに書いてから自己紹介をするのが無難
- 14 -
©
前期で24単位(上限)を修得するには
必修の科目を全部:〔総計18単位〕
学習技法 〔2単位〕
コンピュータサイエンス概論〔2単位〕
コンピュータ操作演習I 〔2単位〕
コンピュータ概論I 〔2単位〕
微分積分I、線形代数I 〔総計4単位〕
フレッシュマンズイングリッシュRI、CI 〔総計2単位〕
講義付き実験 <前期2種> 〔総計4単位〕
実質的必修の選択必修科目を全部:〔総計2単位〕
プログラミング技術I 〔2単位〕
選択必修・選択科目を2科目:〔総計4単位〕
例: 人文社会: 1科目
履修モデルを
参考にして選択
例: 心身ウエルネス/自然科学: 1科目
- 15 -
©
時間割をどう固めていくか:Aクラス
AGクラス(学籍番号奇数・月曜実験)の例
月
火
1
生物(合AB)/心身
ウエルネス系科目
〔コンディショニング
(合AB)〕
/化学補習(合AB)
*フレッシュマン
イングリッシュCI
(AE1-9)
2
人文社会系科目
〔法学(合AB)、政治
学(合AB)〕
3
4
5
*講義付き実験:
実験(AG1~4:月)
*:必修科目
水
木
金
*講義付き実
験:講義(AB)
人文社会系科目
〔科学技術史
(AB)/ 芸術論(合
AB)〕
*線形代数 I
(AS1-2)
*学習技法
(G1-38)
心身ウエルネス
系科目 〔栄養と
サプリメント(合
AB)〕
心身ウエルネス系
科目 (スポーツ実
技I (A))
*コンピュータサ
イエンス概論 (A)
*コンピュータ
概論I(P~R)
*フレッシュマンイ
ングリッシュRI
(AE1-9)
*微分積分 I
(AS1-2)
*コンピュータ操
作演習I(AC1-4)/
プログラミング技
術I(AP1-4)
数学(補習)
(合A/合B)
*コンピュータ操作
演習I(AC1-4)/プ
ログラミング技術I
(AP1-4)
注1: コンピュータ操作演習I は前期第1週~第6週に、プログラミング技術I は前期第7週~第12週に開講
注2: AMクラスは 「講義付き実験:実験」 が木曜日の4・5時限に移るだけ
- 16 -
:必修・実質的必修科目
©
時間割をどう固めていくか:Aクラス
AGクラス(学籍番号奇数・月曜実験)の例
月
1
生物(合AB)/心身
ウエルネス系科目
〔コンディショニング
(合AB)〕
/化学補習(合AB)
2
人文社会系科目
〔法学(合AB)、政治
学(合AB)〕
3
4
5
*講義付き実験:
実験(AG1~4:月)
火
水
*:必修科目
木
金
人文社会系科目
〔科学技術史
(AB)/ 芸術論(合
AB)〕
*線形代数 I
(AS1-2)
*学習技法
(G1-38)
心身ウエルネス
系科目 〔栄養と
サプリメント(合
AB)〕
心身ウエルネス系
科目 (スポーツ実
技I (A))
*コンピュータサ
イエンス概論 (A)
*コンピュータ
概論I(P~R)
*フレッシュマンイ
ングリッシュRI
(AE1-9)
*微分積分 I
(AS1-2)
*コンピュータ操
作演習I(AC1-4)/
プログラミング技
術I(AP1-4)
数学(補習)
(合A/合B)
人文社会系で
*講義付き実
験:講義(AB)
1科目を選択
*フレッシュマン
イングリッシュCI
(AE1-9)
「生物」もしくは「心身
*コンピュータ操作
演習I(AC1-4)/プ
ウエルネス系で1科
目を選択ログラミング技術I
(AP1-4)
注1: コンピュータ操作演習I は前期第1週~第6週に、プログラミング技術I は前期第7週~第12週に開講
注2: AMクラスは 「講義付き実験:実験」 が木曜日の4・5時限に移るだけ
- 17 -
:必修・実質的必修科目
©
卒業までの最初の関門: 2年次進級要件
2年次生になるには、次の3条件が必要
① 「自然科学系の講義付き実験」を4単位以上
(2テーマ以上)修得
② 「コンピュータ操作演習 I」の2単位を修得
③ 上記①、②を含めて28単位以上を修得
 本来は1年次で40単位以上を修得すべき
2年次進級要件は2年次以上の履修を進める
最低限で、28単位程度だと後で苦労 〔3年次
末に卒業課題着手要件を満たせず留年〕
 コンピュータ操作演習 I は、きちんと出席して
必ず単位を取る(多様な授業の基盤)
- 18 -
<学生便覧: P.65>
©
今日の内容
1. 「学習技法」って何するの?
