2000年度事業報告書 (PDF:228KB) - 日本ガイシ

株主の皆様へ
2000年度 事 業 報 告 書
2000年4月1日から2001年3月31日まで
NGK 事報第134期.
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●
財
務
ハ
イ
ラ
イ
ト
(単位:億円)
連結売上高 ..................... 3,319.4
連結経常利益 ..................... 294.3
連結当期純利益 ................. 146.4
+5.1%
+39.0%
+30.2%
単独売上高 ..................... 2,311.9
単独経常利益 ..................... 207.7
単独当期純利益 ................. 120.2
+3.6%
+29.8%
+19.4%
夏の到来を迎え、株主の皆様におかれましてはま
すますご清祥のこととお慶び申し上げます。
当期の業績概況
当期の当社および国内外グループ会社を合わせた
売上高
連結業績につきましては、電力各社の設備投資の圧
当期純利益
経常利益
(単位:億円)
(単位:億円)
(単位:億円)
3,500
300
150
2,800
240
120
縮により電力関連事業の売上高が減少しましたもの
の、セラミックス事業の増収とエレクトロニクス事
業の活況に支えられ、売上高は過去最高となりまし
2,100
180
90
1,400
120
60
700
60
30
た。利益につきましても、売上高の増加に加えて、
グループをあげてのコストダウン効果などで円高の
影響を吸収し、また、営業外収支も好転したことか
0
(年度)1996 1997 1998 1999 2000
1
●
NGK 事報第134期.
連結
0
ら、営業利益、経常利益とも前期を上回りました。
当期純利益も増加し、各利益とも売上高と同様、過
0
1996 1997 1998 1999 2000
連結
単独
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単独
1996 1997 1998 1999 2000
連結
単独
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去最高を更新することができました。
ミックス研究室を新設する一方、テクニカルセンター
ROE(株主資本当期純利益率)は、自己株式の買
には、ものづくりセンターを設置し、新製品の早期事
い受け消却の効果もあり、前期比で1.0ポイント向
業化への対応に努めています。
上し6.8%となりました。
また、連結ベースの経営状況を速やかに把握する
単独の業績につきましても、エレクトロニクス事
ため、ITを活用した業務改善も推進しており、こ
業を中心に好調に推移し、売上高、利益とも前期を
れらを通じグローバルスタンダードによる真のエク
上回ることができました。
セレントカンパニーを目指して、中期経営計画
グローバルスタンダードによる
エクセレントカンパニーを目指して
●
ご
あ
い
さ
つ
「高効率体質」
「EXCÉL-01」で掲げた「戦略的成長」と
の実現に向け全力で取り組んでまいります。
2002年3月期の業績見通しにつきましては、グ
情報技術革新や規制緩和といった大きな構造変化の
ループの総力をあげて、既存品の増注と新製品の早
うねりの中で、当社は、既存事業の再構築と新規事業
期立ち上げや、抜本的な生産性の向上とコストダウ
の早期戦力化に邁進しています。電力関連事業を始め
ンに取り組み、連結、単独ともに増収増益を目標と
とする既存事業につきましては、徹底的なコストダウ
しています。引き続き、連結ベースの事業運営に基
ンに加えて、製法・設計の変更や国内外の生産分担見
づいて、資本効率重視、株主重視の経営を推し進め
直しなどを進め、収益力の抜本的な改善向上を図って
てまいります。
います。新規事業につきましても、エレクトロニクス
関連に経営資源を集中投入し、客先や市場の変化に対
株主の皆様には、今後とも変わらぬご支援を賜り
応した新規事業・新製品の迅速な立ち上げによる事業
ますようお願い申し上げます。
拡大を目指しています。2001年4月に、技術開発の
