PowerPoint プレゼンテーション

国内のpH標準の国際整合化へ向けての今
後の取組み
-不確かさ、防かび剤、温度の問題など-
中村 進(産総研計測標準無機無機)
防カビ剤
可能ならば入れない方がユーザにとって
よい。
入れるとすれば、入れない場合と同pH値
であることの証明が必要。(不確かさは大き
くなっても良い。)
(案) 最低15, 25, 37℃での測定が必要?
測定温度
現在のJCSSでは25℃のみ。
温度係数がないので、他の温度でのpH
値が得られない。
JCSSがこれでよければok
不確かさ
現在のJCSSの不確かさの式では、理解は
不可能。
Uncertainty
The parameter associated with
the result of a measurement, that
characterizes the dispersion of
the values that could reasonably
be attributed to the measurand
不確かさ
真の値の存在範囲
不確かさは、製造ロット(母集団)の期待値のみ
ではなく、その標準偏差も必要。
To customers
母集団の期待値と標準偏差
 
標本の平均値
n
xm 
標本の標準偏差
s
x1
x2
x3
30回程度の測定で期待
値と標準偏差を求める。

x
i 1 i
n
2
(
x

x
)
i
m
i 1
n

n 1
xn
(
x

x
)
i
m
i 1
n
xm    t

2
n(n  1)
標本の平均値と期待値の関係
To customers
母集団xの期待値と標準偏差
x  

xi
xm1 ( 1 ), s( )
x3
x1
x2
x1  x2  x3
 xmx   x
3
母集団1の期待値と標準偏差
30回程度の測定
母集団xからの標本の平均値から期待値を推定する。
母集団1と母集団xがほぼ同じ標準偏差を持つと仮定すると
To customer
uncertainty  x  
t s
t
 x  xmx 
 xmx 
2 n
2

母集団の期待値と標準偏差が必要
 (x  x
i
m
n(n  1)
)
2