出所者居酒屋プロジェクト

「出所者居酒屋」プロジェクト
平成26年1月
出所者支援居酒屋プロジェクト実行委員会
公益社団法人日本駆け込み寺
プロジェクト実行委員会名簿 出所者支援居酒屋プロジェクト実行委員会
委員長
加藤 秀樹
構想日本 代表
委
員
浅野 史郎
元 宮城県知事
神奈川大学 教授
委
員
石切山 浩一
株式会社スタジオ・プレス 代表
委
員
玄 秀盛
公益社団法人日本駆け込み寺 代表
委
員
菅原 文太
俳優
いのちの党 代表
委 員
中山 弘子
新宿区長
委
堀田 力
元 法務省最高検察庁検事
さわやか法律事務所 弁護士
員
(敬称略 五十音順)
事務局
瀬沼 靜子
千葉 龍一
澁澤 広樹
井上茉莉花
公益社団法人日本駆け込み寺
出所者の現状と課題
出所者支援居酒屋プロジェクト実行委員会
~出所者の就労機会不足=再犯率の上昇~
▼成人の再犯者率(検挙人員に占める再犯者の人員の比率):
平成9年から一貫して上昇傾向(平成24年:45.3%)。
▼再犯者の約60~80%が無職。その比率は再犯回数が増えるほど高い。
▼出所後の雇用先確保が課題。
一般刑法犯検挙人員中の再犯者人員・再犯者率の推移
入所受刑者の就労状況別構成比(入所度数別)
注)
1.法務省大臣官房司法法制部の資料による。
2.学生・生徒、家事従事者および就労状況が不詳のものを除く。
3.( )内は実人員。
注)
1.「平成25年版犯罪白書のあらまし」 より
2.「再犯者」:以前に道路交通法を除く犯罪により検挙されたことがあり、
再び検挙された者。
3.「再犯者率」:検挙人員に占める再犯者の人員の比率。
出所者の問題点
②身元引受人がいない・居住地
を確保できない出所者が多数。
刑
務
所
<仮出所>
【保護観察所】
出所者支援居酒屋プロジェクト実行委員会
帰宅
いる
身元引受人いない
【保護カード無】
①出所前の社会復帰教育・
研修が不十分。
逮捕
留置所
拘置所
【更生保護施設】
【保護会】
満期日までに
出なければならない
【保護カード有】
<満期出所>
就職
市役所
福祉課
生活保護申請
(なかなか通らない)
③保護司の対応能力の限界。
支援制度・機関の形骸化。
窃盗・万引き
置き引き
空き巣
薬の売人 etc
ハ
ロ
ー
ワ
ー
ク
仕
事
が
み
つ
か
ら
な
い
出所者の現状と課題
出所者支援居酒屋プロジェクト実行委員会
出所者
◆受刑期間中の一人あたり作業報奨金:平均4,700円/月
⇒出所時に受領する金額の多寡、出所後の就労機会がなければ、
たちどころに生活苦に陥る。
◆社会性の不足により、人や社会と馴染むことができない。
⇒刑務所内の生活が影響し、人とのコミュニケーションがうまく取れない。
就労機会を得ても孤立しがち。
↓
再犯に繋がる可能性が高い。
×
雇用主
出所者に対する認識:
●恐怖心(自分自身、家族、従業員への身体的被害の危険性)
●猜疑心(自分自身や会社の財産や金品を盗まれる可能性)
↓
負のイメージが定着
⇒非出所者を排除してまで出所者を雇用する理由は希薄。
本プロジェクトの目的
出所者支援居酒屋プロジェクト実行委員会
新しい飲食店舗コンセプト
「出所者居酒屋」の展開
出所者に新たな就労機会と社会性訓練の場を提供して、
再犯防止・社会復帰を促進
店舗スタッフが出所者からなる居酒屋を開設し、
出所者の雇用確保・拡大、
一般社会の恐怖心や猜疑心という負のイメージや先入観の改善を目的に、
「出所者居酒屋」プロジェクトを提案します。
「出所者居酒屋」期待できる効果
出所者支援居酒屋プロジェクト実行委員会
出所者の再犯防止と社会復帰
出所者に対する先入観の軽減
犯罪被害者の減少
「出所者居酒屋」の特徴
出所者支援居酒屋プロジェクト実行委員会
他店では絶対に経験できない“出所者“という独自コンセプト店舗
好奇心で来店 ⇒ 出所者の先入観を覆す意外性とサービスの提供
▼出所者への職業紹介コーナーの設置
・ 出所者無料職業紹介コーナーを店内に設置し、
出所者向け就労支援を行なう
▼相談室の併設
・ 相談を希望するお客様には、
相談員研修を受けた出所者が対応する
▼メニュー
・ 出所者ならではの発案によるメニュー開発
・ 出所者や支援者が携わった農作物の使用
▼イベント
・ 出所者による店内イベント開催(「出所者が答える人生相談」など)
・ 全国の刑務作業製品の展示販売
▼サービス
・ 出所者という先入観を払拭する徹底したサービスの提供
・ NOと言わないサービスの追及
・ 常にお客様満足度を意識した快適な時間の提供
▼内装/インテリア
・ 庶民的かつ上品な内装と雰囲気
実行委員会所在地
出所者支援居酒屋プロジェクト実行委員会
出所者の再犯防止・社会復帰にご協力ください。
何卒よろしくお願い申し上げます。
出所者支援居酒屋プロジェクト実行委員会
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-42-3
(公益社団法人日本駆け込み寺内)
TEL 03-5291-5720
FAX 03-5272-2401
[email protected]