平成27年度制度改正の主な内容

小山市高齢生きがい課
平成27年3月
※本資料は現時点での検討状況をまとめたものであり、
国の動向等により、今後変更が生じる場合があります。
1
本日の内容
1.介護保険制度とは
2.本市の高齢者の現状
3.第6期の介護保険料について
4.平成 27 年度制度改正の内容
1.
介護保険制度とは
1
介護保険制度とは
○平成12年4月制度創設
○介護が必要となっても、安心して暮らせるよう、介護を社会全体で
支える仕組み
○「給付」と「負担」が明確な社会保険方式を採用
被保険者
保険料
(保険料+税金)
公費)
サービス利用料9割
サービス利用料1割
負担
市町村
サービス提供機関
給付
介護保険制度のしくみ
【被保険者】
①65歳以上の人(第1号被保険者)
②40歳~64歳の医療保険加入者(第2号被保険者)
【保険者】
制度の運営主体は市町村
【保険料】
①第1号被保険者
・保険者は、3年を1期とする介護保険事業計画を策定し、3年間の財
政の均衡を保つよう保険料を設定
・保険料は負担能力に応じて設定(原則として年金天引き)
②第2号被保険者
・保険料は医療保険とあわせて徴収
【介護サービス利用料】
・利用したサービス費用の「1割」を利用者が負担
※サービスを利用するには「要支援・要介護認定」が必要
介護保険制度の財源構成
公費
50%
国
25.0%
県
12.5%
市
12.5%
保険料
50%
65 歳以上の方の
保険料
21.0%
40 歳から 64 歳
の方の保険料
29.0%
(居宅給付金の場合)
介護サービス利用の流れ
①「要支援・要介護認定」を受ける
※「要支援1・2」
「要介護1~5」の7段階
②サービス計画(ケアプラン)の作成
※ケアマネージャーが本人の心身の状況などをふまえ、ケアプランを
作成
③ケアプランに基づきサービスを利用
④利用料の1割をサービス事業者や施設へ支払い
※施設等入所時の「食費」
「居住費」は自己負担
2.本市の高齢者の現状
高齢者数の推移
(人)
約1.6倍!!
34,906
13,278
21,912
12,184
11,371
11,778
11,053
10,514
9,059
9,628
8,906
13,006
13,768
13,167
14,973
14,245
15,401
12,590
15,992
14,024
14,950
15,471
14,429
13,880
13,394
14,274
16,948
16,847
17,881
17,059
19,505
18,638
要介護・要支援認定者数の推移
(人)
7,000
6,000
5,000
18%
16.11%
認定者の増加
約2.5
倍!!
5,623
14%
10.02%
12%
4,000
3,000
2,226
2,000
2,242
1,000 1,991
0
16%
3,083
2,988
2,879
3,190
2,944
2,830
2,562
3,611
3,449
3,290
3,902
3,785
1,590
1,308 1,426
1,721
1,121
1,180
1,078
548 981
235 326 416 472 498
H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25
10%
8%
要介護
要支援
認定率
6%
4% ※認定者
数は各年
2% 度末の数
値
0%
高齢者世帯数の推移
(世帯)
14,000
12,000
高齢者のみの世帯
が徐々に増加して
いる!
10,000
8,000
6,000
3,914
4,117
4,000
4,215
4,054
3,170
3,343
3,554
3,817
1,397
1,520
1,609
1,766
4,782
4,098
5,201
4,480
一人暮らし
高齢者
(女)
2,283
一人暮らし
高齢者
(男)
2,000
0
1,936
高齢夫婦の
み世帯
認知症高齢者数の推移
高齢者人口
認知症高齢者数
(自立度Ⅱ以上)
認知症高齢者
出現率
平成18年
26728人
1911人
7.1%
平成19年
27655人
1864人
6.7%
平成20年
28582人
2074人
7.3%
平成21年
30125人
2219人
7.4%
平成22年
30716人
2416人
7.9%
平成23年
31333人
2552人
8.1%
平成24年
32126人
2500人
7.8%
平成25年
33611人
2603人
7.7%
(各年4月1日時点)
サービス利用者数の推移
地域密着サービス
(人)
施設サービス
5500
居宅サービス
5,097
5000
約3.1倍!!