2. 自分の時間割を作ろう
 EXCELの使い方を覚えよう
- 19 -
©
今日の内容
1. 「学習技法」って何するの?
2. 自分の時間割を作ろう
 EXCELの使い方を覚えよう
3. 今後の予定
- 20 -
©
- 21 -
©
- 22 -
©
次回の学習技法
次回は、「学習技法」の第2回として、皆さんに以
下のポイントに取り組んで貰う予定
 宿題の「私の学習履歴書<宿題例>」を提出し、発表も
 書くことに慣れるため、「道案内<課題例1>」 もしくは
「参考書・第1章の要約<課題例2>」を作成し、発表も
 前期の履修登録についても、再確認
以下の点について、準備をして貰う
 宿題の「私の学習履歴書<宿題例>」を仕上げておく
 「参考書・第1章<課題例2>」を読み、要点を整理しておく
 「学生便覧 IV.コンピュータサイエンス学部の履修」を読
んでおく
- 23 -
©
〔平成20年度〕
配布資料-2
学習技法 〔第2回〕
2008年4月23日
〔講義の狙い〕
学習技法では、大学とは何をするところかを考えなが
ら、将来の就職、進学に向けた学習計画を立案し、その
実現に向けた基礎を固めることを基本とする。
自らの将来イメージの具体化、コミュニケーション能
力の強化を進めると共に、学部やその中に設けられた
コースでの勉学に関する理解を深める。また、大学での
勉学の基盤となる理科系の作文技術の要点を把握し、実
験などのレポート作成の基礎を身につける。
< 担当教員名 >
<tantou>@cs.teu.ac.jp
- 24 -
コンピュータサイエンス学部
©
第2回: 書くことに慣れよう
今日の講義の狙い
今回は、「学習技法」の第2回として、皆さ
んに以下のポイントを中心に理解して貰う。
 宿題の「私の学習履歴書<課題例>」をもとに、
簡単な発表をする
 「道案内を書いてみる<課題例1>」 もしくは 「参
考書・第1章<課題例2>」の要約を作成する。
作成した内容をもとに、簡単な発表をする
 前期の履修登録についても再確認する
- 25 -
 配布資料-2 〔本資料〕
©
作った履歴書を話し合ってみよう
学習履歴書には何が書かれているか:
それぞれの時期に持っていた「興味」、「将来
の夢」は、皆さんの今につながっている
好きだった科目は、皆さんの力になっている。
学習履歴から見えてきた自分の将来は、無
理のない自分の進み方につながる。
履歴書に書いた自分を出発点に、以下を整理し
て発表してみよう
自分の将来像について差し支えない程度に
意見を言ってもらう
自分として効果のあがる学習の取組み方を、
紹介してもらう
©
- 26 -
作文例1: 「道案内」を書いてみよう
「道案内」とは:
 場所を知らない人が目的地に到着できる案内
 誰でも分るような内容を書く必要がある
家から大学までの通学経路の道案内を作ってみよう
「道案内」の書き方には:
 知らない人には、全体像を分らせたらいい
おおまかな経路をまず示す
 その上で、どのようにすれば大学まで辿りつけるか、
書いてみる。
 あまり細かすぎても読んでは貰えない。初めての人
が迷わない要点に絞って書き出せばいい。
- 27 -
©
作文例2: 文章の要約を書いてみよう
文章の要約とは:
文章は、本来は全部を読むべきだが、要点は短いも
ので表現出来る。これが要約
文章を読み、要点を探し出すことは、勉学でも、将来
の仕事の中でも、大事な能力になる
自分なりでいいから、要約を作ってみよう
対象の文章「参考書の第1章」にどう取組むか:
章内の目次を書き出してみよう: これが骨組み
「1.2 この書物の目標」は、一番大事な部分。著者が
何を学んでもらいたいかを書いているので、要点を
抜き出そう。
「1.3 作文について」は、その背景を説明。ざっと何
が書かれているかまとめればいい。
- 28 -
©
次回の準備
次回は、合同クラスで「大学を活かすために」
というテーマのもとに、以下を学ぶ
 教務課で何が出来るか?何時行くべきか?
