インタプリタについて 大川 愛加 インタプリタとは?? • インタプリタ(interpreter)とは、プログラミング 言語で書かれたソースコードを逐次解釈しな がら実行するソフトウェアである。 • プログラムの実行に主としてインタプリタが用 いられるプログラミング言語をインタプリタ言 語と呼ぶ。 コンパイラとの違い • コンパイラ方式を用い た場合 ソースプログラム コンパイル 機械語プログラム CPUが直接実行 • インタプリタを用いた場 合 ソースプログラム 解釈しながら実行 インタプリタ インタプリタとコンパイラの比較 • 会話的な応答性に優れる。(プログラムを作 成・変更してから実行するまでの手間がない) • 単純な実装では実行に時間がかかる。しかし 動的に最適化を施すことができるので一概に コンパイラより遅いとは言えない。 • 実行には言語に対応するインタプリタ(ランタ イム)環境が必要。 過去問題1 問 インタプリタ方式の言語処理に関する 記述のうち、適切なものはどれか。 ア コンパイラ方式に比べ、プログラ ムの実行速度は遅い。 イ 再帰的な関数呼出しは許されない。 ウ ソースプログラムをあらかじめ機 械語に翻訳して実行する。 エ 対話的な実行環境の構築には不向 きである。 答え 『ア』 • いちがいに全てが遅いとはいえないが基本 的にはコンパイラ方式に比べてプログラムの 実行は遅いので『ア』かが答えになる。 過去問題2 問 インタプリタの説明として,適切なも はどれか。 ア アセンブラ言語で書かれた原始プログラムを,機 械語のプログラムに翻訳するプログラムである。 イ 原始プログラムを,1命令ずつ解釈して実行する プログラムである。 ウ 高水準言語で書かれた原始プログラムを,機械 語のプログラムに翻訳してロ-ドモジュールを作 るプログラムである。 エ 指定されたパラメタから,処理の目的に応じたプ ログラムを自動的に生成するプログラムである。 答え 『イ』 • 『ア』はアゼランの説明 • 『ウ』はコンパイラの説明 • 『エ』はプログラムジェネレーションの説明
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