ロータリーの源流セミナー 製作 2680地区 PDG 田中 毅 生命の進化 • • • • • • • • 46億年前 38億年前 10億年前 5億年前 3.5億年前 2.3億年前 5百万年前 2万年前 地球の誕生 生命の誕生 多細胞生物への進化 魚の出現 爬虫類の出現 恐竜の出現 人類の出現 新人の出現 • 強い種は必ず滅びる • 環境の変化を先取りして進化していっ た生物が生き残る • 人類はいつまで食物連鎖の頂点に立 てるか 奉仕団体が生き残るすべを 生命の進化から学ぶ必要性 • 世界は絶えず変化しています。そして私た ちは世界とともに変化する心構えがなけ ればなりません。ロータリー物語は何度も 書き替えられなければならないでしょう • ロータリーがその適正な運命を理解すると したら、ロータリーは必ず進歩しなければ なりません。時には革命が起こる必要が あります ポール・ハリス語録より 変えてはならないもの ロータリー哲学 ロータリーの奉仕理念 He profits most who serves best Service above self 変えなければならないもの • RI・地区、クラブの管理運営 • 奉仕活動の実践 RIとは • 1910年 RI設立 拡大、奉仕理念の提唱、双方向の情報伝達 • 1922年 直接監督権付与 • RI定款・細則、標準クラブ定款に違反した場 合に限って、直接監督権を行使できる。奉仕 活動の実践に関する要請はできるが強制は できない • 2004年 クラブ、地区への支援 国際ロータリー理事会構成 • • • • • 次期会長 任期1年 指名委員による選挙 会長 任期1年 次期会長が就任 副会長 任期1年 次期会長が理事より任命 財務長 任期1年 次期会長が理事より任命 理事 34ゾーンを四分し、それぞれのグ ループより1名、任期2年で指名委員による選挙 • 事務総長 理事会が選任 任期5年 再任可 日本のゾーン 34地区 2510 2500 第1ゾーン 2830 2540 2520 2800 2530 2560 2550 2820 2840 2790 2510 2500 第2ゾーン 2830 第3ゾーン 2540 2520 2800 2530 2650 2690 2610 2680 2550 2820 2560 2660 2630 2840 2790 2600 2640 2760 2570 2770 2780 2620 2580 2590 2750 2510 2830 第4ゾーン 2540 2800 2700 2650 2710 2740 2610 2690 2680 2550 2560 2660 2630 2840 2600 2720 2640 2760 2570 2780 2730 2620 2580 2590 2750 RIの問題点 • アメリカン・スタンダードによる管理運営 • 職業奉仕理念の衰退とボランティア組織化 • 理事会の権限強化・理事会決定の乱用・規定 審議会の無視・不十分な情報公開 • RI理事会とRI事務局との意思不統一 • 事務職員の官僚化、肥大化 • 資産運用に関する危惧 軍需産業への投資 • イリノイ州法下における組織運営の問題点 宗教・言語・文化を尊重した中間管理組織に よる運営を考慮する必要がある 2510 2500 2530 2830 2810 2520 2630 2540 2550 2820 2650 2800 2840 2790 2700 2690 2680 2560 2750 2770 2740 2710 2660 2570 2840 2580 2720 2670 2640 2610 2620 2750 2760 2600 2780 2590 2730 地区とは • 地区は、個々のロータリークラブを支援す るためのRIの末端組織である • ガバナーは地区唯一のRI役員 ガバナー補佐・地区委員の任命 新クラブの結成 既存クラブの強化助成 地区大会の主宰 公式訪問 ガバナー月信の発行 地区リーダーシップ・プラン DLP 当初の目的 • 多言語・多国家地区への対処 言語別・国別のガバナー補佐任命 • 地理的に広域な地区への対処 遠隔地への公式訪問の効率化 • 経済的対処 ガバナー・理事数の抑制 1地区100クラブ構成 地区リーダーシップ・プラン DLP 現在の目的 • • • • • • • ガバナー補佐にクラブ管理の一部を委ねる 地区運営の合理化 地区活動の活性化 コミュニケーションの円滑化 各クラブに対する迅速、充分な支援態勢 地区内の人材発掘と養成 ガバナーの負担軽減 DLP 採用の留意点 • ガバナー補佐の任命 最低6名 4-8クラブを担当 • ガバナー補佐、地区研修リーダー、地区委員 会の責務の明確化 • 地区委員会構成の再検討 • ガバナー補佐による指導力の継続性 3年までの留任可能 • IMの再検討 ガバナー補佐の任務 • クラブ目標について協議し支援する • 公式訪問に関連して行われるクラブ協議会に 出席する • 四半期に1回、できれば毎月1回クラブを訪問し クラブ指導者と協議する • ガバナーに対してクラブの状況を報告する • 将来の地区指導者を発掘し、育成する 地区運営の合理化 • 地区組織・委員会の合理化 • ガバナー月信のIT化・MLの活用 • 旅費規程の見直し 地区内、国内、国際会議 • 諮問委員会、アドバイザー制度の見直し • 地区大会 • セミナー・IM • ガバナー補佐、代表幹事の任期と役割分担 CLPに準じた地区組織を採用 第1ゾーン 2500 2520 2530 2800 2550 2840 第2ゾーン 北海道 2770 埼玉 岩手 福島 2750 東京 2780 神奈川 第3ゾーン 2650 京都 2690 岡山 第4ゾーン 2710 広島 2720 熊本 山形 栃木 群馬 • 奉仕プロジェクト委員会の設置 • 四大奉仕委員会制度の廃止 CLP に基づく委員会対比 クラブの委員会 会員増強・大会防止 クラブ広報 クラブ管理運営 奉仕プロジェクト ロータリー財団 地区の委員会 会員増強 広報 ガバナー補佐 各種プログラム ロータリー財団 • 地区組織とクラブ組織の整合性 • 地区協議会の諸問題 クラブとは 共通の目的を持ったグループ 社交クラブ • • • • • 親睦・・・・仲良しクラブ 紅灯の巷・・・・ナイトクラブ 趣味・・・・同好会、ゴルフ、釣り 政治・・・・政党 ロータリーの奉仕理念と奉仕活動の実践 が中核になったグループ ロータリークラブ クラブ・ライフとは • 例会における活動 ロータリーの奉仕理念の研鑚による自己改善 • 例会外活動 奉仕理念に基づいた奉仕活動の実践 ロータリーの奉仕理念を示すモットー Service above self He profits most who serves best ロータリーの奉仕理念 Ideal of Service を定めた唯一のドキュメント 決議23-34 Ideal of Service • ロータリーは利己的な欲求と利他の感情の間 の矛盾を和らげる人生哲学である • その哲学は Service Above Self の哲学であり He Profits Most Who Serves Best の実践倫理 に基づくものである • Ideal of Service とは利己の心を超越して、他人 のことを思い遣り、他人のために尽くすこと • Ideal of Service, which is thoughtfulness of and helpfulness to others. Chess Perry クラブ定款 • クラブに関する基本的なルール、目的を定め たもの • 規定審議会に於いて制定変更する • クラブが勝手に制定変更することはできない クラブ細則 • クラブの管理運営を円滑にするための具体的 な規約 • クラブが独自に制定変更することができる 推奨ロータリークラブ細則は、RIが サンプルとして提示したものに過ぎない クラブ細則は 国際ロータリー定款 国際ロータリー細則 標準ロータリークラブ定款 に背馳しない範囲内で、クラブ・レベルで独 自に制定することができる クラブ自治権の行使 理事会 Aims and Objects Committee クラブ奉仕 職業奉仕 社会奉仕 国際奉仕 綱領と四大奉仕との関連性はない 1927年の大規模委員会構成 • クラブ奉仕 • 職業分類、会員、親睦、出 席、 プログラム、広報 • 職業奉仕 • 社会奉仕 • 国際奉仕 • 青少年活動、身体障害児 都市近郊知己推進、学生 奨学金基金 推奨ロータリークラブ細則の冒頭には 常に以下の記載がある • 注:本細則は単に推奨されているにす ぎない。従ってロータリークラブはクラ ブ定款および国際ロータリー定款、細 則と矛盾しない限り、クラブ独自の事 情に応じて変更することができる。 どのような委員会にするかは あくまでクラブの自由 クラブ細則の整備 • クラブの実態に沿った委員会構成 委員会の統廃合・新設 • 奉仕活動実践の具体的目標 • 会員選挙の方法 • 例会の運営方法 クラブの実態に沿うように 随時見直し、改正する RI脱退クラブ クラブ名 大越 地区 01-02 02-03 03-04 04-05 05-06 脱退年月日 2530 / / / / / 2000/06/27 矢板やしお 2550 18 / / / / 2003/06/03 中川 2500 18 18 9 / / 2003/06/23 六戸 2830 8 8 8 / / 2003/09/16 宮代 2770 19 19 11 / / 2004/12/21 一戸 2520 23 23 19 / / 2005/06/08 階上 2830 8 9 9 / / 2005/06/15 軽米 2520 17 21 13 / / 2005/06/29 一関南 2520 9 11 11 / / 2005/06/29 RI脱退クラブ クラブ名 地区 01-02 02-03 03-04 04-05 05-06 脱退年月日 野沢温泉 2600 17 17 2 2 / 2005/11/03 一関磐井 2520 17 16 12 11 / 2005/11/14 上北 2830 8 9 8 8 / 2005/12/12 印旛中央 2790 16 16 12 5 4 2006/06/01 船橋北 2790 27 27 26 13 5 2006/06/01 生月 2740 24 24 23 23 2006/06/01 熱海 2620 26 26 17 17 2006/06/27 越谷西 2770 30 35 19 14 2006/06/30 宇和島南 2670 35 37 24 19 2006/12/12 RIから提供されたCLP資料 • • • • • • • CLP概要資料 CLPワークシート CLPに関するプレゼンテーション CLPに関する質問 推奨クラブ細則改定 クラブ・リーダーシップ・プラン 効果的なクラブとなるための活動計画の指針 2007年以降は具体的な資料提供は皆無 RIが推奨する CLPの骨子 弱体クラブを救済するためのプラン 奉仕活動を実践するための委員会構成例 • 会員増強・退会防止委員会 • クラブ広報委員会 • クラブ管理運営委員会 • 奉仕プロジェクト委員会 • ロータリー財団委員会 • 委員会の継続性 • クラブの長期ビジョン RIが推奨するCLPの問題点 • 四大奉仕に基づく委員会構成との矛盾 定款・綱領上の疑義 • 奉仕プロジェクト委員会の問題点 人道的奉仕活動の偏重 • 例会軽視と会員研修の場の欠如 • 広報・ロ財団委員会を独立すべきか 統廃合による委員会構成の合理化で対処 RI 内部における意見の不一致 • RI事務局とRI理事会との意見の不一致 • 推奨ロータリークラブ細則 奉仕プロジェクト委員会に対する批判 • 国際協議会における捉え方の相違 • 標準ロータリークラブ定款において改めて 四大奉仕を位置づける • 四大奉仕を尊重した委員会構成 第5条 四大奉仕部門 • ロータリーの四大奉仕部門は、本ロータリー・ クラブの活動の哲学的および実際的な規準で ある。 1 奉仕の第一部門であるクラブ奉仕は、本クラ ブの機能を充実させるために、クラブ内で会 員が取るべき行動に関わるものである。 2 奉仕の第二部門である職業奉仕は、事業およ び専門職務の道徳的水準を高め、品位ある業 務はすべて尊重されるべきであるという認識を 深め、あらゆる職業に携わる中で奉仕の理想を 生かしていくという目的を持つものである。会員 の役割には、ロータリーの理念に従って自分自 身を律し、事業を行うことが含まれる。 3 奉仕の第三部門である社会奉仕は、クラブの所 在地域または行政区域内に居住する人々の生 活の質を高めるために、時には他と協力しなが ら、会員が行うさまざまな取り組みから成るもの である。 4 奉仕の第四部門である国際奉仕は、書物な どを読むことや通信を通じて、さらには、他国 の人々を助けることを目的としたクラブのあ らゆる活動やプロジェクトに協力することを通 じて、他国の人々とその文化や慣習、功績、 願い、問題に対する認識を培うことによって、 国際理解、親善、平和を推進するために、会 員が行う活動から成るものである。 日本的発想による CLP 効果的なクラブ運営をするためのプラン • 会員増強と退会防止 • クラブの規模や実態にマッチした委員会構 成・・クラブ奉仕委員会の統廃合 • 理事・役員の合理化 • ロータリーの奉仕理念を尊重した委員会構成 • 奉仕活動への積極的な参加 • 例会重視と会員研修 • クラブ運営の長期計画 • 適切な広報活動 中規模クラブの委員会構成 • クラブ奉仕 • 職業奉仕 • 社会奉仕 • 国際奉仕 会員増強 親睦活動 会員研修 例会運営 会報広報 新世代 ロータリー財団 世界社会奉仕 米山奨学 小規模クラブ委員会構成の一例 • クラブ奉仕 会員委員会 会務運営委員会 • 職業奉仕 • 社会奉仕 • 国際奉仕 新世代委員会 ロータリー財団委員会 (含 米山奨学委員会) クラブとは • ロータリー運動の主役はクラブ • RI定款、RI細則、標準ロータリークラブ定款に 記載されていること以外は、すべてクラブが独 自に決定することができる • クラブ管理運営のほとん ど、奉仕活動のすべては、 クラブの自治権の範疇に ある クラブ会長の責務 • クラブの代表者・象徴的存在 • 理念の提唱者として、クラブ独自のテーマ を掲げることができる • 会長のリーダーシップによってクラブは活 性化する • 会長の時間を効果的に活用 • あらゆる会合の議長・あらゆる委員会の委 員となる • クラブ外におけるロータリーの指導者とし ての最初のステップ クラブ幹事の責務 • クラブの代表者 • クラブの世話役 • クラブ管理・運営の実務責任者 RIに 対する各種報告義務、会員記録、各種会 合の召集、各種会合の議事録、出席率の 報告 • 委員会に所属しない • 理事会の投票に加わらない 理事会の役割 • • • • • クラブの管理主体は理事会 クラブ・プログラム、奉仕活動の策定 年間活動予算の策定と修正 会員選考の最終決定 職業分類の貸与 出席補填、例会取りやめ、会員身分 終結、出席免除等、かなりの部分が 理事会の裁量に委ねられている 効果的な例会運営 • • • • • • 最新情報の提供 純粋親睦 会員の事業上の発想の交換 会長の時間の有効活用 卓話の重要性 特別月間行事の活用 例会出席によって得られるメリットは 事業上の貴重な時間を割くデメリット より大きくなければならない クラブ運営の合理化 • • • • • • • • クラブの役割はクラブ会員が分担して 事務局・事務局員は必要か 世間一般の昼食の相場は 会費と食事代との分離 事務処理のIT化・・通信費の削減 週報のIT化・・ウエブサイト、メールによる配布 ニコニコ会計の正しい管理 受益者負担の原則 ロータリーの源流セミナー 製作 2680地区 PDG 田中 毅
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