ネットワークを利用した 環境情報データ自動収集 サーバシステムの開発 環境計測 西木陽平 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 1 研究背景 地球温暖化 大気汚染 酸性雨 そらまめ君 ダイオキシン 環境ホルモン 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 2 そらまめ君について 大気汚染物質広域監視システム 1時間ごとの速報値 データの保存期間は1週間 地図表示や表表示やグラフ表示 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 3 目的 長期間に渡り広域データを自動的にダウン ロードし、格納し、2次的利用に対応したデー タサーバを構築する データサーバ 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 4 Javaによる環境情報 グラフ化アプレット 京都府保健環境研究所(保環研)のデータ形式 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 5 システム全体の概要図 ネットワークプログラムの概要図 データ要求 そらまめ君の インター ネット WWWサーバ データサーバ データ送信 エラー 発生 14 Feb 2003 管理者へメールを送信 環境計測 卒論発表会 6 システム全体の概要図 データサーバの概要図 データ要求 そらまめ君の インター ネット WWWサーバ データ送信 14 Feb 2003 Web公開 データサーバ そらまめ君の データ形式 インター ネット Web公開 環境計測 卒論発表会 保環研の データ形式 7 データサーバの備える機能 開発環境 プログラミング言語 正規表現で文字 列をマッチング cron Perl サーバのOS シェルスクリプト Linux Webサーバ Apache 14 Feb 2003 多くのコマンド サーバアプリケーション 環境計測 卒論発表会 8 データサーバの備える機能 定時に自動でデータを取得 データ取得エラー時に欠損を補正 取得してきたデータを保環研のデータ形式に変換 データ取得エラー時に管理者へメールを送信 自動でHTMLを作成し、Web上にデータを公開 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 9 データサーバの備える機能 定時に自動でデータを取得 cron 定期的にプログラムを実行する常駐プログラム 決められた時間に決められた仕事をこなす シェルスクリプト 複数のコマンドが連続して動作する 一種のプログラミング言語 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 10 データサーバの備える機能 1時間に2回起動するシェルスクリプト 毎正時10分 20分 40分 次正時 10分 20分 データ 取得 データ 取得 データ 取得 そらまめ君側 データ更新 データサーバ そらまめ君側 データ更新 1時間に2回、10分と40分に起動する 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 11 データサーバの備える機能 1日に1回起動するシェルスクリプト 午前1時40分 午前2時 10分 15分 20分 データ 取得 そらまめ君の1日 データ 取得 の最終データ 補正 (24時のデー ファイル データサーバ タ)更新が次の 作成 HTML 保環研形式 日の午前1時20分 ファイル に変換 1日に1回、2時15分に起動する。 1日に1回、2時20分に起動する 作成 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 12 データサーバの備える機能 定時に自動でデータを取得 データ取得エラー時に欠損を補正 取得してきたデータを保環研のデータ形式に変換 データ取得エラー時に管理者へメールを送信 自動でHTMLを作成し、Web上にデータを公開 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 13 データサーバの備える機能 2003021401 京都市北区 北 null 0.001 0.005 0.006 null --- null null null null null null null null null 京都市上京区 自排上京 null 0.006 0.012 0.018 0.4 null --- -- --- 0.005 null null null null null ~ 2003021402 京都市北区 北 null 0.001 0.005 0.006 null --- null null null null null null null null null 京都市上京区 自排上京 null 0.006 0.012 0.018 0.4 0.4 null --- --- --- 0.005 null null null null null 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 14 データサーバの備える機能 2003021401 京都市北区 北 null 0.001 0.005 0.006 null --- null null null null null null null null null 京都市上京区 自排上京 null 0.006 0.012 0.018 0.4 null --- -- --- 0.005 null null null null null ~ 2003021403 京都市北区 北 null 0.001 0.005 0.006 null --- null null null null null null null null null 京都市上京区 自排上京 null 0.006 0.012 0.018 0.4 0.4 null --- --- --- 0.005 null null null null null 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 15 データサーバの備える機能 2003021401 京都市北区 北 null 0.001 0.005 0.006 null --- null null null null null null null null null 京都市上京区 自排上京 null 0.006 0.012 0.018 0.4 null --- -- --- 0.005 null null null null null ~ 2003021402 京都市北区 北 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 京都市上京区 自排上京 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 16 データサーバの備える機能 定時に自動でデータを取得 データ取得エラー時に欠損を補正 取得してきたデータを保環研のデータ形式に変換 データ取得エラー時に管理者へメールを送信 自動でHTMLを作成し、Web上にデータを公開 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 17 データサーバの備える機能 2003021401 京都市北区 北 null 0.001 0.005 0.006 null --- null null null null null null null null null 京都市上京区 自排上京 null 0.006 0.012 0.018 0.4 null --- ----- 0.005 null null null null null 京都市左京区 左京 0.001 0.004 