 学生課で何が出来るか?何時行くべきか?
 学習支援センターで何が出来るか?
これまでの大学生活の中で「どんな事を知り
たかったか」、「何に困ったか」をアンケートに
書き出してみよう
<アンケート用紙を用意して回収する想定>
⇒アンケート結果を、次回の内容にも反映
- 29 -
©
次回の学習技法
次回〔5月7日〕は、「学習技法」の第3回として、
片柳研究所棟 KCB-01に集り、合同クラスで
「大学を活かすために」というテーマのもとに、
以下を学ぶ
 大学でよく利用する教務課、学生課、学習支
援センターなどで何が相談できるか、どんな時
に行くべきなのかを理解する。
今日書き出した他にも 「知りたいこと」、「困っ
ていること」がないか、確認しておこう
 「履修登録の確認」と「修正」の手続きについ
ても理解する
- 30 -
©
予備スライド群
必要に応じて、適宜追加して使用













-
学習技法の講義計画 <例> ・・・・・・・・・・・・・・・講義計画の実施例
学習技法とは
・・P.5は、これの集約
学習技法の3本柱:実践的な活動を狙う
宿題例: 履歴書を作り、将来を考えてみよう
・・・・・課題設定例
作文例3:「入学の動機と抱負」をどう書くか
前期の勉学をどのように進めるか
・・・・P.7に至る導入記述例
どこで何をみるのか
時間割をどう固めていくか:Bクラス
・・・・・・P.8、9のBクラス版
時間割をどう固めていくか:Bクラス
履修登録とは 〔学生便覧 3・4章〕 ・・・・・・・履修登録関連の詳細
カリキュラム(教育課程)の概要
・・・・・・履修の流れの紹介
卒業までの科目群別の履修例
後期に24単位(上限)を修得するには ・・最後の方の講義で紹介
©
31 -
学習技法の講義計画 <例>
[授業計画]:
第1回 学習技法の狙いを確認し、自己紹介も行う*
第2回 課題の文章を作りながら、文章を書くことに慣れていく*
第3回 事務局、学習支援センターなどを理解(学部の合同講義)
第4回 Webの活用法、メールの活用法と留意点などを理解
第5回 与えられた課題について、情報を集め発表の準備をする
第6回 課題の発表を行い、発表された内容について討論する
第7回 理科系の文章の組立て方法やパラグラフ構成等を学ぶ
第8回 本を読んだ感想を発表しあい、図書館の活用法も理解
第9回 グループ毎に調査した履修モデルやコースを紹介しあう
第10回 4年次生、大学院生の就活・卒業課題の調査結果を報告
第11回 将来設計や履修計画をまとめ、メール作成の要点も確認
第12回 コース紹介、学んだことの確認など (学部の合同講義)
第13回 将来設計と履修計画を発表・討論し、まとめを行う
注: *適宜、前期の履修登録についても学ぶ
- 32 -
©
学習技法とは
大学における勉強とは:
自らを律しながら学んでいく
文化や知識の継承、考える力の涵養、学術
研究への貢献や社会人に向けたキャリアの
形成、といった様々な目的を達成していく。
