輸血の歴史

生物由来製剤の
被害救済制度
鹿児島大学輸血部
古川良尚
生物由来製剤の被害救済制度
• 本救済制度は、生物由来製品を適正に使用
したにもかかわらず発生した感染等による健
康被害者に対して各種の救済給付を行い、
被害者の迅速な救済を図ることを目的とし、
独立行政法人医薬品医療機器総合機構法
(平成14年法律第192号)に基づく公的制度と
して設けられた。
• 平成16年4月以降に使用された製剤使用に
より、入院治療が必要な程度の疾病や障害
等の健康被害を受けた方を対象として救済。
生物由来製品感染等被害救済制度の仕組み
給付の内容・給付額 (例)
• 通院: 入院相当程度の通院治療を受けた場合
一月の内3日以上 35,900円 (月額)
一月の内3日未満 33,900円 (月額)
• 入院:
一月の内8日以上 35,900円 (月額)
一月の内8日未満 33,900円 (月額)
• 感染等により障害の状態になった場合本人(18歳以上)
1級の場合 年額 2,728,800円 (月額227,400円)
2級の場合 年額 2,182,800円 (月額181,900円)
• 感染等により死亡した場合: 遺族のうち最優先順位の方
年金の支払いは10年間。
年額 2,386,800円 (月額198900円)