銀行向け 公的資本注入 08BA154K 高橋 和真 ●金融機能強化法について →金融機能の強化のための特別措置に関する法律 ○金融不安を起こさないよう、特に地域の金融機関 に対して、健全行にも予防的に公的資金による 資本増強ができる制度を組み込んだ。 ○おもに公的資金の投入を通じて地域金融機関の経営 を 立て直すことを狙いとする。 改正金融機能強化法 ●本年度第2次補正予算案で注入枠を 2兆円→12兆円に増加 ●破綻を防ぐ目的だった過去の注入と異なり、 健全行の中小企業融資を後押しするための 資本注入 公的資金なんか要求しない。 要求したら印象が悪い銀行に なってしまう。 このように、風評リスクが公的資金をさける最大の要因。 そこで注入先として、全国の有力地銀が注目されている。 しかし 地域を支えてきた有力地銀が、健全性を維持しているの に公的資本を受け入れるかは微妙である。 北洋銀行、福邦銀行、南日本銀行へ の公的資本注入 全国の地銀の平均自己資本比率 10.41% りそな銀行への公的資本注入 ●りそな銀行が公的資本注入に至った背景 ①株価下落による保有株式の評価損拡大 ②税効果会計の適用の厳格化 税効果会計とは・・・ 一時差異がある場合、利益を課税標準とする法人税等の額を 適切に期間配分することにより、税引前当期純利益と法人税等 を合理的に対応させることを目的とする手続きのこと 公的資本注入後 今回の公的資本注入と、りそなへの公的資本 注入の違い 北洋・南日本・福邦銀行は主に中小企業向けの資金供 給を見据えた公的資本の注入だったのに対し、 りそな銀行は自己資本比率4%を下回り、破綻を防ぐた めに公的資本を注入した。 論点 公的資本注入を行わずに経営 改善をしたり破綻を防ぐことはで きないか? 感想 今回、この公的資本注入というテーマを勉強してきて、 90年代の銀行がバブル崩壊後にどのような事をして破 綻を免れたのか、そして現在の金融危機から銀行をどう 政府が救おうとしてるのか、そして地銀にどれだけ資金 が回ってないのかという問題など、銀行についてよくわ かった気がします。 この発表においてレジュメやパワポなど、時間の配分 を間違えてしまい、先輩などに助けを求めたり、ご迷惑 をおかけして申し訳ありません。次の発表では、誰かに 頼るのではなく、一から自分で考察し、まとめあげ、内容 の濃い発表や議論ができるように努力したいと思います。
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