普遍的な真理を学びつつ、環境・条件に応じ
た様々な答えも探求していく
これまでの勉強とは、取組み方も内容の拡がり
も大きく変わってくる
これに備えるのが「学習技法」: 将来計画を考
え、書く力・発表する力・討論する力・情報を集め
る力などの大学で必要となる能力を伸ばし、相
談できる仲間も作り、履修計画も仕上げる
- 33 -
©
学習技法の3本柱:実践的な活動を狙う
自分の将来イメージの具体化する
自分の将来について、極力具体化に考えてみる
具体化した将来計画に応じた履修計画も作成
2年次のキャリア形成法で更に自己実現を具体化
コミュニケーション能力を強化する
自己紹介などを気楽に発表できるようにする
仲間の間で質疑や議論が出来るようにする
文章の書き方の基本を修得し、勉学に生かす
大学で活動する社会的な基盤を形成する
指導教員と気楽に話せるようにする
クラス仲間と学内情報を交換できるようにする
大学に来たら掲示を必ず見るようにする
Web活用術、メール活用術、履修マナー等を修得する
- 34 -
©
宿題例: 履歴書を作り、将来を考えてみよう
これまでの学習履歴を書いてみよう:
それぞれの時期に持っていた「興味」、「将来
の夢」は、皆さんの今につながっている
好きだった科目は、皆さんの力になっている。
効果のあがる学習の取組み方は、一人一人
違っていていいが、他の人の工夫が大いに役
に立つ場合も。
これまでの履歴を思い出して、要点をメモした上
で、学習履歴書に具体的に書き出すと、思わぬ
自分が見えてくるかも。
履歴書に書いた自分を出発点に、大学でこれか
らやってみたい事も書いて、次回に提出。
- 35 -
©
作文例3:「入学の動機と抱負」をどう書くか
課題: 履歴書もふまえ、あなたが、なぜ東京工科大学に
入学したのか、コンピュータサイエンス学部で何を
学びたいと思っているかについて宿題で仕上げる
〔課題の考え方と書き方のポイント〕
 「期待されるイメージにあった自分」をPRできる内容を
書く能力を身につけることが狙い。全てを、ありのまま
を正直に書く義務は無い。
 しかし、事実を基盤にした方が説得力がある。
与えられた課題に関する自分の考えの大きな方向、関
連する自分のエピソード、を材料として集める。
上記の材料をストーリになるように並べ替え、文章が
流れるように文章を追加し、繋がりをリファインする。
 何回か書く機会を持って慣れていく事で、人生の中で
の大事な局面で、上記の能力を発揮出来るようにする。
- 36 -
©
前期の勉学をどのように進めるか
学習技法の中で、大学の4年間でどのように勉
学を進めていくかを学んでいくが、まずは、1年
次前期にどのような科目を履修するか、決める
必要がある。
この前期に履修を決めた科目は、4月25日まで
に大学に登録しないといけない:
どこで何を見れば、決めていかれるのか?
科目の選択をどのように進めればいいのか?
履修科目の登録をどのようにするのか?
