マイバック・エコバックとメディアの力

マイバック・エコバックとメディア
の力
浅野 実穂
東洋大学
社会学部メディアコミュニケーション学科
4年
キーワード
エコバック、マイバック、レジ袋、環境問題、
消費者問題
第1章 レジ袋
レジ袋の歴史
現在のレジ袋
レジ袋枚数報道
第2章 マイバック・エコバックの真相
レジ袋の真相
マイバック運動
実態調査
第3章 マイバック、エコバックの利用行動
第4章
結
レジ袋対策のレジ袋報道
• 読売新聞2007 10月10日 レジ袋減らしたい
• かしわ クルクルリーン 平成19年9月1日第29号レジ袋はたまっていま
せんか?【レジ袋はたまっていませんか】
• ECIネットライブラリ№035 杉並区のレジ袋
http://www.eic.or.jp/library/pickup/pu021019.html#b1
• みんなで止めよう温暖化 チーム・マイナス6% http://www.team-6.jp/
•
レジ袋削減理由はゴミ削減、プラスチック原料材を減
らすこと、つまりゴミの量、プラスチックの量を減らす
ことである。つまり枚数よりも量が重要である。
レジ袋の数値
石油消費量
①レジ袋の消費量
305億枚/年
②レジ袋1枚を作るために消費される原油
18.3ml
③レジ袋に消費される原油
①×②=55.8万kl
レジ袋の供給の打ち分け
①国内で使われるレジ袋の供給量
②海外からのレジ袋輸入の供給量
①+②=269千トン
97千トン
172千トン
(国内生産比率36%)
マイバック・エコバックの利用行動
調査方法:観察調査
調査日:2007年11月平日5日間、土日2日間
調査項目:
性別 男性、女性
年代 20歳、30歳、40歳、50歳、 60歳、
70歳以上
時間 一番買い物利用者が多い平日夕方17時から
18時、土日の夕方17時から18時に限定
調査場所:北柏マルエツ店
消費者の性別
項目
数
男性
64
女性
103
合計
167人
消費者の年齢
項目
10歳代
数
7
20歳代
11
30歳代
25
40歳代
33
50歳代
47
60歳代
28
70歳代
16
合計
167人
平日のエコバック持参状況
男性, 7
持ってき
ていない,
68.8
持参して
いる,
31.1
エコバック持参率
(N=151)
女性,
40
持参している人の性別グラフ
(N=47)
土日のエコバックの持参状況
持って
きてい
ない,
6 2 .4
男性
10
持参し
ている,
68
エ コバック持参率(N=181)
女性,
60
持参している性別
(N=70)
なぜエコバックを利用するのか
70
6 1 .1
60
4 6 .4
50
40
4 1 .0
4 1 .7
3 2 .4
30
201 6 .7
2 2 .8
2 5 .0
2 6 .9
1 5 .6
1 9 .4
1 7 .9
木曜日
金曜日
1 5 .9
1 7 .6
10
0
月曜日
火曜日
水曜日
土曜日
曜日ごとのエコバック・マイバック持参率
青=男性 赤=女性
日曜日
エコバック・マイバック持参年齢層
<女性>
20~
3 0 代,
14
6 0 ~7 0
代,
83
4 0 ~5 0
代,
157
年齢層別エコバック・ マイバック持
参人数 女性
結
エコバック・マイバック運動は環境にとって意
味がない。
マイバック運動は環境対策の0.1%に満たさ
れていない。
マイバック・エコバックの流行に飛びついたの
は女性、主婦、そのなかでも40~50歳代。
買い物に行く「習慣」がこの流行と結びついた。