スライド 1

TDI&TDISは三次元防振型
共 通 仕 様
HOA&HOSは一次元(垂直)防振型
TDI&HOAはアルミハニカムベンチ使用 / TDIS&HOSはスチールハニカムベンチ使用
TDI-107LA~TDI-6015LA(個別仕様ご参照)
TDIS-107LA~TDIS-6015LA(個別仕様ご参照)
HOA-107LA~HOA-6015LA(個別仕様ご参照)
仕様
HOS-107LA~HOS-6015LA(個別仕様ご参照)
TDI&TDIS
垂直方向:ヘルツ免震防振空気ばね / 水平方向:ヘルツ高性能システム
防振方式
HOA&HOS
垂直方向:ヘルツ免震防振空気ばね
TDI&TDIS 垂直方向:空気ばね部オリフィスによるエアーダンピング / 水平方向:特殊ゴムによる高機能ダンピング
制振方式
HOA&HOS
垂直方向:オリフィスによるエアーダンピング
垂直方向:約1.3Hz / 水平方向:約0.6Hz(均等最大重量搭載時)
TDI&TDIS
固有振動数
垂直方向:約1.3Hz
HOA&HOS
水平維持方式
共通
メカニカルオートレベルセンサ3ケによる
エアー供給方式 共通
別途空気源によるエアー供給方式
0.3~0.7MPa(3~7kgf/c㎡)
必要空気圧
共通
※ハンドポンプを使用した手動エアー供給方式(形式の末尾はLM)があります。水平維持は供給排気弁の操作により行います。
共通
ベンチ材質
上面板材:着磁性ステンレス鋼板5t / 下面板材:熱間圧延軟鋼板4.5t ※非磁性ステンレス鋼板使用可
①TDI&HOA・・・アルミハニカムコア使用 ②TDIS&HOS・・・スチールハニカムコア使用
ハニカムコア材質 共通
③非磁性ステンレスハニカムコアの製作可
ベンチ上面仕上 共通
タップM-6・25mmマトリックスに標準加工(シールドタップ加工はオプション) 表面:無塗装(※黒色塗装仕上げは有料)
形式
個 別 仕 様
はスチールハニカムベンチ使用
TDI-129LA
TDIS-129LA
HOA-129LA
HOS-129LA
4
1200×900×100T
1200×900×750H
TDI-1510LA
TDIS-1510LA
HOA-1510LA
HOS-1510LA
TDI-1512LA
TDIS-1512LA
HOA-1512LA
HOS-1512LA
1500×1000×150T
1500×1000×800T
1500×1200×150T
1500×1200×800H
①170kg ②180kg
③180kg ④190kg
①195kg ②205kg
③205kg ④220kg
①240kg ②265kg
③250kg ④275kg
①325kg ②350kg
③370kg ④395kg
TDI-189LA
TDIS-189LA
HOA-189LA
HOS-189LA
TDI-1812LA
TDIS-1812LA
HOA-1812LA
HOS-1812LA
TDI-2012LA
TDIS-2012LA
HOA-2012LA
HOS-2012LA
TDI-2412LA
TDIS-2412LA
HOA-2412LA
HOS-2412LA
空気ばね数
ベンチ寸法
外形寸法
搭載可能重量
1800×900×150T
1800×900×800H
1800×1200×150T
1800×1200×800H
TDI-2010LA
TDIS-2010LA
HOA-2010LA
HOS-2010LA
4
2000×1000×150T
2000×1000×800H
2000×1200×150T
2000×1200×800H
全体重量
①305kg ②330kg
③350kg ④375kg
①355kg ②390kg
③400kg ④440kg
①345kg ②380kg
③385kg ④425kg
①385kg ②420kg
③425kg ④470kg
2400×1200×250T
2400×1200×800H
①②500kg ③④300kg
①580kg ②680kg
③510kg ④610kg
①
TDI-3012LA
② TDIS-3012LA
③ HOA-3012LA
④ HOS-3012LA
TDI-3015LA
TDIS-3015LA
HOA-3015LA
HOS-3015LA
TDI-3515LA
TDIS-3515LA
HOA-3515LA
HOS-3515LA
3000×1200×330T
3000×1200×800H
3000×1500×330T
3000×1500×800H
3500×1500×330T
3500×1500×800H
TDI-4015LA
TDIS-4015LA
HOA-4015LA
HOS-4015LA
6
4000×1500×400T
4000×1500×800H
①715kg ②860kg
③730kg ④865kg
①825kg ②1,000kg
③830kg ④1,005kg
①1,030kg ②1,230kg
③1,050kg ④1,300kg
①1,075kg ②1,355kg
③1,130kg ④1,400kg
形式
仕様
①
②
③
④
空気ばね数
ベンチ寸法
外形寸法
搭載可能重量
