No.2お薬について 説明ツールNo.2 お薬について 治療に使われているお薬についての簡単な解説です。 2013年9月26日改訂 No.2お薬について 薬について 統合失調症の治療の中心となる薬を抗精神病薬といい、幻覚や妄想、 考えをうまくまとめることができない、気持ちを上手く表現できない、 意欲がわいてこない、などの症状を改善します。 また、再発の予防に大きな力を発揮します。 症状に応じて補助的に抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬などが処方されたり、 抗精神病薬の副作用を抑える薬が処方される場合もあります。 症状を調整する 抗精神病薬 抗不安薬 抗うつ薬 睡眠薬(睡眠導入剤) 副作用止め 抗パーキンソン病薬 便秘薬(緩下剤) 統合失調症の場合も薬による治療が大切です。 No.2お薬について 服薬について ■薬はきちんと飲み続けましょう 治ったと思っても、自分の判断で薬を飲むのをやめないようにしましょう。 統合失調症は、糖尿病や高血圧のような慢性疾患と同じように、 ある一定期間は服薬を続けることが必要です。 服薬の中断により、再発の可能性が高くなり、再発を繰り返すと症状が悪化し、 回復しにくくなります。 ※薬の数が多くて飲みづらい場合や副作用がつらい場合には、我慢せずに 医師や薬剤師に相談しましょう。 ~規則正しく服薬するための工夫~ 1.日常習慣と結びつける(食事、歯みがきの後に飲む など) 2.ピルケースを使う 3.目に付きやすい場所に薬をおく 4.カレンダーにチェックする など No.2お薬について 剤型について 抗精神病薬には様々な剤型があり、同じ成分の薬でも用途や目的によって 使い分けられています。 ■錠剤・口腔内崩壊錠(OD錠)/液剤/カプセル剤 /細粒・散剤(粉薬) いわゆる飲み薬として一般的なもの ■注射剤 筋肉注射や点滴で使われます。特に、急性期など効果を早く得たいときや、内服が 難しい状態のときに使用されます。 ■デポ剤 筋肉注射の一種で、1回の注射で、2~4週間効果が持続します。 よく薬を飲み忘れる人などの場合に助けになります。 症状を調整する No.2お薬について 抗精神病薬 幻覚や妄想、考えをうまくまとめられない、気持ちをうまく表現できない、 意欲がわかない、などの症状を改善し、また、再発を防ぐ効果があります。 抗精神病薬は、統合失調症の患者さんの脳内で過剰に活動している ドーパミン神経の活動を抑えることで、これらの症状を改善すると考え られています。 抗精神病薬は、従来型抗精神病薬と新規抗精神病薬とに分けられます。 ※抗精神病薬の副作用の出やすさは一様でなく、薬剤の種類や患者さんごとに異なります。 症状を調整する No.2お薬について 抗精神病薬 抗精神病薬の主な効果と特徴を表にまとめました。 ~抗精神病薬の主な効果と特徴~ 1.幻覚や妄想を抑えるか少なくする 2.興奮を抑える 3.考えをまとめる 4.気持ちや神経を和らげる 5.意欲の減退を改善する 6.再発を予防する など 7.長期間飲み続ける必要があります ※抗精神病薬の副作用の出やすさは一様でなく、薬剤の種類や患者さんごとに異なります。 症状を調整する薬 No.2お薬について 従来型(定型)抗精神病薬1 抗精神病薬は、従来型(定型)と新規(非定型)に分けられます。 従来型抗精神病薬は、陽性症状(幻覚・妄想、考えがまとめられない など)に効 果があるとされています。 従来型抗精神病薬は、ドーパミン神経の過剰な活動を抑制することにより症状を 改善しますが、ドーパミンは本来、人間の活動に必要なものであるため、ドーパミ ンの働きを抑えすぎることで副作用が発現することがあります。 