スライド 1

資料(84)各国の財政調整制度について
ア メ リ カ
税収
(国:地方)
歳出
(国:地方)
ド
イ
ツ
カ
ナ
ダ
ス ウ ェー デン
フ ラ ン ス
オーストラリア
歳入調整
or
57:43
84:16
82:18
95: 5
59:41
44:56
36:64
39:61
56:44
69:31
54:46
68:32
38:62
―
配分額の積
上げ。
あらかじめ一
定額に固定。
当面3.5%の割
合で増加。
国の予算編成の
シーリングの中で、
中央政府の財政
上の観点を勘案
しつつ決定。
物価上昇率
+実質GDP
伸率×50%
連邦と州との
間での協議機
関である首相
会議や閣僚評
議会などで
検討。
国の策定する
公共支出計画
において中央
政府の財政政
策上の要請を
踏まえ決定。
国税5税の一定
割合
地方財政計画
上の財源不足
額を基礎として
加算額を決定。
水平調整
垂直調整
垂直と水平の
双方併用
垂直調整
垂直調整
垂直調整
垂直調整
財政調整
制度なし
(不足する州に
補完的に垂直
を併用)
―
歳入調整
歳入調整
歳入・需要
調整
歳入・需要
調整
歳入・需要
調整
歳入・需要
調整
歳入・需要
調整
―
―
―
分離型
分離型
統合型
統合型
統合型
―
州民一人当
たり税収と
全州平均と
の差など。
州民一人当た
り税収と全州
平均との差。
(歳入面)住民一
人当たり課税所
得、全国平均一
人当たり課税所
得
(需要面)年齢構
成や地理的条件
によるコスト差の調
整など。
財政力、財
政需要、税
負担の3つの
格差を是正
するため、複
数の交付金
を設けてい
る。
連邦交付金委
員会が配分割
合を示す係数
を求め、連邦に
勧告。
各自治体ごと
に相対需要額
と相対財源額
等を計算した
差額。
基準財政需要
額と基準財政
収入額の差額。
歳入・
需要調整
歳入・需要
調整の場合
本
47:53
決定
水平
日
50:50
総額の
or
ス
59:41
マクロ
垂直
イ ギ リ
分離型
or
統合型
配分基準
※ 分離型:公共サービスのニーズ及びコストの格差を考慮する部分と、課税力の格差を考慮する部分とを分離したうえで、その両方を合わせて財源保障と財源調
整を図るもの。
第8回研究会 資料4「財政調整制度について」
統合型:財政需要と財政収入との差額を基礎として、財源保障と財源調整を図るもの。
資料(84)-2 各国の財政調整制度について
地
歳方
入自
構治
成体
の
調
整
の
仕
組
み
ア メ リ カ
ド
イ
ツ
州・地方税
46%
特定補助
金15%
その他39%
州・地方税55%
一般交付金3%
特定補助金5%
起債15%
その他22%
財政調整
制度なし
一人当たり
州税収格差
は各州で努
力
カ
ナ
ダ
スウェーデン
フ
ラ
ン
ス
オーストラリア
イ
州・地方税65%
一般交付金
地方税72%
交付金、補助
11%
特定補助金2%
その他22%
金18%
その他10%
地方税52%
起債10%
交付金・補助
◆州・地方税
31%
◆交付金、補助
金48%
◆その他21%
地方税12%
一般交付金
地方税34%
一般交付金
38%
特定補助金
23%
起債3%
その他24%
21%
特定補助金
16%
起債13%
その他16%
国庫からの交
交付金:
2つに大別
付金以外に、州
間で財政力を調
整する水平調整
制度
3段階で調整
①付加価値税配
分
②州相互間での
水平調整→一人
当たり州税収が
全州平均を上回
る州が下回る州
に調整交付金を
交付
③連邦からの交
付金
共有税(州取り
分は所得税
42.5%、法人税
50.0%、付加価
値税45.9%)のう
ち付加価値税の
配分には財政調
整的要素(※)が
ある
(※)徴税地主義
ではなく、人口や
財政力等の指標
で配分
①医療社会福祉
交付金(人口按
分)
②平衡交付金
・水平調整なし
・州平均歳入ま
で交付する歳入
均等化型
算定概要:交付
金額=(一人当
たり標準的財政
能力-一人当た
り各州財政能
力)×各州人口
計算過程で、税
収入を平準化し
ている。
州間格差は残
るが、州の財政
需要は考慮され
ない
連邦と州とが
所得・消費に重
複課税
①歳入平衡化:
歳入超過団体負
担金と国庫を原
資とし、全国平
均比から調整水
準を定め、水準
に満たない自治
体は交付を受け
る。水準を超え
る自治体は国へ
賦課金を拠出
②費用平衡化:
年齢構成や地理
的条件によるコ
スト差を調整す
るため全国平均
を下回る団体が
負担金を拠出
経常総合交付
連邦政府から
一般交付金:
金(DGF)をはじめ
多数の一般交付
金が存在
分配指標は多
様
DGFのうち概算
交付金は、人口
や面積などの配
分基準で基本的
な財政需要を反
映している。
またDGFのうち
財政調整交付金
では、財政力、
徴税努力、特定
の財政需要(学
童数など)を勘案
している。
州政府と、州政
府を通じて地方
政府に交付金を
配分する二段構
え構造の垂直調
整
連邦や州から
独立して、配分
係数を勧告する
交付金委員会を
設置
付加価値税歳
入総額を原資。
各州の歳出や
歳入、独自の増
収、増出要因等
を一定の算式に
あてはめ、交付
金額を算定する。
金・その他38%
ギ
リ
ス
日
本
歳入歳出差額
歳入援助交付金
補填方式の地
及び事業用レイ
方交付税採用
水平調整なし
ト交付額(合算し
交付税基準額
て算定)
=相対需要額-
=基準財政需
相対財源額+人
要額-基準財
口割配分額+最
政収入額
低伸率保証分
相対需要額:
行政費用が最低
の自治体との格
差を基準にして
決定
相対財源額:
一人当たりカウ
ンシル税が最低
額の自治体との
差に人口を乗じ
て求める。
人口割配分
額:予め政府が
決定した金額の
人口割
最低伸率保証
分:自治体毎に
決められた前年
度比での伸び率
水平調整なし
2006年に制度
改正され、歳入
割合のうち、一
般交付金及び特
定補助金は17%、
45%となっている。
第8回研究会 資料4「財政調整制度について」
資料(85) 平成19年度における東京都23特別区・大阪市24区における税収状況
平成19年度における東京都23特別区・大阪市24区における税収状況
○ 人口1人あたりでは、大阪市よりも東京都区部のほうが格差は大きく、大阪市も20倍を越える。
〔なお、(特別)区間での税収は、東京都区部よりも大阪市のほうが格差は大きい〕
【東京都】
(1人当たり税収)
順位
特別区名
1位
千代田区
2位
中央区
・
区部平均
・
22位
葛飾区
23位
足立区
金額
8,747千円
2,583千円
365千円
格差
64.8倍
138千円
135千円
《参考》
(都区部税収合計/3,069,194百万円)
順位
特別区名
金額
1位
港区
418,965百万円
2位
千代田区 400,188百万円
・
23区平均
133,443百万円
・
22位
墨田区
49,396百万円
23位
荒川区
29,003百万円
格差
14.4倍
【大阪市】
(1人当たり税収)
順位
特別区名
1位
中央区
2位
北区
・
区部平均
・
23位
平野区
24位
西成区
金額
2,633千円
1,244千円
269千円
格差
29.3倍
99千円
90千円
(大阪市税収合計/677,197百万円)
順位
特別区名
金額
1位
中央区
179,982百万円
2位
北区
119,505百万円
・
24区平均
28,217百万円
・
23位
西成区
10,031百万円
24位
大正区
9,439百万円
格差
19.1倍
第6回研究会 資料5「大阪市24区における税収状況など」
資料(85)-2
平成19年度における東京都23特別区・大阪市24区における税収状況
【東京都:法人関係税徴収事務の特定事務所集約前】
平成19年度
東京都区部の特別区ごとの税収及び1人当たり税収の状況
特別区名
住民基本台帳
人口
(H20.3.31現在)
特別区税収
都で徴収を行う市町
村税相当額を含む
(人) A 順位
千代田区
中央区
港 区
渋谷区
新宿区
台東区
文京区
品川区
豊島区
目黒区
江東区
大田区
世田谷区
墨田区
杉並区
中野区
練馬区
板橋区
北 区
荒川区
江戸川区
葛飾区
足立区
特別区計
23区平均
45,752
107,793
195,928
196,597
279,557
163,635
186,321
343,882
242,582
252,452
432,090
669,674
827,220
234,223
525,583
300,614
686,208
513,589
317,949
