(事業主の方へ) 「トライアル雇用」と「有期実習型訓練」を 一緒に実施してみませんか? 求職者の適性を見極めた上で正社員(常用雇用)への移行を図る「トライアル雇用」と、 企業実習と座学を組み合わせて行う実践的な職業訓練である「有期実習型訓練」の併 用ができるようになりました。 正社員雇用への確実な移行 •3カ月の試行雇用期間に、実践的・体系的な訓練を行いながら、対象者 の適性を見極められるので、正社員への移行をより確実なものにできます。 適切なマッチング •ハローワークで求職者に対するキャリア・コンサルティングを実施し、 ジョブ・カードを交付した上で、求人企業への紹介を行いますので、より ニーズにマッチした人材が期待できます。 2つの助成金を受給可能 •トライアル雇用に対する「試行雇用奨励金」(対象者1人当たり最大12 万円)と、有期実習型訓練の実施に要した経費に対する「キャリア形成 促進助成金」の受給が可能です(一定の併給調整があります)。 実施に当たっての主な留意点 ◆ 雇用する期間(=訓練の実施期間)が、「3カ月」 の場合に限られます。 この場合の「3カ月」とは、雇用する日を起算日として、3カ月後の応当日の前日までをいいます。 ただし、応当日のない月の場合、「応当日の前日」はその月の末日となります。 一般的な例 :「4月1日~6月30日」、「7月16日~10月15日」 応当日がない場合の例: 「1月31日~4月30日」 、「11月30日~2月28日(うるう年でない場合)」 ※対象者の職業能力が訓練の目標に達していないなど、常用雇用への移行の見極めが難しい場合は、その理由 を明確に示し、本人の同意を得ることで、最大6カ月までの延長が認められます。 対象者は、ハローワークから紹介を受けた人で、トライアル雇用と有期実習型訓練の対象者要件 の両方に該当することが必要です。 【トライアル雇用の対象者】 ○45歳以上の中高年齢者 ○40歳未満の若年者等 ○母子家庭の母等 ○季節労働者 ○中国残留邦人等永住帰国者 ○障害者 ○日雇労働者・住居喪失不安定就労者・ホームレス 【有期実習型訓練の対象者】 ○フリーターなど正社員経験が少ない人 ○新規学卒者 「トライアル雇用」と「有期実習型訓練」を併用しない場合、「トライアル雇用」のみで実施する ことは可能ですが、「有期実習型訓練」のみで3カ月の訓練を実施することはできません。 厚生労働省・都道府県労働局・ハローワーク
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