ロールプレイの進め方

「組織の10大ニュース」と
「戦略」をつくる!
2010年1月29日・30日
IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所]
代表者 川北 秀人
http://blog.canpan.info/iihoe/
あなたは
「社会を変えそうなことを
したい」のか、
「社会を変えたい」のか?
私たちを待つ人は、
どこに、どれだけいるか?
その人々にいつ、
どのように届けるか?
私たちはそれを刻んだ上で、
今日の活動を始め、
終えているか?
「戦略」とは?
「戦略」とは?
大きな選択(をすること)
 大前提として、「どうするか」(how)の前に、
「なぜ」(why)を合理的に説明する
大きな選択だから、大きく状況を
見通す
 社会は、対象(者)は、どう動くか?
 (潜在的な)支援者は、どう動くか?
 他団体を敵に回すか、味方にするか?
本気で社会を変えるなら、
「社会を変える計画」が必要!
 計画の6W3H
 ニーズの2W1H
Why(ニーズと、その原因)、for
Whom、How far
 プロセスの3W1H
What
& How、When、Where
 資源の1W1H
Who、How
much
社会を変える「ニーズ」を示す
 ニーズへの共感が、社会変革を加速する
 社会事業家は、ニーズ(課題)の代弁者で
なければ、価値がない
 Why
? (ニーズと、その原因)
 これまでどんな状況で、今後どう推移するか?
 なぜそんな状況が生じたのか?
 for
Whom ?
 必要とする人・ことは、どこにどれだけいるか?
 How
far ?
 どれだけ変わればいいのか?
社会を変える「プロセス」を示す
 事業は、社会変革の手法に過ぎない
 持続性も発展性も、ビジネスモデル次第
 What
& How ?
 自分たちは、どういうことを、どうするのか?
 他の人たちには、何をどうしてほしいか?
 相手が対価を払いたくなる価値は?
 When
?
 最適なタイミングや機会は?
 Where
?
 モデルとなる場所や場面は?
社会を変える「資源」を示す
 パートナーは多い方が良いに決まってる
 収益(=収入-支出)こそ、次の投資を生む
 Who
?
 信頼してほしい人は、誰か?
 どう自己紹介すれば、信頼してもらえるか?
 パートナーは、どんな人たちか?
 パートナーを、どう探し、どう育てるか?
 How
much ?
 支出を最小限にする努力は徹底しているか?
 収入を最大化する努力は、徹底しているか?
NPO/SEの事業は
「2つの顧客」をつなぐ場づくり
受益者・
利用者
支援者・
協力者
その重なりを、どう効果的につくるか?
顧客の目から、過去と未来を整理する
05~09年
の状況
最も重要な
受益者①
例:A市の発達
障碍児(250名)
05~09の
当会事業
・保護者中心の
・B教授ゼミ生と調査
他団体の停滞。 ・毎月のプログラム
・近隣から流入
試行開始(07~)
増?
・個人別記録開始
(未分析)
このままでは
13or15年は
13or15年
の目標
・既存の保護者系 ・小学校低学年の
団体 受入停止?
6割に体験提供
→4割が参加継続
・プログラム効果
の可視化+発信
受益者②
受益者⑤
05~09年 05~09年の 13or15年 13or15年
の状況 当会働きかけ までの変化 の目標
最も重要な
支援者①
A大教育学部生
支援者③
ライバルのZ!
・特定のゼミのみ ・特になし。。。
・アルバイトとの
両立困難。。。
・就職も大変。。
・B教授退官。。
・バイトも就職も、
まだ大変。。
・学生中心の募集
・育成体制確立
(毎年5~8名)
・バイト斡旋?
・隣のY県で
急速に拡大
・保護者に好評
・保護者も行政も
当会かZのどちら
かを「選ぶ」
・合同で人材育成
・当事者に最適な
選択・連携の実現
・まったくなし。。。
「社会のニーズ=顧客に有効な成果」を
(受益者5件+支援者3件+当会2件)
09年の5大ニュース
「△な人が○◇%増えた・減った」
イベントやキャンペーンの成果?
ランキング・意識調査の結果?
「あの学校・市もこんなことを!」
インターンシップ受け入れ開始!
10年の10大ニュース
(1) ・・・・・・・! (6) ・・・・・・・!
(2) ・・・・・・・! (7) ・・・・・・・!
(3) ・・・・・・・! (8) ・・・・・・・!
(4) ・・・・・・・! (9) ・・・・・・・!
(5) ・・・・・・・! (10) ・・・・・・!
11年の10大ニュース
(1) ・・・・・・・! (6) ・・・・・・・!
(2) ・・・・・・・! (7) ・・・・・・・!
(3) ・・・・・・・! (8) ・・・・・・・!
(4) ・・・・・・・! (9) ・・・・・・・!
(5) ・・・・・・・!(10) ・・・・・・!
12年の10大ニュース
(1) ・・・・・・・! (6) ・・・・・・・!
(2) ・・・・・・・! (7) ・・・・・・・!
(3) ・・・・・・・! (8) ・・・・・・・!
(4) ・・・・・・・! (9) ・・・・・・・!
(5) ・・・・・・・!(10) ・・・・・・!
今後3年間の目標を絞る
10年度
①・・(な受益者)
△人にA事業で
○○を!
②・・(な受益者)
◇人にB事業で
◎◎を!
③・・(な支援者)
▽社に・・・!
11年度
①・・(な受益者)
△人にA事業で
○○を!
②・・(な受益者)
◇人にB事業で
◎◎を!
③・・(な支援者)
▽社に・・・!
12年度
①・・(な受益者)
△人にA事業で
○○を!
②・・(な受益者)
◇人にB事業で
◎◎を!
③・・(な支援者)
▽社に・・・!
そのため当会内は
本助成事業で、・・
その他に、・・・
そのために
当会内では、
・・・
そのために
当会内では、
・・・
目標を計画に!(11:15まで)
10年度 1 2 3 4 ・・・・ 10 11 12 11年度
目標①
(継続)・・・ ・・→・・
(責任者)
・・・→・・・
(継続)・・・ ・・→・・→・・・
(責任者)
・・・→・・・→・・
(新規)・・・ ・・→・・
(責任者)
・・・→・・・
組織基盤として ・・→・・
今回事業(責任者) ・・・→・・→・・
12年度
相談された理事になったつもりで、
コメントしましょう
(11:50まで)
付箋に、
「気付きを与える質問」や
「改善・工夫のヒント」を。
×「感想」 ×「一刀両断」
×「励まし・ねぎらい」
藤沢さんから
目標を具体的に!
文節で区切り、それぞれ明確に
あえて「勝敗ライン」を決める
目標達成のカギは?
「いろんなことをどんどん」じゃなく
最も効果的な方法・きっかけは?
「知ってもらう」だけでなく「価値」を
企業・行政に「影響力のあるプログラム」をつくるには?
→ 欧米の大きなNPOなら、どうする??