強化と事業化の促進を図るため、技術開発部門を、将
2001年6月
来的な開発案件を担当するR&Dセンターと量産技術
の開発および生産技術を支援するテクニカルセンター
に再編成しました。R&Dセンターにマイクロセラ
取締役社長
2
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部
門
別
営
業
概
況
部門別売上構成(連結)
電力関連事業部門 19.9%
素形材事業部門 16.2%
セラミックス事業部門 17.4%
エレクトロニクス事業部門 23.6%
エンジニアリング事業部門 22.9%
ている電力貯蔵用NAS電池(ナトリウム/硫
665.6 億円(前期比1.6%減)
単独
569.3 億円(前期比4.9%減)
社が設備投資や修繕費の削減を一層進めたこ
連結
売上高
国内市場では、各所で実証試験が進められ
電力関連事業部門
黄電池)の出荷が増加しましたものの、
電力各
とから、
がいし及び配電関連製品が低調に推移
し、
売上は前期に比べて減少しました。
(単位:億円)
1,000
800
600
400
海外市場におきましても、中近東向けが増
加した反面、台湾向けの超高圧懸垂がいしの
出荷が納期繰り延べの影響により減少したこ
となどから、
売上は前期を下回る結果となりま
200
0
(年度)1996
1997 1998 1999 2000
連結
した。
セラミックス事業部門
579.8 億円(前期比5.4%増)
単独
455.7 億円(前期比8.7%増)
連結
売上高
自動車排ガス浄化用触媒担体は、ユーロを
中心とする円高の影響を被りましたが、
米国に
おける自動車販売が過去最高水準で推移した
単独
(単位:億円)
1,000
800
ことなどに支えられ、売上は堅調に推移しまし
た。また、産業用機器の売上も前期比増とな
り、燃焼装置におきましてもセラミックコンデ
600
400
ンサーなどの電子部品製造に使用される焼成
炉を中心に活況を呈し、売上は前期を大幅に
上回りました。
200
0
(年度)1996
1997 1998 1999 2000
連結
3
●
NGK 事報第134期.
*部門別売上高は、
部門間取引による内部売上高または振替高を含めた数値として表示しています。
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単独
エンジニアリング事業部門
764.8 億円(前期並)
単独
752.1 億円(前期比0.2%減)
連結
売上高
公共投資削減の影響などにより事業環境
が厳しさを増すなか、下水処理装置は大型
焼却炉の売上増を中心に前期を上回りまし
(単位:億円)
1,000
800
たが、
ごみ処理装置は大型物件の計上がな
く、前期比減少となりました。低レベル放射
性廃棄物処理装置は納入済プラントの定期
600
400
点検及び改造工事が中心で、売上は前期並
200
となりました。
0
(年度)1996
1997 1998 1999 2000
連結
エレクトロニクス事業部門
788.5 億円(前期比15.3%増)
単独
534.8 億円(前期比15.7%増)
連結
ベリリウム銅製品は、ICソケットや携帯電話
向けコネクターなどの旺盛な需要により売上
売上高
単独
(単位:億円)
1,000
を伸ばしました。半導体製造装置用セラミッ
ク製品は、客先の活況に支えられ大幅に増加
し、
また、北米における情報通信インフラ投資
800
600
の拡大により光通信関連部品が増加しまし
た。カラープリンター用などの機能部品も順
調に推移しました結果、売上は前期に比べ大
400
200
幅な増加となりました。連結子会社の双信電
機(株)グループにおきましても、移動体通信
0
(年度)1996
1997 1998 1999 2000
分野の活況によりフィルター関連製品が好調
連結
単独
に推移しました。
売上高
トラック・乗用車向けに一般自動車部品や二
素形材事業部門
連結
輪車用アルミホイールの輸出需要が増加し、
538.8 億円(前期比7.1%増)
またタイ国内でも乗用車向け部品が増加しま
(単位:億円)
800
600
した。結果、売上は前期を上回りました。
400
200
0
(年度)
1999 2000
連結
NGK 事報第134期.