182,779
647,808
429,787
631,860
8,413,883
2
3
1
6
4
17
18
8
15
16
9
7
5
22
11
20
10
14
21
23
12
19
13
一人当たり
税収
(百万円) B 順位
400,188
278,471
418,965
179,506
202,200
66,421
64,357
115,900
80,850
75,527
111,868
154,776
189,315
49,396
106,874
57,507
111,725
83,843
51,310
29,003
96,338
59,371
85,486
3,069,194
133,443
平成19年度
大阪市区役所ごとの税収及び1人当たり税収の状況
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
B/A (千円)
区名
C
8,747
2,583
2,138
913
723
406
345
337
333
299
259
231
229
211
203
191
163
163
161
159
149
138
135
365
835
住民基本台帳 大阪市各区税収
人口
(H20.3.31現在)
(人) D 順位
5
1
6
10
9
12
3
4
20
11
14
19
7
8
15
2
16
13
22
18
17
21
23
24
中央区
北区
西区
浪速区
天王寺区
淀川区
福島区
此花区
住之江区
西淀川区
東成区
阿倍野区
港区
大正区
生野区
都島区
旭区
東淀川区
東住吉区
鶴見区
城東区
住吉区
平野区
西成区
大阪市計
24区平均
68,359
96,095
73,463
49,529
60,578
162,460
61,417
65,123
127,382
95,429
72,956
102,982
83,656
71,736
104,177
97,967
92,600
168,200
131,489
108,137
161,780
152,839
197,285
110,904
2,516,543
1
2
4
11
7
3
15
17
5
9
21
12
20
24
16
18
22
8
14
19
10
13
6
23
一人当たり
税収
(百万円) E 順位
179,982
119,505
40,774
16,149
18,421
41,478
14,157
13,069
25,080
17,656
11,565
16,025
11,569
9,439
13,297
12,431
10,892
18,242
14,208
11,647
16,495
15,584
19,504
10,031
677,197
28,217
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
E/D (千円)
F
2,633
1,244
555
326
304
255
231
201
197
185
159
156
138
132
128
127
118
108
108
108
102
102
99
90
269
325
(出典:東京都/東京都税務統計年報、地方財政状況調査、大阪市/平成20年度大阪市統計書、地方財政状況調査)
(注)・東京都の特別区税収は、特別区税に、東京都税として徴収されている法人都民税のうち法人市町村民税相当額、固定資産税、特別土地保有税、
事業所税及び都市計画税を合算したものである。なお、東京都・大阪市とも各区ごとに端数処理をしているため各区の和と合計は一致しない。
・都税分は各区に所在する都税事務所での収納額を各区の税収とみなして計算しており、都本庁等で直接徴収された税収は含まれていない。
・法人都民税のうち法人市民税相当額は、各都税事務所ごとの額が公表されていないため、区部の法人市民税相当額総額に区部の法人都民税
総額に対する各都税事務所の法人都民税額の割合を乗じて推計したものである。
・大阪市の税収は本庁で徴収されているものは含まれていない。
第6回研究会 資料5「大阪市24区における税収状況など」
資料(85)-3
参
平成20年度における東京都23特別区・大阪市24区における税収状況
考 【東京都:法人関係税徴収事務の特定事務所集約後(法人都民税:9事務所、事業所税4事務所)】
平成20年度
東京都区部の特別区ごとの税収及び1人当たり税収の状況
特別区名
住民基本台帳
人口
(H21.3.31現在)
特別区税収
都で徴収を行う市町
村税相当額を含む
(人) A 順位
千代田区
中央区
港 区
渋谷区
新宿区
台東区
品川区
豊島区
文京区
目黒区
江東区
世田谷区
大田区
荒川区
杉並区
墨田区
中野区
練馬区
板橋区
北 区
江戸川区
葛飾区
足立区
特別区計
23区平均
46,272
111,460
199,841
195,794
281,783
165,945
347,059
244,274
188,317
253,176
441,262
831,224
673,925
185,112
527,942
236,387
300,497
690,783
516,905
319,470
650,600
430,697
638,194
8,476,919
2
3
1
6
4
17
7
14
19
16
11
5
8
23
10
22
20
9
15
21
12
18
13
一人当たり
税収
(百万円) B 順位
419,894
252,594
448,950
175,444
212,319
68,694
137,502
83,164
54,335
72,311
98,975
185,659
137,221
36,511
100,896
42,630
53,466
109,044
79,964
48,184
93,581
58,089
83,280
3,052,705
132,726
平成20年度
大阪市区役所ごとの税収及び1人当たり税収の状況
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
B/A (千円)
区名
C
9,074
2,266
2,247
896
753
414
396
340
289
286
224
223
204
197
191
180
178
158
155
151
144
135
130
360
836
住民基本台帳 大阪市各区税収
人口
(H21.3.31現在)
(人) D 順位
5
1
6
10
9
12
3
4
20
11
19
14
7
8
2
15
16
22
13
18
17
21
23
24
中央区
北区
西区
浪速区
天王寺区
淀川区
福島区
此花区
住之江区
西淀川区
阿倍野区
東成区
港区
大正区
都島区
生野区
旭区
東住吉区
東淀川区
鶴見区
城東区
住吉区
平野区
西成区
大阪市計
24区平均
70,515
97,658
75,366
50,392
61,867
163,517
62,780
65,095
126,539
95,554
102,794
73,059
83,768
71,169
97,983
103,991
91,916
130,906
168,032
109,284
162,982
152,406
197,326
110,254
2,525,153
1
2
4
12
7
3
14
16
5
9
11
21
19
24
18
17
22
15
8
20
10
13
6
23
一人当たり
税収
(百万円) E 順位
174,653
116,705
40,485
15,791
18,563
41,227
14,292
13,434
25,449
18,081
16,085
11,197
11,740
9,803
12,524
13,198
10,928
14,233
18,225
11,694
16,591
15,569
19,521
10,029
670,017
27,917
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
E/D (千円)
F
2,477
1,195
537
313
300
252
228
206
201
189
156
153
140
138
128
127
119
109
108
107
102
102
99
91
265
316
(出典:東京都/東京都税務統計年報、地方財政状況調査、大阪市/平成21年度大阪市統計書、地方財政状況調査)
(注)・東京都の特別区税収は、特別区税に、東京都税として徴収されている法人都民税のうち法人市町村民税相当額、固定資産税、特別土地保有税、