を、これから確認してみよう。
- 37 -
©
どこで何をみるのか
以下の資料を良く読もう:
 学生便覧の中の履修要項
 特に、教育課程表が重要
 シラバス
 1年次に学べる科目の内容を確認
 時間割
 時間的に重なりのない科目を選ぶ
 教務ガイダンス資料
 講義つき実験のクラスを確認し、時間割上で
開講時間を確認する
 他の科目は学籍番号の奇数(A)、偶数(B)
で開講時間が決まる
- 38 -
©
時間割をどう固めていくか:Bクラス
BFクラス(学籍番号偶数・金曜実験)の例
月
1
生物(合AB)/心身
ウエルネス系科目
〔コンディショニング
(合AB)〕
/化学補習(合AB)
2
人文社会系科目
〔法学(合AB)、政治
学(合AB)〕
3
*コンピュータサイエ
ンス概論 (B)
4
5
*コンピュータ操作演
習I(BC1-4)/プログラ
ミング技術I(BP1-4)
火
*線形代数 I
(BS1-3)
*フレッシュマンイ
ングリッシュCI
(BE1-9)
*:必修科目
水
木
*講義付き実
験:講義(AB)
人文社会系科目
〔科学技術史
(AB)/ 芸術論(合
AB)〕
*学習技法
(G1-38)
心身ウエルネス
系科目 〔栄養と
サプリメント(合
AB)〕
*微分積分 I
(AS1-3)
*コンピュータ
概論I(P~R)
*フレッシュマンイ
ングリッシュRI
(BE1-9)
心身ウエルネス系
科目 〔スポーツ実
技I (合B)〕
*コンピュータ操
作演習I(BC1-4)/
プログラミング技
術I(BP1-4)
*講義付き実験:
実験
(BF1~4:金)
数学(補習)
(合1/合2)
金
注1: コンピュータ操作演習I は前期第1週~第6週に、プログラミング技術I は前期第7週~第12週に開講
注2:BTクラスは 「講義付き実験:実験」 が火曜日の4・5時限に移るだけ
- 39 -
:必修・実質的必修科目
©
時間割をどう固めていくか:Bクラス
BFクラス(学籍番号偶数・金曜実験)の例
月
1
生物(合AB)/心身
ウエルネス系科目
〔コンディショニング
(合AB)〕
/化学補習(合AB)
2
人文社会系科目
〔法学(合AB)、政治
学(合AB)〕
3
*コンピュータサイエ
ンス概論 (B)
4
5
*コンピュータ操作演
習I(BC1-4)/プログラ
ミング技術I(BP1-4)
火
水
人文社会系で
*講義付き実
験:講義(AB)
1科目を選択
*線形代数 I
(BS1-3)
*フレッシュマンイ
ングリッシュCI
(BE1-9)
*:必修科目
木
金
人文社会系科目
〔科学技術史
(AB)/ 芸術論(合
AB)〕
*学習技法
(G1-38)
心身ウエルネス
系科目 〔栄養と
サプリメント(合
AB)〕
*微分積分 I
(AS1-3)
*コンピュータ
概論I(P~R)
*フレッシュマンイ
ングリッシュRI
(BE1-9)
心身ウエルネス系
科目 〔スポーツ実
技I (合B)〕
「生物」もしくは「心身
数学(補習)
*コンピュータ操
ウエルネス系で1科
(合1/合2)
作演習I(BC1-4)/
目を選択 プログラミング技
*講義付き実験:
実験
(BF1~4:金)
術I(BP1-4)
注1: コンピュータ操作演習I は前期第1週~第6週に、プログラミング技術I は前期第7週~第12週に開講
注2:BTクラスは 「講義付き実験:実験」 が火曜日の4・5時限に移るだけ
- 40 -
:必修・実質的必修科目
©
履修登録とは 〔学生便覧 3・4章〕
履修したい全ての科目について履修登録が必要:
 一人一人で履修したい科目は違うから、皆さんのそれ
ぞれが、自分の履修科目の登録を行う必要がある。
 登録出来るのは24単位まで。その手順は:
パソコンからWebで履修用のページをアクセスして、
自分の履修したい科目を登録 〔4月21~25日〕
注:他学部の科目の履修登録はこの時期のみ
Webで登録結果を確認<Webもしくは情報端末で>
登録を修正する場合、文書で訂正〔5月12日、13日〕
 正しく履修登録されていない科目は、授業に出席しても、
期末試験を受験しても単位を修得できない。
登録した内容が、実際に受講している授業科目・クラ
ス・担当教員と一致していることを、必ず確認
- 41 -