4500
4000
3,978
3500
3,507
3,429
3,817
3000
2500
2000
1500
1000
500
0
1,671
2,905
3,133
2,738
2,645
2,273
2,572
2,115
1,537
1,136
1,854
1,231
712 742 830 856 827
668
683
648
535 575 586 594 607 619 655
70 115 176 166 211 207 232 279 292
介護給付費と介護保険料の推移
事業期間
第
一
期
第
二
期
第
三
期
第
四
期
第
五
期
2000年度
2001年度
2002年度
2003年度
2004年度
2005年度
2006年度
2007年度
2008年度
2009年度
2010年度
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
給付(総費用額)
2 9 億円
3 5 億円
4 0 億円
4 4 億円
4 7 億円
5 0 億円
5 1 億円
5 5 億円
5 9 億円
6 5 億円
7 0 億円
7 5 億円
8 1 億円
8 6 億円
9 2 億円
費用の増加 → 約3.2倍
保険料(小山市)
参考(全国平均)
2,753円
2,911円
2,884円
3,293円
3,737円
4,090円
3,956円
4,012円
4,160円
4,072円
4,600円
4,972円
(※予算額)
保険料の増加 → 約1.6倍
3.第6期の介護保険料について
第6期介護保険料について
○市町村ごとに「介護保険料」の金額を
設定します。
○被保険者数と介護給付費の見込みで
金額が決定します。
○3年ごとに金額を見直します。
○平成27年度から新しい保険料にな
ります。
高齢者数・認定者数の見込み
要介護・要支援認定者
の見込み
第1号被保険者数の見込み
(人)
45000
40000
35000
30000
25000
20000
15000
10000
5000
0
35677
21912
15566
見込み
(人)
39008
8000
17346
7000
後期
高齢
者
8906
13006
見込み
6000
5000
4000
3000
20111
21662
前期
高齢
者
5875
2000
1000
0
2169
6685
認定
者数
給付費の見込み
400
350
300
250
200
259億円
H26
92億円
150
H25
100
86億円
50
H24
311億円
H29
110億円
H28
103億円
H27
81億円
98億円
第5期
第6期
0
(億円)
財源構成の変化
変更点(H27 年度から)
高齢者の増加に伴い、
介護保険の財源構成
が変わります。
65歳以上の方の保
険料が占める割合が、
21%から22%に
なります。
変更後の
介護保険の財源構成
22%
65歳以上の
方の保険料
40~64歳
の方の保険料
50%
28%
公費
保険料(月額基準額)の変化
介護保険料 月額基準額
第5期
第6期(H27~H29)
月額 4,600円
月額 5,518円
918円の増加
保険料の増加要因
○高齢者の増加、認定者の増加
○介護給付費の増加
→サービス利用者の増加や、施設整備などの
サービスの充実
○介護保険の財源構成の変化
などにより、金額が上昇します
さらなる上昇を防ぐために、利用者負担割合の
見直し等の制度改正が行われます。
保険料における変更点
所得段階区分の多段階化について
個人個人の所得水準、負担能力に応じた保険料設定を行
うという観点から、保険料段階を11段階とします。
低所得者の保険料軽減について
今後の更なる高齢化に伴い、保険料の上昇が避けられな
い中で、低所得者も保険料を負担し続けることの出来る
仕組みが必要となります。
公費(国・県・市)を投入して
低所得者の保険料軽減を行います
介護保険料の段階設定