事業所税及び都市計画税を合算したものである。なお、東京都・大阪市とも各区ごとに端数処理をしているため各区の和と合計は一致しない。
・都税分は各区に所在する都税事務所での収納額を各区の税収とみなして計算しており、都本庁等で直接徴収された税収は含まれていない。
・平成20年度より法人都民税及び事業所税は事務効率化のため集約化が図られ、法人都民税は9都税事務所で、事業所税は4都税事務所で
23区分を取扱うこととされたため、実際の法人所在地と納税先の区は一致しない。
・法人都民税のうち法人市民税相当額は、各都税事務所ごとの額が公表されていないため、区部の法人市民税相当額総額に区部の法人都民税
総額に対する各都税事務所の法人都民税額の割合を乗じて推計したものである。
・大阪市の税収は本庁で徴収されているものは含まれていない。
第6回研究会 資料5「大阪市24区における税収状況など」
資料(86) 各区ごとのH19年度普通会計歳出決算(一般財源ベース)と税収との比較(粗い試算)
(比較数値)
(単純引き算)
【税収>歳出】北区、中央区、西区(合計額2,571億円)
【税収<歳出】上記以外の21区(合計額▲4,605億円)
【歳出】19年度決算の一般財源等を(当該区人口/全市人口)で按分している。
【税収】各区毎の税収を記載している。なお、地方譲与税や各税交付金などを除く。
各区間での財政調整が必要
(留意点)
○ 財政調整を地方交付税で行うとした場合、この差額が単純に交付税になるものではない。
(需要) 決算額から、大阪市分割による政令市権能需要分をマイナス、水準超過行政分をマイナス
(収入) 標準的な需要以外の行政需要に充てるための税収(留保財源)をマイナス、税収以外の税交付金、地方譲与税をプラス
北区
215
131
此花区
単位:億円
343
142
福島区
1,195
336
124
都島区
228
中央区
1,800
239
西区
293
94
184
212
天王寺区
251
161
173
177
浪速区
西淀川区
408
257
116
港区
大正区
334
415
淀川区
569
182
東淀川区
116
東成区
589
255
133
生野区
365
109
旭区
324
165
城東区
566
116
鶴見区
378
160
阿倍野区
251
住之江区
360
446
156
住吉区
535
142
東住吉区
100
西成区
0
歳出
460
195
平野区
などを考慮する必要
税収
691
388
200
400
600
800
1,000
1,200
1,400
1,600
1,800
第6回研究会 資料5「大阪市24区における税収状況など」
資料(87) 特別区 区域内税収と行政需要の比較(粗い試算)
資料出所:特別区議会議員講演会(平成21年度第3回)講演録
第6回研究会 資料5「大阪市24区における税収状況など」
資料(88) 大阪市を24区に分割した場合の試算について
 大阪市を分割した場合に財政調整を検討する前提として、24区ごとの交付税と財政収
支の試算。
 区ごとの歳出、歳入を精緻に把握することが困難なため、大阪市の20年度交付税、決
算をもとに一定の仮定をおいて24区に割り振ることで試算。
歳出:平成20年度決算ベース(人口按分)
歳入(地方交付税):平成20年度の大阪市の普通交付税をもとに人口按分で試算
パターン1
歳出
交付
税
政令市関係の支出を含む
生活保護は保護人口で按分、
パターン2
パターン3
パターン4
政令市関係の支出を含む
生活保護は保護人口で按分
その他は人口(国調)で按分
政令市関係の支出を含む
生活保護は保護人口で按分
民生費、教育費等は人口(国
調)で按分
その他は昼間人口で按分
その他は人口(住基等)で按分
政令市関係の支出を含む
生活保護は保護人口で按分
民生費、教育費等は人口(住
基等)で按分
その他は昼間人口で按分
政令市権能に係る需要・収入
を控除
需要は人口(国調)按分
政令市権能に係る需要・収入
を控除
需要は人口(国調)按分
収入は調定区に振り分け
収入は調定区に振り分け
政令市権能にかかる需要・収
入を含む
需要は最新の人口(住基等)で
按分
個人住民税は住所区に振り分
け
法人住民税は実収入で振り分
け
政令市権能にかかる需要・収
入を含む
需要は最新の人口(住基等)で
按分
個人住民税は住所区に振り分
け
法人住民税は実収入で振り分
け
第9回研究会 資料4「財政調整等について」
資料(88)-2
大阪市を24区に分割した場合の試算について
パターン1:歳出は20年度決算ベース(政令市関係の支出含む)で夜間人口(国調)で区ごとに按分。
交付税は、政令市権能を控除している。 歳出・交付税ともに、生活保護に係る分は保護人口で按分。
歳出
合計
市税
地方譲与税等
税等一般歳入
地方交付税
臨時財政
対策債
特例交付金等
(a)
北区
都島区
福島区
此花区
中央区
西区
港区
大正区
天王寺区
浪速区
西淀川区
淀川区
東淀川区
東成区
生野区
旭区
城東区
鶴見区
阿倍野区
住之江区
住吉区
東住吉区
平野区
西成区
合計
(単位:千円)
収支差引
(b)-(a)
合計
標準財政
規模
(b)
(c)
32,042,963
32,196,661
19,108,771
20,777,972
21,244,557
22,812,145
27,265,226
23,866,111
20,366,332
18,948,060
30,907,302
54,361,662
59,089,139
25,621,997
46,289,847
31,136,863
51,599,373
34,169,343
34,428,791
42,852,039
52,928,939
44,854,400
68,018,859
53,016,742
117,809,554
13,511,141
14,901,291
14,076,878
149,916,906
41,230,481
12,564,160
10,528,020
19,206,041
16,338,901
19,033,561
42,916,088
19,980,467
11,978,597
14,561,305
11,863,779
18,177,618
12,754,882
17,150,155
26,761,849
17,131,840
15,563,132
21,498,021
11,332,829
4,930,035
1,420,396
1,191,183
1,651,328
5,351,552
2,184,730
1,346,135
1,254,218
1,376,219
1,144,110
1,848,066
3,346,980
2,416,481
1,158,415
1,893,037
1,309,447
2,048,305
1,497,597
1,511,194
2,718,188
2,013,090
1,855,284
2,725,148
1,650,336
27,719
8,351,126
16,833
1,155,729
18,451
20,045
6,175,796
5,554,122
17,710
14,959
3,141,549
46,728
18,804,909
5,701,705
15,852,797
8,840,859
15,866,703
9,823,297
7,128,514
4,963,050
17,934,647
14,441,164
23,792,564
25,114,040
977,574
972,179
593,634
621,388
650,690
706,909
810,134
712,908
624,582
527,560
931,580
1,647,925
1,736,747
768,630
1,349,370
927,120
1,567,127
1,046,072
1,045,439
1,272,077
1,548,371
1,314,819
1,954,251
1,292,917
8,861,070
369,573
730,091
360,078
14,059,557
3,086,653
463,462
375,342
593,693
721,463
648,729
2,399,779
910,442
417,439
411,916
304,257
477,958
356,894
471,536
664,315
413,532
361,001
584,557
274,906
132,605,952
24,624,415
17,433,032
17,865,401
169,997,156
47,228,818
21,359,687
18,424,610
