情報科学Ⅰ

2007年度
情報数理
~情報を上手に扱うために~
担当教員:幸山直人
これは何だろう?
答え: QRコード
QRコードの特徴(1)
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カメラ付き携帯電話で読み取ることがで
きる(携帯電話の普及)
印刷物として大量に配布することができ
る(コストが安い)
日本の企業によって開発された
多くの情報を記録でき、
しかも、高度な誤り訂正機能を持つ
etc. ・・・
詳しくは、第12回の講義を参照のこと
日本の企業によって開発された
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
3箇所に配置された位置検出パ
ターンが特徴の2次元コード
高速読み取りを重視(名称の由来)
QRコード=Quick Response Code

(株)デンソーウェーブによって開発
「QRコード」という名称は商標登録されている

日本工業規格(JIS X 0510)→
世界の規格へ(ISO/IEC 18004)
多くの情報を記録できる


直線的に情報を記録する1次元
コード(バーコードなど)に対して、
平面的に情報を記録する2次元
コード(QRコードなど)は、より多く
の情報を記録できる
QRコードの大きさ
21×21(バージョン1)~
177×177(バージョン40)
高度な誤り訂正機能を持つ

コードの汚れや、欠損等に対して、
データを復元する機能を持つ
→誤り訂正符号(数学が活躍)
誤り訂正符号と数学
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線形符号
← 写像、核、像
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← 線形代数学
巡回符号(線形符号の拡張)
← ガロア体、拡大体、剰余多項式
← 代数学
BCH符号、RS符号へ(巡回符号)
符号理論
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情報の符号化
情報量(ビット) ← 確率論
データ圧縮
*本講義では扱いません
誤り訂正符号
暗号
*本講義では扱いません
クロード E. シャノン(1916ー2001)
1948年に画期的な論文
「A Mathematical Theory of Communication
(通信に関する1つの数学的理論)」
シャノン
シャノンの生い立ちと写真
ベル研究所
http://www.bell-labs.com/news/2001/february/26/1.html
情報数理で学ぶこと
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コンピュータと
インターネット(基礎知識)
情報の符号化と情報量
様々なデジタル情報
GIFアニメーションの作成
誤り訂正符号
QRコードを手作り