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資金循環
金融経済論(小川英治)
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貨幣経済(貨幣交換経済)




貨幣経済:貨幣を媒介として「もの」と「も
の」が間接的に交換される。
生産物や生産要素サービス(「もの」)の対
価として、貨幣(「おかね」)が授受される。
貨幣経済においては、余った「おかね」と
不足する「おかね」をつくる。
金融取引:現在の「おかね」と将来の「おか
ね」の異時点間の交換
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生産物
生産物
生産物市場
貨幣
貨幣
家計
企業
貨幣
生産要素
サービス
貨幣
生産要素市場
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生産要素
サービス
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生産物
生産物
生産物市場
貨幣
貨幣
株式社債
証券市場
株式社債
貨幣
家計
企業
貨幣
生産要素
サービス
貨幣
生産要素市場
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生産要素
サービス
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生産物
生産物
生産物市場
貨幣
貨幣
証券市場
株式社債
株式社債
家計
貨幣
預 預金証書
金
市
金融機関
場
貨幣
生産要素
サービス
貸 貸出証書
出
市
場
企業
貨幣
生産要素市場
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生産要素
サービス
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生産物
生産物市場
貨幣
貨幣
株式社債
貨幣
家計
貨幣
証券市場
株式社債
株式社債
預 預金証書
金
市
金融機関
場
貨幣
生産要素
サービス
生産物
貸 貸出証書
出
市
場
企業
貨幣
生産要素市場
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生産要素
サービス
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直接金融と間接金融


直接金融:黒字主体から赤字主体へ貨幣
が直接に流れる。
間接金融:黒字主体から金融機関を通じて
赤字主体へ貨幣が間接に流れる。
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産業的流通と金融的流通


産業的流通:生産物や生産要素サービス
との交換に関連する貨幣の流れ
金融的流通:金融取引に関連する貨幣の
流れ
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貯蓄投資バランスと資金循環
経済主体(i)
①企業部門(f)
②家計部門(h)
③政府部門(g)
④海外部門(o)
⑤金融部門(b)

所得、支出etc
①所得 Yi
②支出 Ei
③消費 Ci
④投資 I i
⑤貯蓄 S i
⑥金融資産増 FAi
⑦金融負債増 FLi

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キャッシュ・フローと所得・支出

金融部門以外の各経済部門のキャッシュ・
フロー
Yi  FLi  Ei  FAi

所得⇒消費と貯蓄
Yi  Si  Ci

支出⇒消費と投資
Ei  Ii  Ci
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貯蓄投資ギャップと資金過不足

所得支出ギャップ=貯蓄投資ギャップ=資
金過不足
Ei  Yi  Ii  Si  FLi  FAi
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各経済部門の資金過不足

企業部門
E f  Yf  I f  S f  FLf  FAf

家計部門

政府部門
Eh  Yh  I h  Sh  FLh  FAh

G  T  I g  Sg  FLg  FAg
海外部門
X  IM  FLo  FAo
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経済全体の資金過不足

経済全体の資金過不足=0
I
f
 S f    I h  Sh    I g  S g    X  IM 
  FL f  FAf    FLh  FAh 
  FLg  FAg    FLo  FAo 
0
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投資総額・貯蓄総額、貿易収支

投資総額+輸出=貯蓄総額+輸入
I f  Ih  I g  X  S f  Sh  Sg  IM


貯蓄総額ー投資総額=貿易収支
S f  Sh  S g  I f  I h  I g  X  IM
 

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経済全体の金融資産・負債

金融部門を除く金融資産総額=金融負債総額
FL f  FLh  FLg  FLo
 FAf  FAh  FAg  FAo

金融部門の金融資産=金融負債
FLb  FAb

経済全体の金融資産=金融負債
FL f  FLh  FLg  FLo  FLb
 FAf  FAh  FAg  FAo  FAb
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部門別資金過不足
Data:日本銀行資金循環勘定
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