21,818,245
18,746,993
25,603,485
50,357,500
43,849,046
20,024,786
34,068,425
23,245,462
38,137,711
25,478,742
27,306,838
36,379,479
39,041,480
33,535,400
50,554,541
39,665,028
100,562,989
▲ 7,572,246
▲ 1,675,739
▲ 2,912,571
148,752,599
24,416,673
▲ 5,905,539
▲ 5,441,501
1,451,913
▲ 201,067
▲ 5,303,817
▲ 4,004,162
▲ 15,240,093
▲ 5,597,211
▲ 12,221,422
▲ 7,891,401
▲ 13,461,662
▲ 8,690,601
▲ 7,121,953
▲ 6,472,560
▲ 13,887,459
▲ 11,319,000
▲ 17,464,318
▲ 13,351,714
120,300,720
23,017,645
15,840,214
16,216,769
153,567,256
42,792,043
19,949,240
17,349,939
19,869,543
16,877,615
23,589,213
45,970,455
41,752,467
18,702,130
32,512,698
22,120,565
35,989,134
23,922,882
25,118,485
32,798,696
37,104,605
31,660,543
47,972,920
38,429,719
867,904,094
670,787,496
49,841,474
192,805,016
25,600,003
38,318,243
977,352,232
109,448,138
903,425,496
黒字団体計: 2,800億円
赤字団体計: ▲ 1,700億円
財政調整が必要
第9回研究会 資料4「財政調整等について」
資料(88)-3
大阪市を24区に分割した場合の試算について
パターン2:歳出は20年度決算ベース(政令市関係の支出含む)で昼間人口で区ごとに按分。
ただし、民生費、教育費等は夜間人口(国調)で按分。
交付税は、政令市権能を控除している。 歳出・交付税ともに、生活保護に係る分は保護人口で按分。
歳出
合計
市税
地方譲与税等
税等一般歳入
地方交付税
臨時財政
対策債
特例交付金等
(a)
北区
都島区
福島区
此花区
中央区
西区
港区
大正区
天王寺区
浪速区
西淀川区
淀川区
東淀川区
東成区
生野区
旭区
城東区
鶴見区
阿倍野区
住之江区
住吉区
東住吉区
平野区
西成区
合計
(単位:千円)
収支差引
(b)-(a)
合計
標準財政
規模
(b)
(c)
65,318,190
27,934,280
19,537,026
19,482,423
70,609,841
31,223,056
24,392,045
20,818,906
24,298,266
21,351,061
27,269,417
53,156,845
49,727,258
22,306,373
39,218,717
25,977,939
42,557,777
27,833,196
30,826,514
38,425,510
43,868,429
37,094,560
57,616,719
47,059,746
117,809,554
13,511,141
14,901,291
14,076,878
149,916,906
41,230,481
12,564,160
10,528,020
19,206,041
16,338,901
19,033,561
42,916,088
19,980,467
11,978,597
14,561,305
11,863,779
18,177,618
12,754,882
17,150,155
26,761,849
17,131,840
15,563,132
21,498,021
11,332,829
4,930,035
1,420,396
1,191,183
1,651,328
5,351,552
2,184,730
1,346,135
1,254,218
1,376,219
1,144,110
1,848,066
3,346,980
2,416,481
1,158,415
1,893,037
1,309,447
2,048,305
1,497,597
1,511,194
2,718,188
2,013,090
1,855,284
2,725,148
1,650,336
27,719
8,351,126
16,833
1,155,729
18,451
20,045
6,175,796
5,554,122
17,710
14,959
3,141,549
46,728
18,804,909
5,701,705
15,852,797
8,840,859
15,866,703
9,823,297
7,128,514
4,963,050
17,934,647
14,441,164
23,792,564
25,114,040
977,574
972,179
593,634
621,388
650,690
706,909
810,134
712,908
624,582
527,560
931,580
1,647,925
1,736,747
768,630
1,349,370
927,120
1,567,127
1,046,072
1,045,439
1,272,077
1,548,371
1,314,819
1,954,251
1,292,917
8,861,070
369,573
730,091
360,078
14,059,557
3,086,653
463,462
375,342
593,693
721,463
648,729
2,399,779
910,442
417,439
411,916
304,257
477,958
356,894
471,536
664,315
413,532
361,001
584,557
274,906
132,605,952
24,624,415
17,433,032
17,865,401
169,997,156
47,228,818
21,359,687
18,424,610
21,818,245
18,746,993
25,603,485
50,357,500
43,849,046
20,024,786
34,068,425
23,245,462
38,137,711
25,478,742
27,306,838
36,379,479
39,041,480
33,535,400
50,554,541
39,665,028
67,287,762
▲ 3,309,865
▲ 2,103,994
▲ 1,617,022
99,387,315
16,005,762
▲ 3,032,358
▲ 2,394,296
▲ 2,480,021
▲ 2,604,068
▲ 1,665,932
▲ 2,799,345
▲ 5,878,212
▲ 2,281,587
▲ 5,150,292
▲ 2,732,477
▲ 4,420,066
▲ 2,354,454
▲ 3,519,676
▲ 2,046,031
▲ 4,826,949
▲ 3,559,160
▲ 7,062,178
▲ 7,394,718
120,300,720
23,017,645
15,840,214
16,216,769
153,567,256
42,792,043
19,949,240
17,349,939
19,869,543
16,877,615
23,589,213
45,970,455
41,752,467
18,702,130
32,512,698
22,120,565
35,989,134
23,922,882
25,118,485
32,798,696
37,104,605
31,660,543
47,972,920
38,429,719
867,904,094
670,787,496
49,841,474
192,805,016
25,600,003
38,318,243
977,352,232
109,448,138
903,425,496
黒字団体計: 1,800億円
赤字団体計:▲ 700億円
財政調整が必要
第9回研究会 資料4「財政調整等について」
資料(88)-4 大阪市を24区に分割した場合の試算について
パターン3:歳出は20年度決算ベース(政令市関係の支出含む)で夜間人口(住基等)で区ごとに按分。