全体重量
形式
仕様
形式
仕様
空気ばね数
ベンチ寸法
外形寸法
搭載可能重量
全体重量
①
②
③
④
TDI-107LA
TDIS-107LA
HOA-107LA
HOS-107LA
TDI-127LA
TDIS-127LA
HOA-127LA
HOS-127LA
1000×700×100T
1000×700×750H
150kg
①140kg ②150kg
③135kg ④145kg
1200×700×100T
1200×700×750H
200kg
ano
NT
防 振
防 音
able
測定環境の創造
超高性能三次元空気ばね式防振台
300kg
300kg
4
500kg
TDI-6015LA
TDIS-6015LA
HOA-6015LA
HOS-6015LA
6000×1500×400T
6000×1500×800H
1,000kg
①1,925kg ②2,325kg
③1,640kg ④2,045kg
*ナノテーブルは当社の登録商標です。
※非磁性ステンレスを選択した場合、形式末尾に〝NM304B〟(ベンチのみ非磁性)又は〝NM304BL(ベンチと架台が非磁性)が付きます。
※詳細寸法につきましては、図面をご確認ください。
※本カタログ記載内容は、性能および機能の改善向上のために予告なく、記載の仕様を変更することがあります。
営業ご案内
● 振動対策
● 空気擾乱対策
大形空気ばね式防振台
超高性能三次元空気ばね式防振台
アクティブ微小振動制御システム
アクリル製ブース
● 音響対策
アコースティックエンクロージャー
● 測定業務
振動測定・音響測定
※アクティブ微小振動制御システムのデモンストレーションのお問い合わせは、下記にご連絡ください。
ヘ ル ツ 株 式 会 社
神奈川県横浜市神奈川区栄町5番地1 横浜クリエーションスクエア(YCS)18階
TEL:045-450-2211
FAX:045-450-2221
E-mail:sales@herz-f.co.jp
URL:www.herz-f.co.jp
ヘ ル ツ 株 式 会 社
概 要
超高性能三次元空気ばね式防振台
ヘルツはナノテクノロジ-時代に適したナノテ-ブルを製作しています
大形空気ばね式防振台
超高性能三次元高性能空気ばね式防振台の製作例
空気ばね式防振台の進化
1991年11月、三次元6自由度高性能空気ばね式防振台TDI・TDISの原型である〝SHG型高性能空気ばね式防振台
〟は、神奈川県から〝世界に誇る技術〟として、「第8回神奈川工業技術開発大賞」を受賞しました。このSHG型空気ばね
式防振台に多くの改良を重ねて、今日では最も高い防振性能があると定評のTDI型超高性能三次元空気ばね式防振台と
なりました。この優れたTDI・TDIS型三次元高性能空気ばね式防振台は、〝垂直方向の防振を担う空気ばね〟と〝水平方
向の防振を担う水平防振機構〟とが一体化し、あらゆる方向から伝わる振動に対応しています。ナノテクノロジ-の時代に適
した、現在そして次代を担う高防振性と高機能性を備えた防振テ-ブルです。HOA&HOS型高性能空気ばね式防振台は、
垂直方向のみの防振を高い防振力で防振する目的に適ったテ-ブルです。ナノテクノロジ-に関連する超微細加工機や高
分解能測定評価機器は、ますます微細化と高分解能化しています。ヘルツはつねに科学技術の進歩と生産現場における
「測定環境の創造」に留意しています。
ハニカムベンチ寸法
3000×1500mm
1000×800mm
解析の必要性
石定盤寸法
2000×1500mm
ハニカムベンチ寸法
4000×1500mm
ハニカムベンチ寸法
3000×1500mm
石定盤寸法
2000×1900mm
鋳鉄定盤寸法 1200×900mm
(最大製作実績5500×2500mm)
スチ-ルハニカムベンチの周波数応答解析とコンプライアンス実測定デ-タの例
ハイダンピングスチ-ルハニカムベンチと標準スチ-ルハニカムベンチの解析比較の例
TDI-3015LAの防振性能
防振部・・・ 空気ばねは防振台を構成する最も基幹となる
垂直方向の伝達率デ-タ
水平方向の伝達率デ-タ
10
10
1
1
0.1
0.1
伝達率
伝達率
部品です。 ヘルツは、会社創業以来、独自に開発した
「精密空気ばね」を使用しています。防振能力は過去の
多数の納入使用実績によってお客様の信頼をいただい
ています。 垂直方向の防振を主とする精密空気ばねと
関連して水平方向の防振は360度の自由度を持つ構造
により 、「三次元6自由度の防振」を可能にしています。
0.01
0.001
0.0001
0.01
0.001
0.0001
600mHz
周波数
30Hz
600mHz
周波数
※右の伝達データは、床の振動の大小により、防振性能が変化します。
アルミハニカムベンチ
ハニカムベンチ種類
ハニカムベンチと定盤の種類
軽量かつ高い剛性が特徴で、研究室など設置床に床
荷重の制限があり、比較的低荷重の床に適しています。
ハニカムベンチでは最も高い剛性があります。解析モ
スチ-ルハニカムベンチ
デルに示されているように高い共振周波数が特徴です。
搭載機器に磁気の影響を与えたくない場合、非
