QC活動から抜け出せない設計改革

040412 ちょっと一休み(27)
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國井 良昌 All rights reserved.
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040412 ちょっと一休み(27)
ちょっと一休み(27)Rev.-2
040412
今回は、ゲストブック訪問者からの題材です。
國井講師殿
毎度、ホームページの更新を楽しみにしております。当
社でも、設計FMEA/FTAの導入を検討中です。つきまして
は・・・
さて、 『ちょっと一休み(24)』、『同、(25)』は
衝撃的でした。我々も考えました。以下、参考にしてみ
てください。
040402 事務用品開発:T.S様より
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040412 ちょっと一休み(27)
QC活動から抜け出せない設計改革
事務用品開発:T.S様より
「ちょっと一休み(24)」と「同、(25)」は衝撃的でした。「同、
(25)」における3D-CADに関しては、一部、同意出来ない件もあり、い
ずれ意見させていただきます。
しかし、「同、(24)のp11、p12」のアンケート結果は、特に衝撃的
でした。
学者やコンサルタントでは収集できない情報ですね。尊敬します。
全て、私のことを指摘されている様でした。
そんなことはないですよ!
あまり、カリカリしないでください。
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【引用文献・参考文献】
・http://www1.harenet.ne.jp/~noriaki/link72-1.html
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040412 ちょっと一休み(27)
QC活動から抜け出せない設計改革
事務用品開発:T.S様より
私なりに分析したのですが、おもしろいサイトがあり、そこから紹介
します。 ( http://www1.harenet.ne.jp/~noriaki/link72-1.html から抜粋)
かつては、提案制度と同様にQC活動もうまく機能していたこともあったが、現在
ではほとんど有効性はなくなっている。
経営者は役割を忘れ、経営と改善を混同 し、経営を現場作業者のQC活動の
改善に依存してしまった。そして、人の教育を忘れ、成果のみを求めた、その結
果である。
設計改革を実行できない企業、設計集団がこのパターンなんです。
しかし、QC活動とリンクさせることは、思いつきませんでした。
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【引用文献・参考文献】
・http://www1.harenet.ne.jp/~noriaki/link72-1.html
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040412 ちょっと一休み(27)
QC活動から抜け出せない設計改革
事務用品開発:T.S様より
さらに・・・
QC活動を含むボトムアップ方式は、全社的な視点に欠けるという欠陥を持って
いる。さらに、品質は「工程で作り込む」ものではなく、デザインレビューにて、「設
計で作り込む」ものに変わった。 コストについても「原価管理で作り込むべきも
の」になった。生産開始時には品質もコストも垂直立ち上げが要請され、100%仕
上がっていなくてはならなくなった。
製品のライフサイクル短縮化により、QC活動で品質やコストを作り込む余裕は
なくなった。それらによって、QC活動を行わない企業も増えた。
國井講師の「Home Page 内での訴え」と同じですね。
専門家は、気が付いていたのですね。
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【引用文献・参考文献】
・http://www1.harenet.ne.jp/~noriaki/link72-1.html
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040412 ちょっと一休み(27)
QC活動から抜け出せない設計改革
事務用品開発:T.S様より
いわゆる・・・
かつての、QC活動が強かった集団ほど、「40年以上も前」の開発・設
計法から抜け出せない傾向があるようですね。
その通りだと思います。我々も。
はずかしながら、ご指摘されて初めて、理解できました。
今回は、こちらこそ、非常に勉強になりました。また、お便りをくだ
さい。
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終わり
【引用文献・参考文献】
・http://www1.harenet.ne.jp/~noriaki/link72-1.html
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