第3章 熱力学の第1法則

第3章 熱力学の第1法則
• 位置エネルギー(ポテ
ンシャルエネルギー)
による温度上昇と,
• 加熱による温度上昇
熱の仕事当量
4.155 kJ/kcal (Joule)
4.1868kJ/kcal (現在)
Sir James Jouleの実験
仕事
• 仕事=力×距離
• 仕事=圧力×体積変化
dL Fdx PAdx PdV
仕事はエネルギーの1形態
3・2 閉じた系の熱力学第1法則
閉じた系のエネルギー保存
• 全エネルギーの変化
量を E t とすると
E t  Q  L
• 全エネルギーは
 E t  U  E k  E p
• 静的な閉じた系では


熱力学第1法則を微分形で表現すると
U  Q L
dU  Q  L
図3.3
仕事とp-V線図
• 状態変化における仕
事
L

(1) pdV
(2)
ついでに
• 仕事 Lや熱量 Qは状
態量でない.
– 微分量は, L, Q
サイクルにおける仕事と熱
• サイクルとは
系が幾つかの状態変
化の過程をへて,もと
の状態がに戻ること
• サイクルでは
q1  q2  l1  l2
 dU   Q  L  0