©
〔参考〕
1
年
2
年
3
年
4
年
- 42 -
カリキュラム(教育課程)の概要
基礎教育科目:
コンピュータ
サイエンス
概論
講義
付き
実験
〔大学人としての
基礎を固める〕
専門基礎
教育科目:
キャリア
形成法
系
実験
I・II
〔基盤技術を修得〕
専門
教育科目:
〔専門を究める〕
系
実験
III・IV
学習
技法
雇用
環境学
創成
課題
就活
卒業課題 I・II
〔学部教育の集大成〕
©
〔参考〕
卒業までの科目群別の履修例
4
基礎
教育科目
(48単位以上)
11 コースの特色は、主に
34
に
専門基礎
教育科目
(32単位以上)
専門
教育科目
(44単位以上)
専門教育科目と共通
人文社会・外国語・コンピュータ基礎・数理
技術教育科目の選択
科学・心身ウエルネス・人間形成の各群
49
単位
22
10
共通・コンピュー
タ・ネットワーク・シ
ステムの各系
2
1年次
自然科学・バイオ、基礎技術、
数理、講義付き実験の各群
32
単位
8
60
単位
38
12
2年次
3年次
4年次
©
- 43〔システムエンジニアリングコース履修モデルでの例〕
-
合計
後期に24単位(上限)を修得するには
必修の科目を全部:〔総計12単位〕
コンピュータ操作演習II 〔総計2単位〕
コンピュータ概論II 〔総計2単位〕
微分積分II 〔2単位〕
フレッシュマンズイングリッシュRII、CII 〔総計2単位〕
講義付き実験 <後期2種> 〔総計4単位〕
実質的必修の選択必修科目を全部:〔総計2単位〕
プログラミング技術II 〔2単位〕
選択必修・選択科目を5科目:〔総計10単位〕
例: 数理科学系: 1科目
履修モデル
例: 人文科学系: 1~2科目
を参考に
例: 心身ウエルネス/人間形成系: 2~3科目 して選択
- 44 -
©
〔参考〕
履修上の注意 〔学生便覧 5章〕
履修科目の選択にあたって、以下を考える必要がある:
 各学期に選択できる単位は最大24単位まで
(成績優秀者は、次の学期は 4単位を追加可能)
 不合格なら、その科目の単位を取るには再履修が必要。
この場合、下の学年の科目を履修登録することになる
が、時間割上、履修が困難な場合があることに注意。
 上級年次科目の履修は推奨しないが、担当教員が許
可した場合は可能 〔必修科目・専門教育科目を除く〕
 他学部の開講科目〔共通技術教育科目〕は履修可能。
⇒最大6単位まで卒業要件の単位に繰り込める
 他大学及び放送大学の開講科目は履修可能。
⇒最大4単位まで卒業要件の単位に繰り込める
 既に履修した科目・同一時間帯の複数科目は、履修登
録出来ない。
- 45 -
©
〔参考〕
卒業までの科目群別の履修例
4
基礎
教育科目
(48単位以上)
11
34
専門基礎
教育科目
(32単位以上)
専門
教育科目
(44単位以上)
人文社会・外国語・コンピュータ基礎・数理
科学・心身ウエルネス・人間形成の各群
22
10
共通・コンピュー
タ・ネットワーク・シ
ステムの各系
2
12
1年次
2年次
自然科学・バイオ、基礎技術、
数理、講義付き実験の各群
49
単位
32
単位
8
60
単位
38
3年次
4年次
©
- 46〔システムエンジニアリングコース履修モデルでの例〕
-
合計
講義を始める前に
 講義に参加するのは社会的な行為:
 教室にいる皆が同じ空間を共有している。
基本的なマナーを守らないと、周囲の人
の勉学の妨げになる
 人に迷惑を与える自分勝手はやめて貰う
例えば「運転」も極めて社会的な行為
 具体的には:
 私語は絶対にしないように
小さい声でも、周囲の人の勉強の妨げ
 携帯電話は切っておくように
 遅刻はしないように
- 47 -
©
質問のススメ
聞く人(学生)と話す人(教員)との認識のギャッ
プを埋める
皆さんが能動的に話を聞くことを可能にする
場を活性化
学生の質問は身近に感じられる
ある人の疑問は、他の人の疑問でもあることが多い
これまでの学校生活で慣れていないかもしれな
いが、質問を考え・発する習慣を学習技法で育
てていこう
具体的な質問が意義のある対話につながる。ま
ずは自分で考えて、分らない点をはっきりさせて
から質問しよう。
- 48 -
©