1.75
1.5
旧
1.16
0.91
第1
段階
0.5
1.25
第2
段階
1
0.65 0.75
0.5
第6
第5
特例 第4
段階
段階
特例 第3 第4 段階
第3 段階 段階
段階
第7
段階
第8
段階
2.3
2.1
1.75
新
1.5
1.3
1.2
第11
第10
段階
第9
段階
第8
0.75
段階
第7
0.65
段階
第6
第4 第5 段階 段階
0.5→0.45 第2 第3 段階 段階
段階
段階
第1段階
0.9
1
所得段階別の保険料
→29,700 円
※第1段階については、公費による軽減強化を行うため、軽減後の保険料額は 29,700 円となります。
4.平成27年度制度改正の内容
平成27年度制度改正の主な内容
平成27年4月改正
①介護報酬が変わります
②介護保険料が変わります
③要支援の方のサービス(一部)が変わります
④特別養護老人ホームの入所基準が変わります
⑤住所地特例の対象施設が変わります
平成27年8月改正
①利用者負担割合が変わります
②負担割合証が発行されます
③負担限度額認定の審査基準が変わります
④高額介護サービス費の上限額が変わります
平成27年度制度改正の
基本となる考え方
平成27年度制度改正の内容
「地域包括ケアシステムの構築」
「費用負担の公平化」
そのために、
サービスの充実と重点化・効率化
を行います。
地域包括ケアシステムとは①
団塊の世代の方が75歳以上となる2025年
を目処に、重度な要介護状態となっても住み慣
れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで
続けることができるよう、
住まい・医療・介護・予防・生活支援
が一体的に提供される「地域包括ケアシステ
ム」の構築を実現していきます。
地域包括ケアシステムとは②
在宅医療や介護サービス、
生活支援サービスなど、
様々なサービスを利用しな
がら、在宅生活を続けてい
ます。
医療サービス
相談拠点
介護保険
サービス
身近な相談窓口を利用して
います。
生活支援
サービス
地域活動
健康づくりや介護
予防に主体的に取
り組んでいます。
住み慣れた住まい
健康づくり
・介護予防
地域の担い手として、共に
助け合い、支え合っていま
す。
地域包括ケアシステムの根本
自助
• 自分のできることは自分で行
う
• 健康管理などのセルフケア
• 心構え
互助
• 近所や地域での「お互いさま」
「ありがとう」と言える関係づく
り
• ボランティア活動など
(参考)介護保険法
(国民の努力及び義務)
第四条
国民は、自ら要介護状態となることを予防するため、
加齢に伴って生ずる心身の変化を自覚して常に健康の保
持増進に努めるとともに、要介護状態となった場合にお
いても、進んでリハビリテーションその他の適切な保健
医療サービス及び福祉サービスを利用することにより、
その有する能力の維持向上に努めるものとする。
生活支援・介護予防サービスの充実と高齢者の社会参加
軽度の生活支援を必要とする、高齢者が増加する中、ボランティア・NPO
などが生活支援・介護予防サービスを提供。
高齢者が生活支援の担い手など活躍するなど、社会参加・社会的役割をもつ
ことにより生きがいや介護予防につなげる。
地域住民の参加
生活支援・介護予防サービス
高齢者の社会参加
○ニーズに合った多様なサービス種別
○現役時代の能力を活かした活動
○住民主体、NPO、民間企業等多様
な主体によるサービス提供
○興味関心のある活動
・地域サロンの開催
・見守り、安否確認
生活支援の担
い手としての
社会参加
・外出支援
・買い物、調理、掃除などの家事支援
など
○新たにチャレンジする活動
・一般就労、起業
・趣味活動
・健康づくり活動、地域活動
・介護、福祉以外のボランティア活動
など
介護予防の取組の充実
現行の介護予防
新しい介護予防事業
一次予防
元気高齢者の介護予防教
室等
二次予防
生活機能の低下がある方
