情報科学概論 I 第8回 Microsoft Officeの利用法(2)

情報科学概論 I
第8回
Microsoft Officeの利用法(2)
Excelの初歩的な使い方の概説
(株)JSOL
芝野 真次
e-mail:[email protected]
HomePage:http://www.lab.tohou.ac.jp/sci/chem/info/
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講義内容
回
内容
1
オリエンテーション(情報活用概論)
概論
2
インターネットのしくみとメール
基礎知識
3
コンピュータとOSのしくみ
基礎知識
4
情報活用落とし穴(1)(セキュリティ・ウィルス対策)
迷惑防止
5
情報活用落とし穴(2)(個人情報・機密情報・著作権)
迷惑防止
6
Windows 利用の手引
リテラシー
7
MicroSoft Officeの利用法(1) Wordの初歩的な使い方の概説
リテラシー
8
MicroSoft Officeの利用法(2) Excelの初歩的な使い方の概説
リテラシー
9
MicroSoft Officeの利用法(3) PowerPointの初歩的な使い方の概説
リテラシー
10
現象を表す式の意味(1)(基礎)
知識・知恵のネタ
11
現象を表す式の意味(2)(応用)
知識・知恵のネタ
12
科学技術計算(CAE)に求められるもの
知識・知恵のネタ
13
最新CAE紹介(1)(分子・熱・流体解析)
企業利用事例
14
最新CAE紹介(2)(構造・電磁場解析)
企業利用事例
15
試験
情報リテラシー(information literacy)とは、情報 (information)と識字 (literacy) を合わせた言葉で、情報を
自己の目的に適合するように使用できる能力のこと (Wikipedia:http://ja.wikipedia.org/wiki/情報リテラ
シー)
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第7回 Wordの使い方(質疑応答)
MS Office アカデミック版
 教育機関ように、製品版を廉価提供するものなので、学生の間に購入するとかなりお得。
 おうちで、作業?(USBメモリ)
 提出物の作業をおうちでしてもいいでしょうか?=>宿題ですので、おうちでやっていた
だいても問題はないです。(むしろそれが普通かと)
 難しいですが、がんばります。
...がわかりませんでした。でも、家で調べてみます 他 楽しいです。(多数)
 会社での教育は、なるべく考え方や答えの探し方を提示するだけにとどめます。これは、
自分で考え、解決する習慣が最も大事だからです。上記のような意見が多くあり、非常
にいいことだと思いました。
 但し、ワードなどの操作では、答えを示しますが、どうしてそうなのかも説明し、理解を深
めてもらいますので・・・・気軽にメールで質問してきてください。
 ムリ!ついていけません。=>大丈夫、あきらめなければ必ずできる。
どんなことでも、質問してみよう!

『やりたいことを理想の環境で』ではなく、『やるべきことを現実の環境の中で』
という姿勢が最重要

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第7回 Wordの使い方(復習)