交付税は、政令市権能を含む。 歳出・交付税ともに、生活保護に係る分は保護人口で按分。
歳出
合計
市税
地方譲与税等
税等一般歳入
地方交付税
臨時財政
対策債
特例交付金等
(a)
北区
都島区
福島区
此花区
中央区
西区
港区
大正区
天王寺区
浪速区
西淀川区
淀川区
東淀川区
東成区
生野区
旭区
城東区
鶴見区
阿倍野区
住之江区
住吉区
東住吉区
平野区
西成区
合計
(単位:千円)
収支差引
(b)-(a)
合計
標準財政
規模
(b)
(c)
32,723,147
32,379,303
20,190,936
21,696,175
25,072,615
24,655,375
27,940,788
23,278,581
21,154,911
19,607,344
31,663,827
54,053,517
57,042,962
25,999,875
44,627,092
30,332,194
53,318,635
35,123,172
33,304,521
42,078,803
51,370,251
43,952,351
68,668,417
47,669,301
105,387,721
15,994,552
15,561,176
14,766,587
134,784,760
39,035,620
13,974,989
11,571,801
17,285,321
16,364,028
18,111,656
41,704,792
24,261,213
13,262,320
16,686,072
11,632,234
22,538,215
15,271,137
20,397,833
28,143,135
19,180,955
17,505,066
25,222,130
12,144,177
5,315,769
1,865,728
1,526,327
2,729,849
5,642,411
2,495,276
1,889,782
1,856,641
1,645,841
1,432,256
2,740,463
4,105,021
3,307,855
1,482,941
2,424,282
1,682,157
2,715,437
2,094,264
1,941,732
4,054,578
2,612,307
2,497,693
3,784,205
2,017,569
28,330
7,430,603
106,975
1,068,637
21,885
21,698
6,133,947
4,875,086
18,418
106,230
4,813,878
435,982
15,903,232
5,756,960
14,670,139
9,448,538
15,032,319
9,304,569
4,909,127
3,817,742
16,871,618
13,536,916
22,992,099
22,616,745
999,095
977,957
627,874
650,440
771,813
765,230
831,509
694,318
649,533
548,420
955,517
1,638,175
1,672,005
780,586
1,296,759
901,659
1,621,526
1,076,252
1,009,867
1,247,612
1,499,053
1,286,277
1,974,804
1,123,720
7,911,793
557,433
783,321
506,607
12,474,181
2,854,795
617,719
514,367
583,632
767,742
772,384
2,442,157
1,241,524
554,046
687,154
444,776
820,632
572,335
638,178
916,377
691,389
616,956
999,075
557,941
119,642,708
26,826,273
18,605,673
19,722,120
153,695,050
45,172,619
23,447,946
19,512,213
20,182,745
19,218,676
27,393,898
50,326,127
46,385,829
21,836,853
35,764,406
24,109,364
42,728,129
28,318,557
28,896,737
38,179,444
40,855,322
35,442,908
54,972,313
38,460,152
86,919,561
▲ 5,553,030
▲ 1,585,263
▲ 1,974,055
128,622,435
20,517,244
▲ 4,492,842
▲ 3,766,368
▲ 972,166
▲ 388,668
▲ 4,269,929
▲ 3,727,390
▲ 10,657,133
▲ 4,163,022
▲ 8,862,686
▲ 6,222,830
▲ 10,590,506
▲ 6,804,615
▲ 4,407,784
▲ 3,899,359
▲ 10,514,929
▲ 8,509,443
▲ 13,696,104
▲ 9,209,149
107,846,381
25,196,902
16,989,549
18,105,400
137,582,074
40,776,969
21,986,375
18,357,262
18,310,827
17,247,506
25,408,980
45,874,613
44,060,492
20,390,769
33,949,534
22,966,815
40,497,011
26,758,413
26,734,011
34,781,345
38,951,686
33,566,129
52,301,947
37,100,238
867,904,093
670,787,490
63,860,384
179,921,673
25,600,001
39,526,514
979,696,062
111,791,969
905,741,228
黒字団体計: 2,300億円
赤字団体計: ▲ 1,200億円 財政調整が必要
第9回研究会 資料4「財政調整等について」
資料(88)-5 大阪市を24区に分割した場合の試算について
パターン4:歳出は20年度決算ベース(政令市関係の支出含む)で昼間人口で区ごとに按分。
ただし、民生費、教育費等は夜間人口(住基等)で按分。
交付税は、政令市権能を含む。 歳出・交付税ともに、生活保護に係る分は保護人口で按分。
歳出
税等一般歳入
合計
市税
地方譲与税等
地方交付税
臨時財政
対策債
特例交付金等
(a)
北区
都島区
福島区
此花区
中央区
西区
港区
大正区
天王寺区
浪速区
西淀川区
淀川区
東淀川区
東成区
生野区
旭区
城東区
鶴見区
阿倍野区
住之江区
住吉区
東住吉区
平野区
西成区
合計
(単位:千円)
収支差引
(b)-(a)
合計
標準財政
規模
(b)
(c)
65,642,180
28,021,277
20,052,490
19,919,787
72,433,246
32,101,035
24,713,833
20,539,050
24,673,887
21,665,095
27,629,770
53,010,068
48,752,610
22,486,367
38,426,703
25,594,654
43,376,706
28,287,530
30,290,995
38,057,197
43,125,985
36,664,890
57,926,120
44,512,619
105,387,721
15,994,552
15,561,176
14,766,587
134,784,760
39,035,620
13,974,989
11,571,801
17,285,321
16,364,028
18,111,656
41,704,792
24,261,213
13,262,320
16,686,072
11,632,234
22,538,215
15,271,137
20,397,833
28,143,135
19,180,955
17,505,066
25,222,130
12,144,177
5,315,769
1,865,728
1,526,327
2,729,849
5,642,411
2,495,276
1,889,782
1,856,641
1,645,841
1,432,256
2,740,463
4,105,021
3,307,855
1,482,941
2,424,282
1,682,157
2,715,437
2,094,264
1,941,732
4,054,578
2,612,307
