競合店対策

2012-06-27
MR1178 渡部圭一郎
重点商品とは、店にとって「今売りたい商品」
お客にとっては「今買いたい商品」
エンド陳列、販売促進物の展示、試食販売
[1]
西友・・・価格のみ表示した大きなPOPが目立つ、試食販売時に
関連商品を付近に陳列
POPがワンパターン、無人時の試食販売コーナーが安っぽい
マルエツ・・・PB製品を人気の定番商品の付近に置いている
POPが地味
オオゼキ・・・カラフルなPOPにメーカー希望小売価格、通常価格を記載
POPに載る情報が多すぎて若干見にくい
成城石井・・・シンプルなPOPが多い、清潔感がある
探している商品が直ぐに目につかない
売り場の配置の良し悪しが売り上げに影響する
客視点の良いレイアウト→販売員に聞かなくても何がどこにあ
るか理解できる配置
お店視点の良いレイアウト→お客がすべての売り場と商品に気
がつき、商品に手を触れてくれる配置
お客が商品の場所をイメージできる売場分類、商品分類、関連
分類
西友・・・商品の位置が容易に想像できる。フェイス数が多い
棚に高さがあり、照明が効果的に当らない場所がある
マルエツ・・・ エンド陳列に新商品の割合が高く効果的
エンド陳列を多用する分、商品分類が複雑化している
オオゼキ・・・日替わり商品のコーナーがあり商品が毎日入れ替わる
アイテム数が多く商品の場所がイメージしづらい
レジ前のエンドが定番棚と化していてもったいない
成城石井・・・アイテム数が多く商品の場所がイメージしづらい
探している商品が直ぐに目につかない
売場をレイアウトする際、客動線(お客が動き回る距離)ができ
るだけ長くなるように設計する。スーパーマーケットにおける買
い物客の歩き回る距離の平均は、172.9mで売り場に立ち寄
る回数の平均は7.4回である。
買上率は56%で、買上個数は1.4個、商品単価は平均219円
であるから、買上金額(客単価)は2,214円になる。
最終的に客単価をアップするには、客動線(店内での滞在時間)
を15.1分長くすることが必要である。
日本の消費者の80%は、店に入ってから購入商品を決めてい
るため、店舗内のプロモーション活動は重要である。
[1]競合店対策の実際 p96