の予防教室等
介護保険(予防給付)サー
ビス
介護保険の認定による全
国一律の介護予防給付
1次、2次予
防事業を区別
せず、地域の
実情に合わせ
た介護予防の
取り組みを推
進
○地域における住民主体
の介護予防活動
○生活機能がある方から
要支援認定を受けてい
た方まで本人の希望、
状況に合わせた介護予
防・生活支援サービス
へ
サービスの充実①
○介護保険制度では、保険給付の他に、地域包括支援セ
ンターの運営や介護予防事業などの、様々な事業を
行っています。
○今後、地域包括ケアシステムの実現に向けて、
「在宅医療・介護連携の推進」
「認知症施策の推進」
「生活支援サービスの基盤整備の推進」
等の取組を進めていきます。
サービスの充実②
連携強化
医療と介護のネットワークが構築され
効率的・効果的できめ細やかなサービ
スの提供が実現
認知症施策
施策の推進
認知症初期集中支援チームによる認知症の早
期診断・対応や相談体制の強化により認知症
でも生活できる地域を実現
地域ケア会議
制度化によ
る強化
地域のニーズや社会資源の把握によ
り、地域課題への取組が推進され、高
齢者が地域で生活しやすい環境を実現
生活支援
体制整備等
地域で高齢者のニーズとボランティア
等のマッチングを行うことにより、生
活支援の充実を実現
介護予防
効果的な取り
組みの推進
多様な参加の場づくり等を行うことに
より、高齢者が生きがい・役割をもっ
て生活ができるような地域の実現
医療・介護連携
重点化・効率化①
介護予防給付の多様化
要支援1・2の方のサービス
現在のサービス内容について
要支援1・2の認定を受けた方は、介護保険の「介護予
防サービス」を利用することが出来ます。
「介護予防サービス」は、全国一律のサービスとなってお
ります。
支援を必要とする高齢者が増加し、求められるサービスや高
齢者の置かれている状況・環境も多様化しています。
必要な支援の方法は、人それぞれ!
要支援1・2の方のサービス
要支援の認定を受ける高齢者の方の多様な
ニーズに応えていくため、
予防給付の「訪問介護」「通所介護」
が、平成28年度から地域の特徴に合わせて
市が行う
介護予防・日常生活支援総合事業
に変わります。
新しい「総合事業」について
予防給付
○訪問看護
○短期入所
○福祉用具貸与等
○訪問介護
○通所介護
介護予防事業
これまでと同様に
利用できます。
新しい総合事業
○訪問型サービス
○通所型サービス
○生活支援サービス
「総合事業」の内容
訪問型
サービス
①現在の訪問介護と相当のサービス
②NPOや民間事業による生活支援サービス
③ボランティア等による掃除・洗濯などの生
活援助
④保健・医療の専門家による短期集中サー
ビス
通所型
サービス
①現在の通所介護と同様のサービス
②現在の事業者が実施するミニデイサービス等
③運動・レクリエーション等の地域の通いの場
④保健・医療の専門家による短期集中の運
動教室
生活支援サービス
「総合事業」の実施までのスケジュール
現在サービスを利用している方の多様なニーズに応えるため、サー
ビス基盤の整備や、利用者や事業者への周知等を行う必要がありま
す。
円滑な実施のために十分な準備や体制づくりが必要となるため、
総合事業の実施は「平成 28 年 4 月から」とします。
平成26年度
平成27年度
平成28年度
平成29年度
市民・事業者への周知
法
【制度内容
の検討】
律
施
行
計
【移行準備】
・基盤整備
等
総合
事業
開始
総合事業
スタート
画
見
直
し
4月から出前講座に登録
「いきいき百歳体操」
(「いきいき百歳体操」を週2回3ヶ月間実施)
96歳虚弱女性
前(9.2秒)
5メートル歩行時間
96F5mB.WMV
3ヶ月後(3.3秒)
96F5mA.WMV
①
④
②
⑤
③
⑥
44
特別養護老人ホームの
入所基準の変更
(平成27年4月から)
特別養護老人ホームの入所基準
施設入所の現状