文書構成を『論文』型にしてみる
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表紙を作成する
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目次ページを作成
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『【参考資料】リボンの目次>自動作成目次2』で目次が作成されます。
(この段階では目次項目は何もありません。(このページの最後で目次完成))
『【ページレイアウト】リボンのセッション区切り(次のページから開始) 』で
改ページし、セッションを別にします。
章タイトルを作成
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『【ホーム】リボン段落の(文字列)中央揃え』 でタイトル文字を中央に配置します
タイトルを打ちます。 (フォントは18ポイント)
ページ下部付近まで、何回か"Enter Key"を押して、日付、名前を打ちます。
次の行で、『【挿入】リボンのページ区切りを挿入』 で改ページします。
章タイトル("はじめに")と打ちます。
"はじめに"をマウスで選んで、『【ホーム】リボンのスタイル「目次1 」をクリック』して、
"はじめに"のスタイルを「目次1 」にします。
このページにページ番号を入れる。( 『【挿入】リボンのページ番号・ベージの下部』 )
続いて、 同様に、『"実験の概要"・"計測結果"・"考察"』と章タイトルを作成します。
ページ番号修正(追加されたページ番号
a) "3")をダブルクリック、 『【デザイン】リボンの"前と同じヘッダ・フッタ" 』をクリック
b) 『【デザイン】リボンの"ページ番号・ページ番号の書式" 』をクリック
開始番号○をクリックして、1とする
=> 『【デザイン】リボンの"ヘッダとフッタを閉じる" 』
章毎に分離
•
•
章毎に改ページし、章毎に独立した空白ページをつくる
(章タイトルの次の行で、 『【挿入】リボンのページ区切りを挿入』 )
目次ページに戻って、「目次」を更新すると、目次が作成されます。
4
第8回 Excelの初歩的な使い方の概説
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今日の学習内容
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表計算ソフト
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表計算ソフトの概要
表計算ソフトの数式とマクロ
Microsoft Excelの初歩的な使い方
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セルへの数字入力と書式
セルへの数式入力
セル関数のいろいろ
マクロの概要
印刷
5
第8回 Excelの初歩的な使い方の概説
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表計算ソフトの概要
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コンピュータを利用した計算には、専用プログラムが必要であったが、『表計算ソフト』で
は、作成に時間がかかり知識も必要なプログラムを作ることなく、各種計算やグラフ表示
ができる。
『表計算ソフト』では、下図のように、『セル』という領域に数値、文字などを入力したり、
セル同士の計算式を入力できる。
仕事に役立つExcel2007を図解説明
(出典:Excel2007の画面構成 http://www.excel-img.com/primer01.html)
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第8回 Excelの初歩的な使い方の概説
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Microsoft Excelの初歩的な使い方
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資料ダウンロードページ:
【『MS Excel例題』ダウンロード】をクリックして、資料をダウンロードしてください。
別途用意したエクセルシートで、以下を説明する
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セルへの数字入力
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連続データ入力 『ホーム>編集>フィル>連続データ作成』
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セルについて
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セル関数のいろいろ
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相対番地:A2
絶対番地:$A$2 ($が付くと、セル番地は変更されない)
例題シートで解説
http://office.microsoft.com/ja-jp/excel-help/HP010079186.aspx
参考資料
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いろいろな使い方については以下を参照されたい
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Excel 2007 ヘルプ
仕事に役立つExcel2007を図解説明
( http://www.excel-img.com/ )
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第8回 Excelの初歩的な使い方の概説
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本日の課題
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次のシートを作成してください。提出はメールでお願いします。
複数回(再提出)可
提出先(メールアドレス):[email protected]
提出期限:2013/07/21 (日) 中 (07/22 0:00はアウト)
B2セル
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第8回 課題提出にあたって
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注意点
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この課題は第7回 文書例(P.9)の計測をもとにしています。
提出イメージを正確に再現してください。
数値の桁数やグラフの軸のレンジなど、よく注意して、同じものを作成してください
• この課題ではグラフをいろいろなパターンで表現したり、数値の表示桁数を変えた
りしてあります。この点に注意してください。
提出イメージの下に、この課題を作成して、気づいたことを記載してください。
採点評価の都合上:
提出イメージの最初の数字列(1~12)の列はエクセルB列にしてください。
また、1行あけて、最初の“1”はセル“B2“としてください。
自分の知ってる事を一般化して数式にしてみる
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さて、小学校の算数に戻って考えてみましょう!
例1:2時間で10km歩きました。時速はいくらでしょう? =>10(km)/2(時間) =5(km/h)
例2:午後1時に学校から5kmのところから歩き出して、午後3時に学校から13kmのところまでいけまし
た。時速はいくらでしょう? => (13-5) (km)/ (3-1) (時間)= 4 (km/h)
この2つの例から、速度=(ある時間内で進んだ距離)/(その間の時間)
先の例では距離から速度を計算しましたが、今度は速度から加速を求めてみましょう。
例1:4時間で速度が16km/h上がりました。加速度はいくらでしょう?
=>16(km/h)/4(h) =4(km/h2)
例2:午後5時に速度は7(km/h)でしたが、午後8時には速度は13kmになっていました。
加速度はいくらでしょう? => (13-7) (km/h)/ (8-5) (h)= 6/3=2 (km/h2)
この例と距離から速度を求めたときと同じ考え方から、
加速度=(ある時間内で増えた速度)/(その間の時間)
上記のとてもシンプルな事柄を数式にしてみようというのが今回のテーマです。
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