第五章 ディジタル変復調の基礎

第八章
基礎
マルチメディア光通信の



8・1
8・2
8・3
光ファイバケーブル
光通信用の素子
光通信システム
同軸ケーブル:家庭のTV用、通信用でも伝送損失が大きい
8・1
光ファイバケーブル
光ファイバの構造(図8・1)
屈折率
n1 > n2
コア層
クラッド層
断面
n2
n1
n2
1 0 ~ 50 m
1 25 m
細い石英ガラスの繊維
光ファイバ中の光の伝搬(図8・2)
q2
クラッド層
n2
n1
q1
コア層
クラッド層
n2
全反射を繰り返してコア層中を伝搬
n1 > n2
sin q 1 n2
=
sin q 2 n1
光ファイバの屈折率分布と伝搬経路(図8・3)
屈折率分布
クラッド層
接続が困難
10 m
コア層
+0.3%
(a) ステップインデックス形(シングルモードファイバ)
屈折率分布
クラッド層
接続は容易だが、
経路による速度差有
50 m
コア層
+ 1%
(b) グレーデッドインデックス形(マルチモードファイバ)
1.55 μm零分散単一モードファイバの屈折率
分布と特性例(図8・4)
屈折率分布
0.9%
0.3%
14 m
20
ステップインデックス形
10
10
0
損失
(dB/km)
-10
1
0.1
-20
OH基の吸収
1.1
1.2
1.3
1.4
波長 ( m)
1.5
1.6
分散 (ps/km/nm)
10 m
光ファイバの実例
1000本の光ファイバを束ねたケーブルの写真