研磨手法の確立に向けて - Department of Astronomy

研磨関係進捗報告
やといつき研磨セットアップ
(株)ナノオプトニクス・エナジー
高橋啓介
2011/04/23
第23回新技術望遠鏡技術検討会
株式会社ナガセインテグレックス第1ホール
やといつき研磨 効能
全ての点に対してパッドの滞在時間を揃えるのが理想
エッジ付近の研磨が難しい理由→パッドが落ちてしまうから
パッドが落ちないようにする!
セグメント
やとい
研磨に要する時間を大幅に削減できる可能性
やといつき研磨の流れ
やとい:R大側円弧×2、側面×2、R小側円弧×1
1:やといのみで研削(上下辺、左右辺のセット)
2:セグメント研削、やとい設置
→レベリングブロックで高さ調整(段差5um以内目標)
→ナガセインテグレックス製剣山治具で高さ固定
3:CGHで形状を確認しながら研磨
やといつき研磨までの流れ
やとい:R大側円弧×2、側面×2、R小側円弧×1
1:やといのみで研削(上下辺、左右辺のセット) ~1月末
2:セグメント研削、やとい設置
→レベリングブロックで高さ調整(段差5um以内目標)
→ナガセインテグレックス製剣山治具で高さ固定
3:CGHで形状を確認しながら研磨
やといつき研磨までの流れ
やとい:R大側円弧×2、側面×2、R小側円弧×1
1:やといのみで研削(上下辺、左右辺のセット)
2:セグメント研削、やとい設置 ~4月22日
→レベリングブロックで高さ調整(段差5um以内目標)
→ナガセインテグレックス製剣山治具で高さ固定
3:CGHで形状を確認しながら研磨
やとい設置のポイント
・測定時にセグメントに影響がないように接触させない
スラリーが垂れる→隙間はできるだけ小さい方が良い→0.5mm
・セグメントとの段差
→0が理想だが、どちらかといえばやといが高い方がよい
→5um以内に
・研磨パッドによる圧力対策
→100Nで押したときの変化が5um以内になるように支持点
・温度変化によるやといの変形防止
片側が濡れた状態では、気化熱による温度変化で10数umの変形
→ビニールハウスで湿度を保ち、蒸発を防ぐ
やとい設置の流れ
やとい配置終了
側面やといの設置
セグメントの変形、転覆防止の剣山冶具
内周側やといの設置
4.00
3.00
2.00
1.00
0.00
L1
u
-1.00
m
-2.00
L2
L3
-3.00
-4.00
-5.00
-6.00
0
20
40
mm 60
80
100
今後の予定
・来週から研磨開始
・5月中に蒸着試験用を完成させる
この後、工場にて
デモ研磨を行います。