症状を調整する薬 No.2お薬について 従来型(定型)抗精神病薬2 従来型(定型)抗精神病薬には主に下記のような副作用が あります。 従来型(定型)抗精神病薬の主な副作用 ドーパミンの抑制によって発現する副作用 手が震える、体が硬くなる など(錐体外路症状と呼ばれるもの) ドーパミンを抑制した結果、プロラクチンというホルモンの放出が 増えて起こる副作用 生理が止まる 乳房がはったり乳汁が分泌される 性欲がわかない その他の主な副作用 のどの渇き、便秘、排尿障害、記憶障害など(抗コリン作用と呼ばれるもの) 症状を調整する薬 No.2お薬について 従来型(定型)抗精神病薬3 抗精神病薬の力価による分類 抗精神病薬は、その投与量により、低力価薬と高力価薬に分類す ることがあります。 一般的に、低力価薬は鎮静作用が強く、高力価薬は陽性症状に対 する作用が強いとされています。 代表な従来型抗精神病薬 低 力 価 高 力 価 薬物名 商品名 クロルプロマジン ウインタミン®、コントミン® レボメプロマジン ヒルナミン®、レボトミン® ハロペリドール セレネース®、ハロステン®、リントン® フルフェナジン フルメジン® 症状を調整する薬 No.2お薬について 新規(非定型)抗精神病薬1 新規抗精神病薬は従来型抗精神病薬に比べて、 錐体外路症状(手が震える、体が硬くなる、など)などの副作用が少なく、従来 型抗精神病薬より長い間にわたって安全に飲めるという特徴があります。 さらに、陽性症状に加えて、気持ちをうまく表現できない、意欲がわいてこない、 などの陰性症状に対する効果も強いといわれています。 しかし、新規抗精神病薬でも薬によっては、体重増加、プロラクチンの上昇、 眠気、口の渇き、心電図の変化などの副作用が出る場合があります。 ※ 一部の薬剤は、糖尿病の方には使用できません。 ※ 新規抗精神病薬を非定型抗精神病薬と呼ぶ場合があります。 症状を調整する薬 No.2お薬について 新規(非定型)抗精神病薬2 新規抗精神病薬は、7種類あります。 新規抗精神病薬は、表に示したような8種類の薬の使用が可能です。 それぞれに特徴があり、専門の先生方は患者さんにとって最も良いと考 えられる薬を選択します。 新規抗精神病薬 薬物名 商品名 アリピプラゾール リスペリドン クエチアピン クロザピン ペロスピロン オランザピン ブロナンセリン パリペリドン エビリファイ® リスパダール® セロクエル® クロザリル® ルーラン® ジプレキサ® ロセナン® インヴェガ® 症状を調整する薬 症状を調整する薬(1) ■抗不安薬 強い不安感や緊張感を和らげるために使います。 飲み続けると耐性(効きにくくなる)や依存性がでることがあります。 また急に服用を中止すると離脱症状(頭痛、手足の振るえ、眠れないなど)が 出る場合もあります。 一度に大量に飲んだり、アルコールと一緒には飲まないでください。 No.2お薬について 症状を調整する薬 No.2お薬について 症状を調整する薬(2) ■抗うつ薬 うつ症状を呈する場合に、憂うつな気分を和らげ、意欲を高めるために使います。 抗うつ薬には、三環系抗うつ薬、四環系抗うつ薬、SSRI(選択的セロトニン再取り 込み阻害剤)、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤)があります。 ■睡眠薬 よく眠れない、寝つきが悪い、早朝に目が覚めてしまう、昼夜逆転など、睡眠のリズムが 狂ってしまう場合に使います。その作用時間によって、長時間型、中間型、短時間型、 超短時間型に分けられ、症状にあわせて処方されます。 症状を調整する薬 No.2お薬について 副作用を抑える薬 ■抗パーキンソン病薬 抗精神病薬を飲んでいるときに、手が震える、体がこわばる、足がムズムズするなど、 錐体外路症状(パーキンソン症状)が出たときに使います。 ■便秘薬(緩下剤) 抗精神病薬、抗うつ薬、抗パーキンソン病薬などを服用していると、その副作用として 便秘症になることがあります。 規則正しい生活をする、水分をたくさん取る、繊維質を多く含む食品をとる、 軽い運動をする、などにより改善することがあります。 No.2お薬について 副作用について ■副作用とは・・・ 本来の効果(主作用)以外の反応のことをいいます。 必ず出るというものではなく、人によって現れる症状も異なります。 「副作用ではないか?」と感じることがあったら、自己判断で服薬を中止したり、 我慢したりせずに、すぐに医師や薬剤師に相談しましょう。 ※統合失調症の治療薬には、副作用の少ない新薬(新規抗精神病薬)もでています。 薬の調整をしてもらってもよいでしょう。 薬の副作用 No.2お薬について 錐体外路症状(1) ■日常の動作障害で、抗精神病薬の代表的な副作用です 抗精神病薬はドーパミン神経の働きを抑える作用があり、それにより 精神症状が改善します。ところが、その抑制作用が強く出すぎると スムーズな体の動きができなくなります。これが錐体外路症状です。 治療方法 薬の種類や量を減らす。 抗パーキンソン病薬を使用する。 副作用の少ない、新しいタイプの抗精神病薬に切り替える。 ※「副作用でないか?」と感じたら、自己判断で服薬を中止したり、我慢したり せずに、すぐに医師や薬剤師に相談しましょう。 ※ 錐体外路症状は社会から疎外される原因や運動能力を必要とする仕事に就きにくくなります。 薬の副作用 No.2お薬について 錐体外路症状(2) ■体がうまく動かない、手が震える(パーキンソン様症状) 手足の筋肉が緊張する 体が前かがみになる、小刻みに歩く 動作が鈍くなる、手や指先が震える ※この症状は自然に消えることも、長く続くこともありますから、 薬の飲み方を変えながら様子を見ていくことが必要です。 治療方法 薬の種類や量を減らす 抗パーキンソン病薬を使用する 副作用の少ない、新しいタイプの抗精神病薬に切り替える ※ これらの症状は社会から疎外される原因や運動能力を必要とする仕事に就きにくくなります。 薬の副作用 No.2お薬について 錐体外路症状(3) ■目が上を向く、ろれつがまわらない(ジストニア) 顔や首が強くこわばる 首が反り返る 目が上を向いたまま正面を向かない 舌が出たままになる ろれつがまわらない 体が傾く、手足がつっぱる ※急性ジストニア(薬を飲み始めて1~5日以内に発現)と遅発性ジストニア(薬を長く飲んでいて発現) があります。患者さんにとってとても不快で日常生活に影響が出る可能性が ありますから、なるべく早く医療機関を受診してください。 治療方法 薬の種類や量を減らす 抗パーキンソン病薬を使用する 副作用の少ない、新しいタイプの抗精神病薬に切り替える 薬の副作用 No.2お薬について 錐体外路症状(4) ■足がムズムズする(アカシジア) 絶えず歩き回る 足を落ち着きなく揺らす 立っているときに足踏みをする じっとして座っている、または立っていることができない ※落ち着きのなさや焦燥感は、他の精神疾患(不安など)と区別が難しい ケースもありますから、医師に診断、対処してもらいましょう。 治療方法 抗パーキンソン病薬を使用する βブロッカーを使用する ベンゾジアゼピン系薬剤を使用する 薬の種類や量を減らす 副作用の少ない、新しいタイプの抗精神病薬に切り替える 薬の副作用 No.2お薬について 錐体外路症状(5) ■無意識に口が動く、手足が勝手に動く(ジスキネジア) 若い人に比べてお年寄りになるほど出やすい症状です。服用後数ヵ月から 数年以上たってから現れることがあります(遅発性ジスキネジア) 舌鼓を繰り返す。舌を突き出す。 口をすぼめる。