0.01 0.014 null 0.027 null null null 0.014 null null null null null 京都市中京区 市役所 0.004 0.001 0.008 0.009 null --- null null null 0.007 null null null null null 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 18 データサーバの備える機能 2003021401 0002 0001 0002 0002 0002 0001 0002 0002 0002 0002 0002 0000 0002 0002 0003 0003 0001 0001 0001 0003 0003 0002 2003021402 0002 0001 0002 0002 0002 0002 0001 0002 0003 0003 0002 0000 0003 0003 0003 0003 0001 0001 0001 0012 0004 0004 2003021403 0002 0001 0002 0002 0002 0001 0001 0002 0003 0003 0003 0000 0003 0003 0003 0003 0001 0002 0001 0011 0005 0006 2003021404 0002 0001 0002 0002 0002 0001 0001 0002 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 19 データサーバの備える機能 定時に自動でデータを取得 データ取得エラー時に欠損を補正 取得してきたデータを保環研のデータ形式に変換 データ取得エラー時に管理者へメールを送信 自動でHTMLを作成し、Web上にデータを公開 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 20 データサーバの備える機能 管理者に送信されるエラーメール データ取得時に何かエラーが発生した時 何時間かデータが欠損した時 何ヶ所かデータが欠損した時 12時間データが更新されなかった時 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 21 データサーバの備える機能 管理者に送信されるエラーメール 携帯に送信された時 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 22 データサーバの備える機能 定時に自動でデータを取得 データ取得エラー時に、欠損を補正 取得してきたデータを保環研のデータ形式に変換 データ取得エラー時に管理者へメールを送信 自動でHTMLを作成し、Web上にデータを公開 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 23 データサーバの備える機能 年と月を指定し、OKをクリック 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 24 データサーバの備える機能 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 25 結論 ネットワークを利用し、自動でデータを収集 し、長期間に渡り広域データを保存することが可能 データサーバの状況 1ヵ月半データを収集 1日のデータ増加量― 130kB 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 26 結論 ネットワークを利用し、自動でデータを収集 し、長期間に渡り広域データを保存することが可能 自動でエラーメール送信やHTML作成が可能 Javaによる環境情報グラフ化アプレットと結合 が可能 環境情報提供の新たなスタイルを確立 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 27 今後の展望 全国47都道府県のデータを収集 地震の即時データや気象データに応用 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 28 おしまい そらまめ君について 目的 Javaによる環境情報グラフ化アプレット システム全体の概要図 データサーバの備える機能 定時に自動でデータを取得 データ取得エラー時に欠損を補正 取得してきたデータを保環研のデータ形式に変換 データ取得エラー時に管理者へメールを送信 自動でHTMLを作成し、Web上にデータを公開 結論 今後の展望 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 29 そらまめ君について 二 酸 化 硫 黄 ( SO2 ) ppm 、 一 酸 化 窒 素 地図表示 (NO)ppm、二酸化窒素(NO2 )ppm、一 及び 酸化炭素(CO)ppm、光化学オキシダント 表表示 (OX)ppm、非メタン炭化水素(NMHC) 項目 ppmC、浮遊粒子状物質(SPM)mg/m3 、 風向(WD)16 方位、風速(WS)m/s 表表示 項目 14 Feb 2003 窒素酸化物(NOX)ppm、メタン(CH4) ppmC、全炭化水素(THC)ppmC、浮 遊粉塵(SP)mg/m3、気温(TEMP)℃、 湿度(HUM)% 環境計測 卒論発表会 30 ソケットについて 2つの通信し合うプロセス(サーバとクライアント)の 両端を表す抽象的な概念をソフトウェアとして実現 したもので、socketを介してプロセス間の通信がで きるようになっている。 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 31 データサーバの備える機能 管理者に送信されるエラーメール 何時間かデータが欠損した時 2003021401から 2003021403まで データが欠損しました。 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 32 データサーバの備える機能 管理者に送信されるエラーメール 何ヶ所かデータが欠損した時 2003021401 の デ ー タ は 、 京都市上京区 自排上京 京都市中京区 自排西ノ京 京都市山科区 自排山科 京都市西京区 自排桂 が欠損しました。 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 33 データサーバの備える機能 12時間に1回起動するシェルスクリプト 12時35分 24時35分 12時間前に取得して きたデータと比較 今回取得してきた データ保存 今回取得してきた データ保存 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 34 データサーバの備える機能 管理者に送信されるエラーメールについて • 12時間データが更新されなかった時 12時間たっても、新 しいデータが取得で きていません。 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 35 データサーバの備える機能 開発したプログラム データを取得 データ取得エラー時に管理者へメールを送信 データ取得エラー時に欠損を補う 保環研のデータ形式に変換 自動でHTMLを作成 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 36 開発のポイント 定時に自動でデータを取得 データ取得エラー時に欠損を補正 取得してきたデータを保環研のデータ形式に変換 データ取得エラー時に管理者にメールを送信 自動でHTMLを作成し、Web上にデータを公開 14 Feb 2003 環境計測 卒論発表会 37
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