Linear collider calorimeter R&D -- II ストリップファイバー電磁カロリメータ 応答一様性、位置分解能、角度分解能 CDF Japan Meeting 2004 December,18-19, 2004, Tsukuba A.Nagano (Tsukuba) 目次 応答一様性 横方向電磁シャワーの広がり 位置分解能 角度分解能 シャワー角度再構成 まとめ 2004/12/19 CDF J Meeting 2004 1 4 GeV π(MIP)入射の応答一様性 シンチレータを 0.5mm 間隔で 分割し、その中を通過した粒子 の応答の平均を求め応答の位 置依存性を調べた ドリフトチェンバーの位置分解能 380 micor m 4 GeV π粒子(MIP を要求)につ いてシンチレータ 1 cm 幅方 向の応答のばらつきを求めた 1 つのストリップ・シンチレータに 対する応答のばらつきは2.4% 2004/12/19 CDF J Meeting 2004 1st super layer 2 4 GeV π(MIP)入射の応答一様性 シンチレータを 1cm 間隔で分 割し、その中を通過した粒子の 応答の平均を求め応答の位置 依存性を調べた 4 GeV π粒子(MIP要求)につ いてシンチレータ 20 cm 幅 方向の応答のばらつきを求め た 9-11 ストリップのイベントを重 ね合わせた 1 つのストリップ・シンチレータ に対する応答のばらつきは 1.6% 2004/12/19 CDF J Meeting 2004 3 4 GeV 電子 入射の応答一様性 シンチレータを 1mm 間 隔で分割し、その中を通 過した粒子の応答の平 均を求め応答の位置依 存性を調べた 4 GeV 電子についてシン チレータ 1 cm 幅方向 について奥行き方向の応 答の和のばらつきを求め た X -planeに対する応答の ばらつきは 1.1% 2004/12/19 CDF J Meeting 2004 4 イベントディスプレー 4 GeV 電子のイベント ディスプレー 2004/12/19 CDF J Meeting 2004 5 積分形の横方向シャワーの広 がり I(x)を求める Xdc;チェンバーで求めた位置 Xi ; i 番目ストリップの位置 x = Xdc – Xi x=0で折り返した x I(x) = Pulse height (MIPs) 横方向のシャワーの広がり +∞ dxPH/ ∫ dxPH ∫ -∞ -∞ x Xi 2004/12/19 CDF J Meeting 2004 Xdc 6 横方向のシャワーの広がり ー 4 GeV 電子とMIPを比較 ビームテストのデータを用いた 4GeV 電子とMIPを比較した MIPの信号の広がりは電子の シャワーの広がりに比べて十 分小さい モリエル半径 ρ(半径ρの円柱の 中に90%のエネルギーを落と す)ρ= 2.8 cm GEANT3 シュミレーションの結 果 3cm と同等 第2スーパーレイヤー(シャワー マックス)で I (x)=0.05 のとき x=1.5 cm 2004/12/19 CDF J Meeting 2004 7 横方向のシャワーの広がり GEANT3 によるシュミレー ション結果とビームテストの 結果に違いが見られた この違いはMIPデータの応 答に広がりがみられることか ら隣り合うストリップ型シンチ レータの光漏れによるものと 思われる GEANT3 4 GeV 電子によ るシャワーの広がりをビーム テストのMIPデータの応答の 広がりを用いてsmeared function を求めた 2004/12/19 CDF J Meeting 2004 8 横方向のシャワーの広がり 電磁シャワーの横方向の広がりを以下の関数で フィット した I(x) = p4 × {p3 × exp(-x / p1) + (1- p3) × exp(-x / p2)} Smeared function を求めた ∞ I s = dx' I ∫ e (x - x' ) × f MIP (x' ) 0 d f MIP (x ) ≡dx IMIP (x ) 2004/12/19 CDF J Meeting 2004 9 横方向シャワーの揺らぎ 横方向シャワーの揺ら ぎを調べるため、シャ ワークラスターのRMS を求めた GEANT3 によるシュミ レーション結果とビーム テストの結果が一致し た 2004/12/19 data simulation CDF J Meeting 2004 10 4 GeV 電子入射 シャワーマックスでの 位置分解能 シャワーの横方向の広がりか ら各スーパーレイヤーでシャ ワー重心を再構成 イベントごとに横方向のシャ ワーの広がりをガウス分布で フィットし平均を求めた 波高が最大値をとるストリッ プ・シンチレータを中心として 5点でフィットした ドリフトチェンバーで再構成さ れた各スーパーレイヤーでの 飛跡の外挿とのずれの分布 をガウス分布でフィットして位 置分解能を求めた 2004/12/19 CDF J Meeting 2004 11 位置分解能 1-4 GeV 電子入射 第2スーパーレイヤー (シャワーマックス)におい て以下の式でフィットした: σ = (4.53 ± 0.02)mm/ E ⊕(0.0 ± 0.2)mm 2004/12/19 CDF J Meeting 2004 12 4 GeV 電子入射 角度分解能 再構成されたシャワー重 心を奥行き方向に直線 フィットして角度分解能を 求めた 第 5,6 スーパーレイヤー は応答が小さすぎるので 直線フィットに用いなかっ た 2004/12/19 CDF J Meeting 2004 13 角度分解能 1-4 GeV 電子入射 X-layer について以下の 式でフィットした σ = (4.8 ± 0.1)°/ E ⊕(0.0 ± 0.5)° 2004/12/19 CDF J Meeting 2004 14 角度測定 カロリメータに対して 0 ~ 16 °程度傾けて 4 GeV 電子を入射 θ 2004/12/19 電子入射 CDF J Meeting 2004 15 シャワー角度再構成 実際に傾けた角度とシャ ワーから再構成された角 度のプロットを直線フィッ トした 2004/12/19 CDF J Meeting 2004 16 まとめ 応答一様性 4 GeV π(MIP)入射に対する応答のばらつきは 4 GeV 電子入射に対する 1 ~ 6 スーパーレイヤーの応答の和 のばらつきは 1cm 幅方向 X レイヤー : 1.1 % 横方向シャワー 1cm 幅方向 1 ストリップ : 2.4 % 20cm 幅方向 1 ストリップ : 1.6 % シャワーの90%を含む円柱の半径 1.5cm (シャワーマックス) 1~4 GeV 電子、第2スーパーレイヤーでの位置分解能 σ = (4.53 ± 0.02)mm/ E ⊕(0.0 ± 0.2)mm . 1~4 GeV 電子、x軸に対する角度分解能 2004/12/19 σ = (4.8 ± 0.1)°/ E ⊕(0.0 ± 0.5)° CDF J Meeting 2004 17 Appendix Tracking Longitudinal shower profile Spatial resolution Tracking Position distribution Position distribution at the most down stream chamber. This beam profile indicates that the beam profile is smaller than the size (5x5 cm) of the nearest trigger counter. 2004/12/19 CDF J Meeting 2004 19 Tracking Residual distribution The incident position resolution at the calorimeter surface is evaluated to be 380 micro m 2004/12/19 CDF J Meeting 2004 20 The response at x=-0.5 cm The response in a certain region of each scintillator is determined by the mean of the pulse height distribution. 2004/12/19 CDF J Meeting 2004 21 Longitudinal shower profile The longitudinal shower profiles for electron data are also consistent with the simulation result. 2004/12/19 CDF J Meeting 2004 22 Correlation plot at the 2nd super layer The position calculated by the method is compared with that determined with the drift chamber. 2004/12/19 CDF J Meeting 2004 23 The position resolution at each super layer 2004/12/19 CDF J Meeting 2004 24
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