価格方式の変遷 (サウジアラビアのターム契約) 価格方式等 制度概要 1968~78 個別価格 ・ メジャーと輸入会社間との個別のFOB交渉 ・ 販売形態が多様で、価格は企業秘密 1979~82 ペトロミン(石油鉱物資源公団) による直接販売(D・D) ・ ペトロミンがアラムコより25%(その後拡大)の権益を譲渡し、直接販売 ・ take or pay条項のある契約 ・ 79年1月からペトロミンはGEP(政府公示価格)を公示開始 1983~88 ペトロミン100%のD・D販売 ・ トリガー条項(アラビアンライト(AL)価格(LPG熱量換算)の一定割合 (85~95%)を超えた場合、買手は引き取り数量を削減可能)のある 契約 AL連動の価格フォーミュラ (GEP新フォーミュラ) ・ 89年1月にサマレック(SAMAREC:Saudi Arabian Marketing & Refining Co)が発足し、11月からLPG価格をAL価格(LPG熱量換算) と連動 ・ 89年11月~90年9月、80~85% ・ 90年10月~91年12月、90% 1992~94 GEPのフォーミュラの一部改訂 (いわゆるサマレック・プライス (SP)) ・ AL価格連動方式を堅持しつつ、一部にスポット価も加味したフォーミュラ 価格 ・ 毎月末にスポット入札を実施、落札価格とAL価格(LPG熱量換算)90% を比較し、価格差が15ドル以上の場合(当該価格差-15ドル)×1/2を 加減 1994~ CP(Contract Price) ・ 毎月のスポット入札等を参考に市況を見定め、サウジアラムコが独自に 決定する。当月CPは前月末に発表 1989~91
© Copyright 2025 ExpyDoc