スライド 1

エネルギー産生系の特徴
無酸素性
有酸素性
A T P -C P 系
乳酸系
(酸化的リン酸化)
酸 素 の 必 要 性
不要
不要
必要
エネル ギ ー産 生 量
少ない
かなり多い
極めて多い
量
100cal/kg
230cal/kg
∞cal/kg
性
短い
中間
長い
エネル ギ ー発 生 速 度
極めて速い
速い
遅い
13.0cal/kg/秒
7.0cal/kg/秒
3.6cal/kg/秒
反 応 の 起 こる 場 所
細胞質
細胞質
ミトコンドリア
容
持
続
非乳酸性機構(ATP-CP系)によるエネルギー産生
【直接エネルギーとしてのATP】
ATP
ADP
+
Pi
+
筋収縮の
機械的エネルギー
【クレアチンリン酸の分解】
CrP
ADP
Cr
ATP
筋収縮の
機械的エネルギー
運動とエネルギー供給源
エネルギー供給源(%)
100
筋グリコーゲン
遊離脂肪酸
血中グルコース
75
50
25
疲労困憊
↓
0
0
グリコーゲン
1
グルコース+遊離脂肪酸
2
3
遊離脂肪酸↑ グルコース↓
4hrs
各種運動における無酸素エネルギーと有酸素エネルギーの割合
運動様式とエネルギー源
運動負荷様式
エネルギー産生様式
エネルギー源
・瞬発的運動
(時間:45秒未満)
完全嫌気性
高エネルギーリン酸
(A T P ,クレアチンリン酸)
・短期持久的運動
(時間:45秒~2分)
顕著な嫌気性
糖質
(解糖系)
・中期持久的運動
(時間:2~8分)
好気性・嫌気性混合
糖質
・長期持久的運動
(時間:8~60分)
顕著な好気性
糖質・脂肪混合
完全好気性
糖質・脂肪混合
・極度持久的運動
(時間:1時間以上)
筋肉の種類
白 筋
(速 筋)
エネルギー供給
赤 筋
(遅 筋)
無酸素的
有酸素的
筋の収縮力
大きい
小さい
筋収縮速度
速い
遅い
瞬発的
持続的
筋収縮の特性
筋の代謝特性
脚筋に取り込まれる血糖と運動持続時間および強度との関係
食 物 中糖 質
(でんぷ ん,砂糖など)
活 動 の た めの エ ネ ル ギ ー
分解
(消化)
活動時
グリコ ーゲン
脂 肪
血糖値 の高い場合
単糖類
(ブドウ 糖等)
単糖類
(ブドウ 糖等)
血糖値 の高い場合
または 活動時
単糖類
単糖類
血糖値 の低い場合
(ブドウ 糖等)
(ブドウ 糖等)
安静時
単糖類
(ブドウ 糖等)
グリコ ーゲン
小 腸
肝臓へ向かう
血 管
肝 臓
全 身 を め ぐる
血 管
図Ⅰ-3.糖質代謝とグリコーゲンの利用ルート
筋 肉
日常及 び
活動時