2011年度版 ソーシャルコミュニケーション研究室 仲谷 善雄 研究分野:認知工学 ネットワーク技術 情報処理技術 人間のモデル ・認知科学 ・心理学 アプリケーションの提案 人工知能 ヒューマンインタフェース技術 現場調査やプロト タイピングによる ニーズの発掘 研究テーマ:4本柱 災害対策 ITS(高度道路情報システム) 観光ナビ、車の合流支援、ペーパードライバーの復帰 支援、方向音痴支援、 ・・・ 思い出工学 観光客防災、企業防災、防災教育、障害者支援、避難 行動シミュレーション、・・・ 災害で思い出の品を失った人の思い出再構築支援 感性工学 パーソナルテンポによる生活リズム調整支援、服との 対話によるファッション・コーディネート支援、・・・ 観光客の避難誘導システム ソフトウェア・エージェントが誘導方法を提案 状況に応じて 迂回路を指示 マルチエージェントが 各エリアを管理 避難誘導方法の評価ツール 京都市において、周辺部から中 央部に向かう途中にバッファと して観光客を一時滞留させる防 災中継拠点を設け、段階的に 誘導する段階的避難誘導方法 について、計算機シミュレーショ ンによって有効性を検証する ツールを構築中 大規模広域イベント(東京マラソン)における 避難計画立案支援 企業の事業継続支援システム 災害時作業計画の立案支援 被災状況進展シミュレータ 出会いを演出する観光ナビ あえて詳細なルートを示さず、「周囲を見せる」 観光前 観光時 行きたい場所を指定し、予定ルートを フリーハンドで入力 フリーハンドのルートと現在位置だ けを示し、環境との相互作用を促す 現在位置の周囲の地図を見せない観光ナビ 移動の履歴は思い出 想起支援にも利用 現在位置の周囲100mの円内の地図を消し、周囲との相互作用を誘発する くやしさを利用した観光地リピータ誘導 観光客に地図と写真を提示して、写真 の風景を実際の風景の中に探すこと で、オリエンテーリングのように観光地 に誘導するシステム その人が興味を持ちそうな場所やイベ ントなどを、あえて時期(日や季節)を 少しだけずらせた写真や情報を提供 することで、その時期に再訪問したい という気持ちを誘発する 目的地に到着時に近くにあったが、あ えて推薦しなかったスポットの写真を 表示する 右からの本線合流の支援 右ハンドルの日本のドライバにとっ て、左にある本線への合流は難しい 左後ろは見にくい 体を曲げると、合流方向にハンド ルを切ることになり危険 ペーパードライバー復帰支援 基本は「危険の認識」 シミュレータ上で、「い つ」「何に」注意するか を回答させ、模範回答 との差を点数化する ハミングを用いた 思い出想起・コミュニケーション支援 鼻歌で何度も歌ってしまう歌には、心理学的には、自分でも気づかない 思い出が一緒に刷り込まれている可能性がある。それに、システムとし て気付かせ、思い出データ発掘のきっかけとし、さらに他の人とのコミュ ニケーションを支援する研究。 iPhone上の midomi 同じ歌を好 きな他の人 が好きな別 の歌の推薦 思い出を用いた 知識継承支援 iPhone上に構築 思い出を用いた療養患者間 のコミュニケーション支援 Bluetoothの交信で 相手を認識し、相互 の共通点や話題を発 見し提供 服との対話によるコーディネート支援:Talkin’ Closet オレンジなら 私を着て行っ て! それなら私 よっ! 今日はオレンジのイ メージかな? クローゼットの服(エージェント)と対話しながら、その日に着る服を選ぶ環境を 提供。どの服に触ったかは、ハンガーに取り付けたICタグで認識 リズムによる動作や認知の制御 話し手 会 話 Talk テンポ 振動 PC PT Transmitter Feedback 聞き手 個人によって異なる会話のリズムを、相手のパーソナルテンポを振動として提示 することによって制御し、初対面同士でも違和感なく会話をおこなうための支援 その他、感性工学 CGを用いたストリートダンス教育支援 Wiiリモコンを用いたバドミントン練 習支援システム
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