※ 非磁性ステンレス
磁性ステンレス材をハニカムコアに加工して使用
ハニカムベンチ
します。上下面板も同様の材料を使用います。
石 定 盤
定盤の種類
鋳鉄定盤
一般的に搭載機器が定盤上を移動するなど、定盤の面に加工
精度を求める場合に使用します。
一般的に搭載機器が定盤上を移動するなど、定盤の面に加工
精度を求める場合に使用します。解析モデルに示されたように
剛性については搭載機器との調和を求めることが必要です。
上面材・・・着磁性ステンレス鋼板(標準)
アルミニュウム
・・・非磁性ステンレス鋼板
スチ-ル
非磁性ステンレス
ハニカムベンチ
の上下面材
下面材・・・普通鋼版(標準)
・・・着磁性ステンレス鋼板
・・・非磁性ステンレス鋼板
防振架台・・・空気ばねを介してハニカムベンチと搭載機器を支持するためにしっかりした剛性の高い設計構造になっています 。
防 振 架 台 に も 、 ハ イ ダ ン ピ ン グ 機 構 を 装 着 し て 、 脚 部 の ダ ン ピ ン グ 強 化 を は か るな ど ナ ノテ ク ノロ ジ - 時 代 に 適 合 し て いま す 。
ハニカムベンチの水平維持・・・ハニカムベンチ上に設置された搭載機器の荷重分布により生じた傾きは 、3ケの「メカニカルオ-ト
レベルセンサ」の働きで、ハニカムベンチの水平を維持することができます。(別途、空気源が必要です。)
解析モデル=スチ-ルハニカムベンチ
2400×1500×250t
10-2
コンプライアンス(mm/N) 標準ベンチ
コンプライアンス(mm/N) ハイダンピングベンチ
ハイダンピングスチ-ルハニカムベンチと
標準スチ-ルハニカムベンチの実測比較
実測モデル=スチ-ルハニカムベンチ
2400×1500×250t
10-2
10-3
10-3
10-4
10-4
10-5
10-5
10-6
10-6
10-7
10
30Hz
ハニカムベンチ・定盤 ・・・ 機器搭載用ハニカムベンチや各種の定盤は、研究や実験または検査評価など搭載する機器の使用目的
に適ったベンチを使用することが最も望ましい使い方です。ヘルツは次のようにハニカムベンチや定盤を分類しています。
ハイダンピングスチ-ルハニカムベンチと
標準スチ-ルハニカムベンチの解析比較
コンプライアンス[mm/N]
右の図は、テ-ブルの設計段階において搭載機
器に求められるベンチの剛性、特に特定周波数
の変位に留意しなければならないときに、モ-ダ
ル解析や周波数応答解析や静的解析によって
最適化の情報を得る手段として解析技術を使い
ます。また、防振台設置後に周囲の機械設備の
変更により、振動伝達性に変化がおこり、従来の
防振性能が得られなくなった場合など、対策を講
ずるためにも解析技術は必要な要素となります。
特 徴
ハニカムベンチ内
コアの種類
コンプライアンスデ―タ実測 例
周波数応答解析 例
TDI-4015LA
100
周波数
1000
10-7
10
コンプライアンス(mm/N) 標準ベンチ
コンプライアンス(mm/N) ハイダンピングベンチ
100
周波数
1000
ナノテクノロジ-時代のハニカムベンチ・石定盤・鋳鉄定盤の選択
モ-ダル解析の一例
①解析モデル(二次元) アルミハニカムベンチ 1500*1500*200t 材質:上面 SUS410 下面 SPHC
5次
2次
3次
4次
6次
1次
ナノテクノロジー時代の空気ばね式
422.936Hz
300.111Hz
354.112Hz
400.350Hz
459.159Hz
238.345Hz
防振台「ナノテーブル」の選択は、
次の諸条件を考慮することが必要です。
①搭載機器の測定分解能は・・・
②機器の全体寸法は・・・
③機器の構造は・・・
②解析モデル(二次元) スチ-ルハニカムベンチ 1500*1500*200t 材質:上面 SUS410 下面 SPHC
④機器の測定時の状態は
1次
2次
3次
4次
5次
6次
(測定部は移動しながら測定するか、又は
282.909Hz
407.039Hz
480.463Hz
555.3Hz
583.741Hz
733.761Hz
静止状態ですか)・・・
⑤防振台上の配置は・・・
⑥搭載機器は磁気の影響を受けますか・・・
⑦搭載機器は低周波領域の影響を受け
ますか・・・
③解析モデル 石定盤 1500*1500*200t 材質:インディアンブラック
⑧その他、搭載機器は空気擾乱や音響の
5次
1次
2次
3次
4次
6次
影響を受けますか・・・等々
701.086Hz
285.883Hz
424.926Hz
510.807Hz
701.086Hz
1187.000Hz
⑨ナノテーブルの設置環境に床の荷重制限
や極端なエアコンの風強さや大きな音など
設置環境は・・・
様々な条件を満たす事によって信頼性の
④解析モデル 鋳鉄定盤 1500*1500*200t 材質:FC250
あるデータを得ることができます。
1次
2次
3次
4次
5次
6次
ヘルツは最適な測定環境を創造する為に
57.22Hz
246.402Hz
256.784Hz
296.716Hz
296.719Hz
494.064Hz
努力しています。