要介護1以上の認定を受けた方が入所できます。
入所に際して待機者が多く、ご自宅での生活が難しい方
が入所できず、在宅生活を強いられている現状です。
改正の理由
限られた数の介護保険施設の中で、より入所の必要性の
高い方々が入所しやすくなるよう、在宅での生活が困難
な中重度の要介護高齢者を支える施設としての機能に重
点化を図ります。
特別養護老人ホームの入所基準
要介護1
要介護1
要介護2
要介護2
要介護3
要介護4
要介護5
入所
できます
要介護3
要介護4
要介護5
入所
できません
※やむを 得な い 事情のあ る
方は、 入所が認めら れる 場合
があり ます。
入所
できます
利用者負担割合の見直し
(平成27年8月から)
利用者負担の見直し
今までは……
全ての方が利用者負担1割
一定の所得(合計所得金額160万円以
上、
年金収入のみで280万円以上)
がある方は「2割負担」となります
利用者負担の見直しの理由
改正の理由
○保険料の急激な増加を可能な限り防ぎま
す
○現役世代への負担の集中を防ぎます
○高齢者世代間で負担の公平化を図ります
利用者負担割合の決定の流れ
はい
年金収入+そ の他の
合計所得金額の合計
は3 4 6 万円以上?
( 6 5 歳以上の方が
2 人以上)
はい
はい
になり ま す
いいえ
1 割負担
同一世帯に 6 5
歳以上の方が2
人以上?
2 割負担
はい
合計所得金額が
1 6 0 万円以上?
2 割負担
になり ます
年金収入+そ の他の
合計所得金額の合計
は2 8 0 万円以上?
いいえ
( 6 5 歳以上は一人)
1 割負担
いいえ
1 割負担
いいえ
※合計所得金額と は、 収入から 公的年金控除や給与所得控除、 必要経費を 控除し た後で、 基礎控除や人的控
除等の控除を する 前の所得控除のこ と です。
負担割合証の送付
○介護保険証とは別
に、要介護・要支援
認定を受けた全ての
方に送付します
負担していただく
割合が記載されるの
で、要チェック!
○介護サービスを利
用する際に事業所へ
提示します
有効期限は
原則1年間
負担限度額認定の
審査基準の変更
(平成27年8月から)
負担限度額認定について
負担限度額認定とは?
低所得の方に対し、介護保険施設に入所した際の食費・
居住費(滞在費)の軽減を行う制度です
改正の理由
○預貯金の有無や、配偶者の所得を審査基準に追加す
ることで、負担能力が高い方に対する給付を行うこと
に対する不公平感を解消します。
○食費や居住費を負担して自宅で生活する方との
公平性を保ちます
現在の施設入所に関する費用
介護老人福祉施設
多床室
ユニット個室
介護老人保健施設
多床室
ユニット個室
現在
食費
基準
費用額
1,380円
320円
1,970円
320円
1,970円
第3段階
650円
320円
1,310円
320円
1,310円
第2段階
390円
320円
820円
320円
820円
第1段階
300円
0円
820円
0円
820円
第3段階:市民税非課税世帯に属し、課税年金収入と合計所得金額の合計が
80万円を超える方
第2段階:市民税非課税世帯に属し、課税年金収入と合計所得金額の合計が
80万円以下の方
第1段階:①市民税非課税世帯に属し、老齢福祉年金を受給している方。
②生活保護を受給している方
負担限度額認定の審査基準
新
配偶者の所得が
審査対象になり ま す
配偶者が住民税課税者
今ま での審査基準
→適用対象外と なり ま す
住民税非課税世帯の方
や生活保護を 受給さ れ
ている 方が対象と なり
新
預貯金等の金額が
審査対象になり ま す
ます
単身で 1 ,0 0 0 万円
夫婦で 2 ,0 0 0 万円
→適用対象外と なり ま す
変更後の審査方法等
○資産等の状況については「自己申告」
や「預金通帳の写し」等にて対応します。
○市は必要に応じて金融機関に照会を
行います。
※現時点での国の検討状況によるものです。
