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総コレステロール値区分別にみた
HDL-C値と冠動脈疾患発症率
総コレステロール(mg/dL)
<220
≧220
冠動脈疾患
HDL-C
(mg/dL)
症例数
観察人年
<55
2,366
≧55
2,604
発症者数
年齢調整
発症率*
調整した
相対リスク
18,227
16
0.89
2.46
19,709
6
0.31
1.00
相対リスクのp値†
0.08
回帰係数(SE)‡
-2.12(0.87)
回帰係数のp値
0.02
相対リスクのp値†
<55
677
5,252
19
3.59
2.58
≧55
761
5,849
5
0.87
1.00
0.08
回帰係数(SE)‡
-2.69(0.94)
回帰係数のp値
0.004
* 全対象者の年齢分布をもとに直接法により調整、対1,000人・年。
† 比例ハザード回帰モデルを用いて年齢、総コレステロール値、収縮期血圧、BMI、1日の喫煙本数、アルコール摂取量を
調整した場合のHDL-C高値と低値を比較した相対リスク。
‡ 比例ハザード回帰モデルを用いて共変量を調整して算出したHDL-C値の線形回帰係数。
Kitamura A et al: Circulation 89; 2533-2539, 1994