2,497,693
3,784,205
2,017,569
28,330
7,430,603
106,975
1,068,637
21,885
21,698
6,133,947
4,875,086
18,418
106,230
4,813,878
435,982
15,903,232
5,756,960
14,670,139
9,448,538
15,032,319
9,304,569
4,909,127
3,817,742
16,871,618
13,536,916
22,992,099
22,616,745
999,095
977,957
627,874
650,440
771,813
765,230
831,509
694,318
649,533
548,420
955,517
1,638,175
1,672,005
780,586
1,296,759
901,659
1,621,526
1,076,252
1,009,867
1,247,612
1,499,053
1,286,277
1,974,804
1,123,720
7,911,793
557,433
783,321
506,607
12,474,181
2,854,795
617,719
514,367
583,632
767,742
772,384
2,442,157
1,241,524
554,046
687,154
444,776
820,632
572,335
638,178
916,377
691,389
616,956
999,075
557,941
119,642,708
26,826,273
18,605,673
19,722,120
153,695,050
45,172,619
23,447,946
19,512,213
20,182,745
19,218,676
27,393,898
50,326,127
46,385,829
21,836,853
35,764,406
24,109,364
42,728,129
28,318,557
28,896,737
38,179,444
40,855,322
35,442,908
54,972,313
38,460,152
54,000,528
▲ 1,195,004
▲ 1,446,817
▲ 197,667
81,261,804
13,071,584
▲ 1,265,887
▲ 1,026,837
▲ 4,491,142
▲ 2,446,419
▲ 235,872
▲ 2,683,941
▲ 2,366,781
▲ 649,514
▲ 2,662,297
▲ 1,485,290
▲ 648,577
31,027
▲ 1,394,258
122,247
▲ 2,270,663
▲ 1,221,982
▲ 2,953,807
▲ 6,052,467
107,846,381
25,196,902
16,989,549
18,105,400
137,582,074
40,776,969
21,986,375
18,357,262
18,310,827
17,247,506
25,408,980
45,874,613
44,060,492
20,390,769
33,949,534
22,966,815
40,497,011
26,758,413
26,734,011
34,781,345
38,951,686
33,566,129
52,301,947
37,100,238
867,904,094
670,787,490
63,860,384
179,921,673
25,600,001
39,526,514
979,696,062
111,791,968
905,741,228
黒字団体計: 1,500億円
赤字団体計:▲ 400億円
財政調整が必要
第9回研究会 資料4「財政調整等について」
資料(89)
債務(地方債残高など)の承継について
地方債残高、公債費を各区ごとに按分した粗い試算
区名
人口
(人)
税収
(H20年度収入
済額)の状況
(千円)
人口按分
税収按分
人口按分
税収按分
地方債残高
(普通会計)
地方債残高
(普通会計)
公債費
(普通会計)
公債費
(普通会計)
合計
2,525,153
670,017,044
2,283,074,276
2,283,074,276
149,661,706
北
区
97,658
116,704,913
88,295,825
397,670,458
5,788,031
都
島
区
97,983
12,524,123
88,589,668
42,675,785
5,807,293
福
島
区
62,780
14,291,797
56,761,473
48,699,111
3,720,868
此
花
区
65,095
13,433,521
58,854,541
45,774,546
3,858,075
中
央
区
70,515
174,652,735
63,754,942
595,126,900
4,179,309
西
区
75,366
40,484,933
68,140,891
137,951,877
4,466,820
港
区
83,768
11,740,025
75,737,417
40,003,981
4,964,793
大
正
区
71,169
9,802,906
64,346,245
33,403,273
4,218,071
天 王 寺 区
61,867
18,562,849
55,935,999
63,252,664
3,666,756
浪
速
区
50,392
15,791,297
45,561,073
53,808,637
2,986,652
西 淀 川 区
95,554
18,081,218
86,393,529
61,611,513
5,663,330
淀
川
区
163,517
41,227,308
147,841,123
140,481,510
9,691,386
東 淀 川 区
168,032
18,225,011
151,923,284
62,101,486
9,958,983
東
成
区
73,059
11,196,884
66,055,056
38,153,235
4,330,088
生
野
区
103,991
13,197,831
94,021,700
44,971,436
6,163,377
旭
区
91,916
10,927,896
83,104,293
37,236,662
5,447,712
城
東
区
162,982
16,591,192
147,357,412
56,534,269
9,659,678
鶴
見
区
109,284
11,694,265
98,807,276
39,848,054
6,477,085
阿 倍 野 区
102,794
16,085,268
92,939,452
54,810,339
6,092,433
住 之 江 区
126,539
25,449,363
114,408,092
86,718,370
7,499,760
住
吉
区
152,406
15,568,933
137,795,301
53,050,935
9,032,855
東 住 吉 区
130,906
14,232,878
118,356,441
48,498,345
7,758,585
平
野
区
197,326
19,521,050
178,408,958
66,517,721
11,695,191
西
成
区
110,254
10,028,848
99,684,285
34,173,168
6,534,575
※人口はH21.3.31現在の住民基本台帳人口
※公債費、地方債残高、税収は平成20年度決算ベース
※公債費は決算額に7/10を乗じた額を基礎自治体分として按分している
670,017,044(上記税収)+770,449(固定資産税本庁扱い分)=670,787,493(統計数値)
149,661,706
26,068,376
2,797,513
3,192,359
3,000,646
39,012,181
9,043,119
2,622,369
2,189,675
4,146,384
3,527,302
4,038,802
9,208,944
4,070,921
2,501,048
2,947,999
2,440,964
3,705,975
2,612,148
3,592,966
5,684,624
3,477,633
3,179,198
4,360,417
2,240,144
第9回研究会 資料4「財政調整等について」
資料(90)
法改正検討資料(都区制度導入の場合)
自治法を改正する場合


地方自治特別法を制定する場合
