平成18年度診療報酬改定の経緯 平成18年3月6日(月) 日本医師会 副会長 櫻井秀也 1 平成18年度診療報酬改定の経緯 <方 針> 平17.10.19 ・厚生労働省『医療制度構造改革試案』 平17.11.25 ・社会保障審議会 医療保険部会・医療部会 『平成18年度診療報酬改定の基本方針』 平17.11.30 ・社会保障審議会 医療保険部会 『医療保険制度改革について(意見書)』 平17.12.1 ・政府・与党医療改革協議会 『医療保険制度改革大綱』 2 平成18年度診療報酬改定の経緯 <引上げ要望> 平17.10.13 ・植松会長から尾辻厚生労働大臣に「医療費についての要望」 ⇒ 医療の安全確保等のために少なくとも3%以上の引上げ が必要 平17.11.25 中医協に「要望書」提出 ① 医療の安全確保のために ② 医療の質の確保のために ③ 小児医療・産科医療等への対応 ⇒ 少なくとも3%以上の引上げが必要 3 平成18年度診療報酬改定の経緯 <改定率決定> 平17.12.18 ・官邸の強い意向により、過去最高のマイナス改定 ・薬 ・材 ・本 合 価 料 体 計 ▲1.6% ▲0.2% ▲1.36% ▲3.16% 4 平成18年度診療報酬改定の経緯 <中医協での基本的考え方> ◎ 『平成18年度診療報酬改定の基本方針』(社会保障審議会 医療保険部会・医療部会)に沿って ◎4つの視点からの検討 (1)患者から見て分かりやすく、患者の生活の質(QOL) を高める医療を実現する (2)質の高い医療を効率的に提供するために医療機能の分 化・連携を推進する (3)わが国の医療の中で今後重点的に対応していくべきと思 われる領域の評価の在り方について検討する (4)医療費の配分の中で効率化余地のあると思われる領域の 評価の在り方について検討する 5
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