情報処理基礎ガイダンス 電気情報工学科 竹下 ファイルとディレクトリ（Linux） • ファイルシステムとは ファイルとディレクトリを扱うための機構 • ファイルとは 一連のデータを「一つ」とする、ファイルシステム上の単位 • ディレクトリとは ファイルをひとまとめにしておく入れ物のようなもの Windowsではフォルダ • ディレクトリ構造 ルート（”/”）ディレクトリを頂 点とした木構造となってい る /（root） usr home user • 木（ツリー）構造 ルートディレクトリ：根 その他のディレクトリ：節 ファイル：葉 win user1 user2 www work prog user3 bin ルートディレクトリ ディレクトリ構造の頂点。 “/”（スラッシュ）で表す。 /（root） usr home win user2 www work prog ホームディレクトリ それぞれのユーザ専用。 “~”（チルダ）で表す。 user user1 bin user3 親ディレクトリ カレントディレクトリの一段上。 “..”（ドットドット）で表す。 カレントディレクトリ 現在、ユーザが作業しているところ。 “.”（ドット）で表す。 UNIXコマンドによるディレクトリとファイル操作 • 端末（ターミナル）を起動し、以下のコマンドを入力していく。 • 現在の位置(カレントD）を確認する。 pwd • カレントD内のファイル一覧を表示する。 ls • ”work” ディレクトリを作成する。 mkdir work • ”work” ディレクトリが作成されたことを確認する。 • ”work” ディレクトリへ移動する。 ls cd work • ディレクトリ“prog”を作成する。 mkdir prog • “prog” ディレクトリへ移動する。 cd prog • 現在の位置(カレントD）を確認する。 pwd • ファイルを作成する。 echo “hello world” > hello.txt • 作成したファイル“hello.txt”の中身を表示する。 cat hello.txt • 一つ上のディレクトリ”work”にファイル“hello.txt”をコピーする。 cp hello.txt ../hello2.txt • ”work” ディレクトリへ移動する。 cd ../ • “hello2.txt”が存在していることを確認する。 ls • “hello2.txt”のファイル名を“hello3.txt”に変更する。 mv hello2.txt hello3.txt • “hello3.txt”の中身を表示する。 cat hello3.txt • “hello3.txt”を削除する。 rm hello3.txt • “prog”ディレクトリを削除する。 rm –r prog • ターミナルを終了する。 exit
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