例えば、「道府県及びその道府県の区域内の市町村で特別区と 
なるものの申請によって、都を設置する手続き」を新たに定める。
都道府県合併の例(自治法6条の2)より推測すると、以下のよう
な手続きが考えられる。


例えば、「大阪府を廃止するとともに、大阪市を廃止してその区
域の全部による特別区を設置し、新たに大阪都を設置する法」を
特別に制定する。
大阪府域及び大阪市域のみに適用される法律であり、憲法95条
に基づく住民投票が必要になる。
以下の手続きは、自治法261条、262条に規定。
(例:大阪府と大阪市域で大阪都を設ける場合)
(例:大阪府と大阪市域で大阪都を設ける場合)
法案の策定
大阪府議会の議決
大阪市会の議決
国会の議決
大阪府民による住民帳票の実施
有効投票の過半数の同意
大阪府及び大阪市が
内閣に申請
(総務大臣を経由)
国会の承認
大阪市民による住民投票の実施
有効投票の過半数の同意(*)
法律の公布
*大阪市域での住民投票が必要かどうかは議論の余地があるが、
大阪市域に限って普通地方公共団体である地位を失い、特別
区になるということを考えれば、何らかの方法で市域の意思
を確認する必要があると考えられる。
(なお、自治法281条の4は、既存の東京都内の市町村が特別
区になる場合の手続きを定めているが、その市町村議会の議
決を経て都に申請することとしている。)
第9回研究会 資料5「大都市制度 それに至るシナリオ・法改正に向けた課題整理」
資料(91)
法改正検討資料(政令市を分割する場合)
 指定都市は、地方自治法第252条の19第1項の規定に基づき、政令で指定する人口50万人以上の市をいうもの
であり、市を分合するための手続きと、指定都市から一般の市へ移行するための手続きは別個のもの。
 前者は地方自治法第7条の規定に基づいて行われるものであるのに対し、後者については、関係地方公共団体の
意向等を踏まえ、国においてそのための政令改正を行うこととなる。
指定都市を一般の市とする場合等の手続き
 一般の市から指定都市へ移行し、または指定都市を一般の市とするための申請手続き等は、法令で規定されていない。
 一般の市から指定都市への移行を実施するためには、
①指定要件に合致するか、②市の現状、将来構想、県と市の調整状況などについて事務的に意見等を聴取し、関係地方公共
団体の意向等を踏まえて、国においてそのための法令改正を行う。
なおその際、関係地方公共団体から国への申請、関係地方公共団体と国との協議、関係地方公共団体の議会の議決等は、
法令上の規定は設けられていない。
 指定都市を一般の市とする場合も同様に、申請手続き等は法令で規定されていないが、事務的に意見等を聴取し、関係地方
公共団体の意見等を踏まえて、国においてそのための政令改正を行うこととなるものと考えられる。
市町村の分割、分立の手続き
 市町村を分割(一の市町村を廃し、その区域を分けて数個の市町村を置くこと)または分立(一の市町村の一部を分けて、そ
の区域をもって新しい市町村を置くこと)する場合には、市町村議会の議決を経た申請に基づき、都道府県知事が当該都道府
県議会の議決を経てこれを定め、ただちにその旨を総務大臣に届け出なければならないとされているが(地方自治法第7条第
1項)、市町村議会においては、
○区域及び名称
○財産処分(法第7条第5項。必要な場合。)
○新たに設置される市町村の議会の議員の定数(法第91条第7項)
について、議決することとなる。
 本来都道府県が行う事務等で、地方自治法第252条の19の規定により指定都市が行うこととされている事
務は、指定都市が指定都市以外の市(一般の市)へ移行する際には、当然に都道府県の事務等となる。
第9回研究会 資料5「大都市制度 それに至るシナリオ・法改正に向けた課題整理」
資料(92)
法改正検討資料(市町村合併の場合)
 市町村の合併の特例に関する法律(合併特例法)による場合
 地方自治法上の廃置分合の手続きに加えて、合併協議会の設置が定められている。
(合併協議会の設置について住民請求できる規定あり。)
都道府県知事
廃置分合市町村
事前協議
住民発議
(任意の協議会等で事実上の協議)
(市町村の有権者の1/50以上の署名)
OR
総務大臣
合
A市議会の議決
B町議会の議決
併
特
法
定
合
併
協
議
会
例
の
設
置
届
合併市町村基本計画
にかかる協議
合 併 に か か る 協 議
法
計
画
作
協
成
報
出
議
受
・
告
回
受
理
答
理
報
告
受
理
合併協定書の調印
A市議会の議決
B町議会の議決
地
方
申 請 書 の 受 理
協議・回答
合併申請書の作成
(市の場合のみ)
自
都
議
道
府
会 の 議
県
決
合
併
定
治
の
決
届
出
受
理
法
合併の効力の発生
告
示
第9回研究会 資料5「大都市制度 それに至るシナリオ・法改正に向けた課題整理」
資料(93) 法改正検討資料(都道府県・市町村の廃置分合等に関する現行の規定)
●地方自治法
○第3条(地方公共団体の名称)
都道府県の名称を変更しようとするときは、法律でこれを定める。
○第6条(都道府県の廃置分合および境界変更)
都道府県の廃置分合又は境界変更しようとするときは、法律でこれを定める。
○第6条の2(申請に基づく都道府県合併)
前条第1項の規定によるほか、2以上の都道府県の廃止およびそれらの区域の全部による1の都道府県の設置又は都道府県の廃止およびそ
の区域の全部の他の1の都道府県の区域への編入は、関係都道府県の申請に基づき、内閣が国会の承認を経てこれを定めることができる。
前項の規定については、関係都道府県の議会の議決を経なければならない。
第1項の申請は、総務大臣を経由して行うものとする。
○第7条(市町村の廃置分合および境界変更)
市町村の廃置分合又は市町村の境界変更は、関係市町村の申請に基き、都道府県知事が当該都道府県の議会の議決を経てこれを定め、直ち
にその旨を総務大臣に届け出なければならない。
前項に規定により市の廃置分合をしようとするときは、都道府県知事は、あらかじめ総務大臣に協議し、その同意を得なければならない。
○第252条の19(指定都市の権能)
政令で指定する人口50万人以上の市は、次に掲げる事務のうち都道府県が法律又はこれに基づく政令の定めるところにより処理すること
とされているものの全部又は一部で政令で定めるものを、政令で定めるところにより、処理することができる。
○第281条の4(特別区の廃置分合および境界変更)
都内の市町村の区域の全部又は一部による特別区の設置は、当該市町村の申請に基づき、都知事が都の議会の議決を経てこれを定め、直ち
にその旨を総務大臣に届け出なければならない。
特別区を設置しようとするときは、都知事は、あらかじめ総務大臣に協議し、その同意を得なければならない。
●地方自治法第252条の19第1項の指定都市の指定に関する政令
内閣は、地方自治法第252条の19第1項の規定に基づき、この政令を制定する。
地方自治法第252条の19第1項の指定都市を次のとおり指定する。
●市町村の合併の特例に関する法律
○第3条(合併協議会の設置)
市町村の合併をしようとする市町村は、地方自治法第252の2第1項の規定により、合併市町村の円滑な運営の確保及び均衡ある発展
を図るための基本的な計画の作成その他市町村の合併に関する協議を行う協議会を置くものとする。
○第6条(合併市町村計画の作成および変更)
合併市町村基本計画は、おおむね次に掲げる事項について、政令で定めるところにより、作成するものとする。
(掲げる事項は、基本方針、施設の統合整備に関する事項など)
●(参考)地方自治特別法を制定する場合
○法案策定 ⇒国会の議決 ⇒府民・市民による住民投票の実施 ⇒有効投票の過半数の同意 ⇒法律公布〔自治法261条、262条〕
第9回研究会 資料5「大都市制度 それに至るシナリオ・法改正に向けた課題整理」
資料(94) 関西広域連合の発足(H22.12.1 総務大臣設置許可)
1 設立のねらい
地方分権改革の突破口、広域行政の展開、国の地方支分部局の事務の受け皿
構成団体:滋賀、京都、大阪、兵庫、和歌山、鳥取、徳島の2府5県
2 基本方針
◎ まず一歩を踏み出し、成長する広域連合
実現可能な事務から取り組みを開始し、実施する事務を順次拡大、国の事務移譲を狙う。
◎ 生活者重視の運営(東南海・南海地震等に備えた広域防災、ドクターヘリ等)
◎ 広域施策の核として既存事業を移管
関西広域機構(KU)の事務について、広域連合で実施した方が効率的なものは移管する。
3 実施する事務
<設立当初> 7分野