唇をとがらせる。 口をもぐもぐと動かす。歯をくいしばる。 瞬きを繰り返す。まぶたが開けにくい。 指を繰り返し曲げ伸ばしする。腕をねじるような動きをする。 体をくねらせる。ねじるような動きをする。 新規抗精神病薬は従来型抗精神病薬に比べて遅発性ジスキネジアを 起こしにくいことがわかっています。 治療方法 薬を切り替えて様子をみる ドーパミン作動薬や拮抗薬、コリン作動薬などを使います。 ※ 遅発性ジスキネジアは薬をやめても元に戻らなくなることがあるので、早目の対応が必要です。 薬の副作用 No.2お薬について よだれが多量に出る/悪性症候群 ■よだれが多量に出る(流涎) 薬を飲み始めてすぐに多量のよだれが出る場合、錐体外路症状とも考えられますが、 他の原因も考えられます。 ⇒ ⇒できるだけ早く医師に相談して、副作用の原因を見極めましょう。 ■高熱がでる、汗を多量にかく、体が硬直する(悪性症候群) 薬を飲み始めてから2週間以内に発症するケースが多いといわれています。 特に、体が疲れているときや精神状態が不安定で食事や水分を十分に 摂取していないときに強力な薬剤を服用すると生じやすいといわれています。 発症率は抗精神病薬を使っている人の1%未満とまれですが、放置すると死に至る 危険性もある重い副作用です。 治療方法 入院治療が必要になります。 ※現在では有効な治療方法が確立されていますので、速やかに受診して医師の 指示に従いましょう。 薬の副作用 No.2お薬について 口が渇く/便秘になる/おしっこが出にくい ■口が渇く(口渇) 抗精神病薬が副交感神経系の働きを阻害した結果、唾液が出にくくなることがあります。 【対処法】 水分を十分にとる キャンディーやガムをかむ 副作用の少ない新薬に変えてもらう ■便秘になる 抗精神病薬でよくみられる副作用です。抗うつ薬や抗パーキンソン病薬を 使った場合に出ることもあります。 下剤(緩下剤)を使う 【対処法】 繊維質が多い食べ物(野菜や海草)をたくさん摂る 適度な運動を行う 規則正しい生活を送る ■おしっこが出にくい(尿閉) 抗精神病薬が副交感神経系の働きを阻害した結果、膀胱がうまく収縮せず、 おしっこが出にくくなることがあります。 できるだけ早く薬を切り替えてもらう。 【対処法】 ※自分の判断で治療を中断しないようにしましょう。 薬の副作用 No.2お薬について 立ちくらみ、血圧低下/ぼーっとする、 いつも眠い、だるい/もの忘れがひどい ■立ちくらみ、血圧低下(起立性低血圧) 抗精神病薬の飲み始めや薬を飲んだあと、立ち上がる際に血圧が下がって 目がくらむことがあります。 【対処法】 飲み始めは、急に立ち上がったり、起き上がったりしないようにしましょう。 立ちくらみを感じたら、その場で腰をおろすか、横になって症状がなくなるのを待ちましょう。 ■ぼーっとする、いつも眠い、体がだるい これらの症状は、抗精神病薬のもつ興奮を鎮める作用が強すぎるときに起こると考えられて います。症状が長く続く場合は、日常生活や社会復帰を考えるとマイナスになります。 【対処法】 薬の量を減らしてもらう 副作用の少ない新薬に切り替えてもらう ■もの忘れがひどい 処方される薬によっては、もの忘れがひどくなったり、記憶力が衰えたように 感じることがあります。 【対処法】 薬の量を減らしてもらう 副作用の少ない新薬に切り替えてもらう メモを頻繁にとる 行動予定表を作るできるだけ早く薬を切り替えてもらう。 薬の副作用 No.2お薬について 体重が増える(1) 抗精神病薬には、体重を増やす作用を持つものがあります。 抗精神病薬の中には、服用を開始すると食欲がわいてくるものがあります。 日常の食事や運動などで体重コントロールを心がけ、 短期間で急激に太ってしまった場合は、医師に相談しましょう。 