STEP1
自分たちの活動分野の主な課題に対する
企業・行政の取り組みを調査し、比較する。
STEP2 調査結果をマスメディアに報道してもらうとともに、
団体のウェブサイトでも「概要」を開示し、
社会的な関心を高める。
STEP3 調査結果をもとに、企業・行政を対象に、
有償で「報告会」を開催する。
STEP4 「もっと詳しく知りたい」という企業・行政を対象に、
個別に有償で「勉強会」を開催する。
STEP5 「本格的に取り組みたい」という企業・行政に、
対策プロジェクトを実施する。
STEP6 その後も定期的に、調査と事例を発表し、
「次にすべきこと」を具体的に提案し続ける。
詳しくは「NPOマネジメント」第53号参照
もらった付箋を咀嚼する→
返信する→提案に加筆する 13:45まで
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→そのとおり!そこで、・・・・します!
→現在は・・・な制度ですが、修正提案します!
→すぐに調べます!
→その視点を忘れてたので、・・・・・と加えます
→当方では・・・・しています。
→そのとおり!なので、そうします。
→そのアイディア、いただき!!
→少し状況が違うので、こうアレンジします!
→・・・・
→・・・・
計画に別の色で加筆する!(13:45まで)
10年度 1 2 3 4 ・・・・ 10 11 12 11年度
目標① ・・・・・・・・○△・・・・
(継続)・・・ ・・→・・→・・
(責任者)
・・・→・・・→・・
(継続)・・・ ・・→・・→・・・→・・
(責任者)
・・・→・・・→・・
(新規)・・・ ・・→・・→・・・→・・
(責任者)
・・・→・・・
組織基盤として ・・→・・→・・
今回事業(責任者) ・・・→・・→・・
12年度
「仮想理事会」を開きましょう!
 各団体、発表10分+質疑応答15分

「どんな指摘をもらって、どう修正したか」を中心に
 発表を聞く人は、各団体の「理事」になった
つもりで聞き、質問し、提案してください!
 発表を聞いている間に「質問」を付箋の上
半分に書き、発表者の「回答」を下半分に
記入して、後ほど、発表者にお渡しください
 「理事さん、どうぞよろしくお願いします!」、
「理事さん、どうもありがとうございました」と
ごあいさつを!
発表を聞きながら、質問・助言を付箋に書いておく
せっかくの機会なので、質問・助言は遠慮なく!
発表(10分)
質疑応答(15分)
1人目 14:10-14:20 14:20-14:35
2人目 14:36-14:46 14:46-15:01
3人目 15:02-15:12 15:12-15:27
終わったら、15:35まで休憩!
ふりかえり(15:45ごろまで)
この2日間で、気付いたこと・学んだこと・心に残ったことば
・ ・・・・・・・・
・ ・・・・・・・・
・ ・・・・・・・・
今回の助成事業について、
採択時に確認した目標は
・・・・・・・・・・!
・・・・・・・・・・!
・・・・・・・・・・!
この研修を経て追加・修正は
・・・・・・・・!
・・・・・・・・!
・・・・・・・・!
ご所属・おなまえ
プレゼンテーションとは
相手が良い判断をできるよう、
協力・貢献すること
大切なのは、知ってもらう・押し倒すことではなく、
相手が本気になって動くよう支援すること。
 相手が本気になれないのは、なぜか?

相手が本気でも、動き出せないのは、なぜか?
 足りないもの・足りないことは、何か?


相手が、プレゼンテーションする相手は誰か?
その人の価値・判断基準は?
 その人の懸念点・制約条件は?

よいプレゼンテーションのために
 提案先は誰?


相手によって、関心は違うはず
要点は簡潔に、でも深く刺さるように

相手にとって、刺さるポイントは?
 なきゃダメな理由?
期待される成果?
 独自の工夫


伝わる=理解・納得される+記憶される+伝えてもらえる
質問にしっかり答える

まず、簡潔に答える!
 イエスかノーか?

「なぜその質問をしたのか?」という意図も考える
詳しくは、「NPOマネジメント」第34号、第57号参照