すまいるナビゲーター ブックレットシリーズ No.3 統合失調症ABC 家族の接し方 監修 : 国際医療福祉大学 教授 上島 国利 こころの健康情報局 すまいるナビゲーター http://www.smilenavigator.jp ご家族に知っておいていただきたいこと 病気になったのはあなたのせいではありません 「家族は味方」だと知らせてください 回復に向けたイメージをもって接しましょう まずは症状をコントロールしましょう 本人らしさの発見に努めましょう こころの健康情報局 すまいるナビゲーター http://www.smilenavigator.jp 回復に伴走する気持ちで接してみましょ う (1) 話をよく聞いてあげましょう 巻き込まれすぎないようにしましょう 短期目標と長期目標を作りましょう 希望をもって接しましょう 社会一般で通用する役割を持ってもらいましょう こころの健康情報局 すまいるナビゲーター http://www.smilenavigator.jp 回復に伴走する気持ちで接してみましょ う (2) 自立心を育てる・愛情ある適切な距離をとりましょう 子育ての頃をもう一度振り返ってみましょう 適切な刺激のレベルを保ちましょう 意欲の減退に打ち勝つために ~ほめることも大事です 注意するときには具体的に こころの健康情報局 すまいるナビゲーター http://www.smilenavigator.jp 本人との向き合い方ガイド 発症期 入 院 退院後・ 社会復帰 第一目標は医療機関の受診です 早期受診が早期回復につながります 家族が心配していることを誠実に伝えましょう 長い目で見守りましょう 何より家族が落ち着くことが大事です 本人との約束は守りましょう 病気のための言動に振り回されないで あせらず一歩一歩、再発防止 本人に回復の目標をもってもらいましょう 薬の継続服用の必要性を説明して再発予防 ほどほどの距離をとって、息抜きも大切 支援サービスをうまく利用しましょう こころの健康情報局 すまいるナビゲーター http://www.smilenavigator.jp 再発のサインを見逃さない 再発するときは同じパターンの兆候が見られることが多い。 「いつもと違う」様子に気づいたらすぐに受診を。 ■ 家族の分かる再発サインの例 ・眠れない日が続く ・イライラしている ・食欲が落ちている ・焦りや不安の訴えが多くなる ・発症時の体験を昨日のことのように語る ・そわそわして落ち着きがなくなる ・うつ症状になり、ぼーっと考えこんだりする ・被害的で、疑い深くなる ・行動的になり、異性にアタックしたり、仕事にトライする ・作業所やデイケアを突然やめて、仕事探しに出る こころの健康情報局 すまいるナビゲーター http://www.smilenavigator.jp 家族会に参加してみましょう 統合失調症など、精神疾患のある患者さんを抱える家族が、 互いに悩みを分かち合い、励ましあう集まりです。 全国各地(病院や地域)に約1,700あります。 ・悩んでいるのは自分1人ではないことがわかって気分が楽に ・話をすることで気持ちの整理ができる ・思いがけない発見や反省すべきことがあるかも みんなねっと (全国精神保健福祉会連合会) 家族が結成した団体です。 全国の家族と家族会をつないで支援しています。 ℡:03-6907-9212 http://seishinhoken.jp/ こころの健康情報局 すまいるナビゲーター http://www.smilenavigator.jp
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