肥満が出現している場合には、他の抗精神病薬に変更することも考えられ ますが、まず、カロリーを制限したり、運動療法を行うことも必要です。 また、抗精神病薬による喉の渇きで、カロリーの高い清涼飲料水をたくさ ん飲でしまうことも原因になるので注意が必要です。 ※体重・血糖・血清脂質は定期的に測定するよう心がけましょう 薬の副作用 体重が増える(2) ※体重・血糖・血清脂質は定期的に測定するよう心がけましょう No.2お薬について 薬の副作用 No.2お薬について 糖尿病/高脂血症 ■糖尿病 抗精神病薬の中には、糖尿病の人に使用できないものがあります。 自分や家族が糖尿病を患っている人は、必ず医師に伝えてください。 体重が急に増えた場合、のどが渇く、たくさん水分をとる、おしっこの量や 回数が多い、なども糖尿病が疑われますので糖尿病の検査を受けましょう。 ■脂質異常症(高脂血症) 患者さんの体質や抗精神病薬の特性によって、血清脂質が上昇する可能性も あります。脂質異常症は心臓病や動脈硬化の危険因子です。 統合失調症の患者さんは、喫煙、肥満、糖尿病といった危険因子をすでに もっている場合がありますから特に注意が必要です。 ※体重・血糖・血清脂質は定期的に測定するよう心がけましょう 薬の副作用 No.2お薬について 高プロラクチン血症(生理不順になる、 乳汁がでる/性機能障害) ■生理不順になる、乳汁が出る 抗精神病薬によってドーパミン神経の働きが抑えられると、乳汁分泌ホルモン (プロラクチン)の分泌が増えて、生理が止まってしまったり、お乳が出るよう になることがあります。 薬を切り替えたり、薬の数や量を減らしたりすることで、よくなることがありま すから、医師に相談しましょう。 ■勃起しない、性欲を感じない(性機能障害) 抗精神病薬の中には、性欲が減ってしまう副作用をもつものがあります。 男性であれば勃起しない、女性であればオルガスムスを感じないといった症状 として現れる場合もあります。我慢したり恥ずかしがったりせず、医師に相談し て自分にあった薬を選んでもらいましょう。 ※ 新規(非定型)抗精神病薬は、プロラクチンの上昇が少ないといわれています。 薬の副作用 No.2お薬について 発疹、かゆみ ■発疹、かゆみ、色素沈着(アレルギー症状) 薬を飲んだ後、皮膚がかゆくなったり、発疹がでたり、太陽にあたってシミが できやすくなることがあります。 一般の多くの薬にもある副作用ですが、なかには重い副作用の初期症状も 含まれるので、症状があらわれたら早めに医師に伝えてください。 また、他の薬で同じような反応をした人やアレルギー体質の人は医師に必ず 伝えましょう。 服用時に注意すること No.2お薬について 喫煙と薬の効果 ■喫煙をすることによって効果が落ちる抗精神病薬があります。 ニコチンは肝臓にある薬を分解する酵素を活性化して、薬の分解・排出を 促進させる作用があります。 健康面でも、薬の治療効果という点からも 喫煙はすすめられません。 ※長年喫煙しながら服薬していた人が急に喫煙を止めると、思わぬ副作用の 危険があります。減煙・禁煙は医師と相談しながら進めましょう。 ※喫煙がやめられない場合には、喫煙の影響の少ない抗精神病薬を 選んでもらいましょう。 服用時に注意すること 服薬と飲酒 ■抗精神病薬をアルコールと一緒に飲むと、眠気やふらつき、 立ちくらみなどの副作用が起きやすくなります。 肝臓のもつアルコールを分解する働きと薬を分解する働きがお互いに 邪魔しあうために起こります。 アルコールは薬の効果を不安定にするため、 症状が再発したり増悪する可能性があります。 お酒はすすめられません。 No.2お薬について
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