施設多床室の料金変更
(平成27年4月、8月)
多床室の費用負担の考え方
現在の多床室の負担について
多床室を利用した場合の滞在費・居住費は320円で、光熱
水費相当額のみの設定になっています。
室料に相当する金額は、各サービスの基本報酬に組み込まれ
ています。
そのため、多床室に入所した際の費用の一部が保険給付で賄
われています。
※個室の室料は自己負担となっています。
多床室費用 変更の理由
改正の理由
○施設の個室等に入所して、室料と光熱水費を負担して
いる利用者との公平性を保ちます。
○現在の家計調査での光熱水費の金額をもとに金額を
見直します。
「光熱水費相当分の額の見直し」(平成 27 年 4 月から)
「室料相当分の負担の上乗せ」(平成 27 年 8 月から)
を行い多床室の基準費用額が引き上げられます
基準費用額と負担限度額(4~7月)
※金額の変更にともない、負担限度額の金額も変更になります。
平成27年
4月以降
食費
基準
費用額
1,380円
第3段階
650円
第2段階
390円
第1段階
300円
介護老人福祉施設
多床室
ユニット個室
320円+β(50円)
→370円
320円+β(50円)
→370円
320円+β(50円)
1,970円
1,310円
→370円
820円
0円
820円
介護老人保健施設
多床室
ユニット個室
320円+β(50円)
→370円
320円+β(50円)
→370円
320円+β(50円)
1,970円
1,310円
→370円
820円
0円
820円
β:直近の家計調査での光熱水費をもとに金額を見直し
ます。(適用は平成27年4月からです)
基準費用額と負担限度額(8月)
※金額の変更にともない、負担限度額の金額も変更になります。
平成27年
8月以降
食費
介護老人福祉施設
多床室
ユニット個室
320円+β(50円)
基準
費用額
1,380円
第3段階
650円
第2段階
390円
第1段階
300円
+α(470円)
1,970円
→840円
320円+β(50円)
→370円
320円+β(50円)
1,310円
→370円
820円
0円
820円
介護老人保健施設
多床室
ユニット個室
320円+β(50円)
→370円
320円+β(50円)
→370円
320円+β(50円)
1,970円
1,310円
→370円
820円
0円
820円
α:室料相当額です(適用は平成27年8月からです)
β:直近の家計調査での光熱水費をもとに金額を見直し
ます。(適用は平成27年4月からです)
負担限度額認定証の取り扱い
多床室の費用の変更に伴って、
新しい負担限度額認定証を
再発行することはありません。
変更後の金額に読み替えて
使用していただきます。
高額介護サービス費の
上限額の変更
(平成27年8月から)
高額介護サービス費について
高額介護サービス費とは?
一か月に支払った介護保険の自己負担額(サービス費の
1割分)が一定以上となった場合に、超過分が払い戻さ
れるものです。
改正の理由
○医療保険の高額療養費における一般世帯の限度額
が引き上げられているため、介護保険も同様に引き上
げます
○一定以上の所得を持つ方の利用者負担割合が引き
上げられたため、高額介護サービス費の限度額も引き
上げます。
高額介護サービス費の区分
新
利用者負担段階区分
上限額
現役並み所得者
44,400 円
一般世帯
37,200 円
住民税非課税世帯
24,600 円
合計所得金額及び課税年金収入額
の合計が80万円以下の方
生活保護受給者
15,000 円(個人)
15,000 円(個人)
※「現役並み所得者」…同一世帯に課税所得145万円以上の65歳以上の方がい
て、世帯内の65歳以上の方の収入の合計が単身で383万円以上、2人以上で5
20万円以上の方
ご清聴ありがとうございました
高齢生きがい課
ご質問などがありましたら、
高齢生きがい課までご連絡ください。 0285(22)9541