広域防災、広域観光・文化振興、広域産業振興、広域医療連携、広域環境保全、
資格試験・免許等、広域職員研修
<順次拡充する事務>
7分野の拡充と府県事務の切り出し等、新たな分野(交通・物流基盤整備、行政委員会事務)
<国の地方支分部局からの移譲事務>
「国出先機関対策委員会」を設置し、事務事業に加え財源・組織を含む丸ごと移管に向けて、必要な法整備等を求めていく。
4 組織
広
公
平
委
員
委
員
会
広域連合協議会
広
域
構
成
関 係 地 方
市 長 会 ・
経
済
団
学
識
会計管理者
委
合
委員長 (広域連合長)
副委員長(副広域連合長)
各委員 (各分野担当)
選 挙 管 理 委 員 会
査
連
広域連合長
広 域 連 合 議 会
(定数20)
監
域
員
連
合
団
体
の
公 共 団 体 の
町 村 長 会 関 係
体
等
代
表
経
験
者
長
長
長
者
者
等
会
事
本部事務局
務
局
各事業分野事務局(担当委員府県に配置)
連合専従職員:9名
府県職員との併任職員:125名
5 予算
構成府県が負担する「分賦金」による。負担割合は、総務費は均等負担、各事業費は人口など事業毎の受益に応じた客観的な指標で算定。
22年度予算(4か月) 83,094千円、 23年度当初予算案(通年)475,113千円
第9回研究会 資料6「道州制、関西広域連合、国との関係について」
資料(95)
関西州への道筋(大阪における大まかなイメージ)
■国の役割の重点化
■広域自治体と基礎自治体の役割分担を明確化する過程
【関西でできることから】
国
国の出先機関
関西広域連合
国の出先機関の受け皿
関 西 州
※出先の執行権に加え、
本庁の企画立案権も移管
広
域
【大阪でできることから】
広
域
基
礎
大 阪 府
新たな広域自治体
大 阪 市
新たな基礎自治体
※実現には、
全国的な議論・法改正
成長戦略
基礎自治体
暮らしの充実
※役割分担が不明確
※役
割
分
担
の
明
確
•※事務の性格に応じ、民営化を検討
化
基
礎
大阪から新たな
大都市自治の提案
地域の意思と実情
にあった道州制へ
地域のあり方を自ら
提案 国と協議
(例)
◎基本《完全な二層》
府市協議
道
第一ステップ
広域機能の一元化
大大
都阪
市に
制ふ
度さ
のわ
創し
造い
関
西
に
あ
っ
た
道
州
制
市
州
町
村
《地域によって府県存続》
道
府
市
町
州
県
村
《大都市の権限拡大》
都市内分権
道
州
市町村
大都市
第10回研究会 資料2「最終とりまとめに向けた議論のたたき台関係資料」
資料(96) 国の出先機関原則廃止について(概要)【全国知事会国の出先機関廃止PT 7月報告】
出先機関
地方整備局
(66事務)
事務・権限の仕分け結果
事 務 項 目
備考
直轄国道の整備・保全、直轄河川・直轄砂防の工事・維持管理、国営公 複数都府県にまたがる国道につい
園の整備・管理、建築基準法の施行に関する事務 など
ては都府県に移管後に協議会設置、
河川については、広域連合or協議会
廃止・民営化等する事務(15事務) 国庫補助金支給事務、地方に対する指導・助言、調整 など
を設置することを検討
国に残す事務
(18事務) 直轄国道(自動車専用道路)の整備・保全、営繕工事の企画・立案 など
地方移管する事務
都道府県労働局
(22事務)
地方移管する事務
(33事務)
ハローワーク事務、労働基準、労働者の保護などに関する指導監督、
(20事務) 個別労働関係紛争の解決の促進に関すること。社会保険労務士に関す
る監督等、労働保険の認定・給付及び労働保険料等の徴収 など
廃止・民営化等する事務(2事務) 賃金等の労働条件及び労働者生計費に関する統計調査実施 など
経済産業局
(58事務)
国に残す事務
(0事務)
―
地方移管する事務
商工会議所に関する許認可・監督、新規産業の環境整備(産業クラス
(38事務) ターなど)、電気・ガス事業に関する許認可・監査 など
廃止・民営化等する事務(12事務) 計量士の試験の実施、景気動向調査の実施 など
地方厚生局
(49事務)
国に残す事務
(8事務) 輸出入貿易管理、関税割当に関する事務、原発立地・電源開発等など
地方移管する事務
(38事務)
健康保険組合等の指導監督、厚生年金基金・確定拠出年金等の指導
監督、介護サービス事業者の指導監督、社会福祉法人等の認可 など
廃止・民営化等する事務(8事務) 医師・看護師等の国家試験の実施 など
地方農政局
(57事務)
国に残す事務
(3事務) 医薬品等の輸入監視、輸出水産食品施設等への指導監督 など
地方移管する事務
(34事務)
JAS法に基づく立入検査、農地転用事務、食育の推進に関する事務、
土地その他の開発資源の調査に関する事務 など
廃止・民営化等する事務(17事務) 農林水産業に関する統計調査、農振地域の整備等に関する協議 など
地方運輸局
(46事務)
国に残す事務
(6事務) 主要食糧の需給・価格安定に関する買入れ・売渡し など
地方移管する事務
(31事務)
JAS法による検査等で複数都道府
県にまたがる場合は、都道府県間の
連携で行うことを検討
JR以外の鉄道事業、バス、トラックなどの許認可等、倉庫業の登録・指
導監督、海上運送・港湾運送の許認可等、船員の職業紹介 など
廃止・民営化等する事務(11事務) 自動車の登録・抵当・車検、海事代理士・海技士等の試験の実施 など
総合通信局
(28事務)
国に残す事務
(4事務) JR事業の許認可等、外国船舶の監督等 など
地方移管する事務
(13事務)
ケーブルテレビの許認可、区域内の電気通信事業の登録・届出
特定信書便事業の監督、情報通信技術に関する産学官連携支援など
廃止・民営化等する事務(2事務) 情報通信による地域振興、情報通信に関する広報啓発
国に残す事務
(13事務) 電波の周波数割当計画の策定、電波監理、放送局の許認可
※他、法務局関係(14事務中,地方移管9・廃止民営2・国残3)、中央労働委員会地方事務所(1事務中、国残1)、漁業調整事務所(9事務中、地方移管7・国残2)
地方航空局(21事務中、国残21)、森林管理局(18事務中、地方移管2・国残16)、地方環境事務所(36事務中、地方移管26・廃止民営5・国残5)
第9回研究会 資料6「道州制、関西広域連合、国との関係について」
資料(96)-2
国の出先機関原則廃止について(概要)
地域主権大綱で示された 国の出先機関の原則廃止についての改革の進め方
6.22閣議決定
府省は、地方自治体側の意見・要望等をも踏まえつつ、自らが所管する出先機関の事務・権限
仕分け(「自己仕分け」)を行い、その結果を本年8月末までに地域主権戦略会議に報告する。
① 地域主権戦略会議は、当該「自己仕分け」の内容について精査を行い、事務・権限仕分けを行う
② 事務・権限仕分けの区分については、次に掲げるパターンを基本とする
A 地方自治体へ移譲するもの
a 全国一律・一斉に移譲するもの
b 個々の地方自治体の発意に応じ選択的に移譲するもの
① 現行の行政区域を前提とするもの
② 都道府県の区域を超える広域的実施体制の整備を前提とするもの
B 個々の地方自治体の発意による選択的実施を認め、その試行状況を踏まえて移譲の
可否について判断するもの
① 現行の行政区域を前提とするもの
② 都道府県の区域を超える広域的実施体制の整備を前提とするもの
C 国に残すもの
D 廃止・民営化するもの
(「アクション・プラン(仮称)」の策定)
上記の事務・権限仕分けの結果を踏まえ、個々の出先機関の事務・権限の地方移譲等の取扱方針及びその実現に向けた工程やスケジュ
ール並びに組織の在り方について明らかにする「アクション・プラン」を年内目途に策定
その際、地方自治体への移譲等については、地方自治体側の要望をも踏まえ、重点的に取り組むべき事項の速やかな実施を検討し、平成
23 年通常国会への法案提出も含め可能なものから速やかに実施することを基本とする。
出先機関改革の基本方向(案)
11.29第8回地域主権戦略会議
○国のかたちを変える。住民に身近な行政は身近なところで。このため、年内に、出先機関改革のアクション・プランを定める
○出先機関の事務・権限をブロック単位で移譲する。⇒広域的実施体制の枠組み作りのため、所要の法整備
○上記の体制が整うまでの間、地方自治体の意見・要望を踏まえ、以下の措置
・一の都道府県内でおおむね完結する事務・権限は、当該都道府県に移譲
・複数の都道府県にまたがる事務・権限であっても、特区制度の活用などにより移譲
○出先機関のスリム化・効率化を行う
第9回研究会 資料6「道州制、関西広域連合、国との関係について」