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●
ト
ピ
ッ
ク
ス
先端技術で業界のイニシアティブをにぎる
ベリリウム銅は、バネ特性や導電性に優れ、バネ材料として広く
用いられるほか、高強度と耐食性が要求される海底ケーブルの中
継器筐体としても応用されています。
光ファイバーアレイ(左)、光並列インターコネクト(右)はとも
に、大容量デジタル通信に欠かせない基幹部品です。
半導体製造に使われる加熱型セラミック製ヒーター
は、アルミ製ヒーターを上回る耐熱性を備え、強
度、耐食性にも優れています。
マイクロセラミックス技術を使ったマイクロアク
チュエーター(下)はカラーインクジェットプリン
ターの印字ヘッドに応用されています。
成長の著しいエレクトロニクスの分野で当社の幅広い技術
産規模を拡大しました。
が活躍しています。携帯電話やコンピューターが小型・軽量
当社の独自技術として培ってきたマイクロセラミックス技術
化するなかで、
コネクター、
リレー等の接点部品、半導体検査
は、カラーインクジェットプリンター用のマイクロアクチュ
装置IC ソケットなどに要求される信頼性はますます高いもの
エーターに続く新たなアプリケーションの開発を進めていま
となってきており、バネ特性や導電性に優れる当社のベリリウ
す。特に遺伝子解析用DNA チップの製造装置(新開発のマ
ム銅展伸材に対する需要は拡大する一方です。
イクロセラミックポンプによりDNA溶液をガラス基板の上に
また耐熱性、強度、耐食性などに優れた半導体製造装置用
噴射しDNAチップを効率的に製造する)を用いたDNA チッ
セラミック部品は、半導体市場の活況を背景に需要が活発化
プの事業化は、株式会社DNAチップ研究所、
日立ソフトウェア
し、今後の300mmウェハー用の拡大にも備えた増産体制を
エンジニアリング株式会社と提携し着実に準備を進めていま
整えています。光通信関連では、デジタル交換機などの装置
す。さらにマイクロセラミックス技術に関しては、
MC研究室を
内での高速データ伝送を可能にする光並列インターコネクト
設置し、技術開発部門の戦略機能を強化しました。
を商品化してきました。
今期も研究開発費の約半分をエレクトロニクス分野に投
また、光通信機器と光ファイバーを結合するための光ファ
じ、開発の一層のスピードアップを進めていきます。
イバーアレイは、北米での通信インフラ投資の拡大により量
5
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NGK 事報第134期.
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きれいな空気と水を守る
地球環境問題に対する意識の高まるなか、当社は長年が
のリサイクル、資源化など都市環境への新しい取り組みを
いしづくりで培った焼却技術、セラミック技術を活かし、
行っています。ガス化溶融炉について受注活動を本格化し
私たちの日常生活環境を守るお手伝いをします。当社で
たほか、リサイクルプラザ、ごみ固形燃料
(RDF)
化プラン
は、ディーゼル車の排ガスに含まれる粒子状有害物質を取
ト、ごみ埋め立て処分場での浸出水処理施設などで、実績
り除くDPF(ディーゼル・パーティキュレート・フィル
を重ねています。
ター)について既に商品化しているコージェライト製に加
え、炭化ケイ素(SiC)製を用いたDPFを開発しました。今
後とも、様々な方式のディーゼル車排ガス浄化技術ニーズ
に対応できるDPFの開発をすすめ、世界中の自動車業界に
幅広く供給していきます。
セラミック膜フィルターを応用した浄水システムは、セ
ラミックスの極めて微細な孔によって原水をろ過し、細菌
などを完全に除去する技術です。大型膜エレメントを開発
したことによって、大幅なコストダウンとスペースの削減
が可能となりました。狭い用地でも建設でき、かつ無人運
転が可能で、単位ろ過量当たりのランニングコストが低い
このシステムは、次世代の浄水技術として、国内上水道施
設の更新需要に合わせ、事業を拡大していきます。
また下水処理分野で培ってきた技術を活かし、都市ごみ
ディーゼルエンジンの排ガスから粒子状
物質を除去するDPF。
河川水の不純物を完全に除去する大型セ
ラミックフィルター。
●"世界の製造業ベスト100社"に選出
当社は昨年9月、米国の雑誌「インダストリー・ウィーク」が毎年選出する"世界の製造業ベスト100
社"に選ばれました。同誌は全米で発行されている隔週刊誌で、製造業を中心に建設、
プロセス、物流、
通信などの産業分野において、企業の経営者層や管理者層など80万人が購読しています。"世界の製
造業ベスト100社"は財務アナリストや学識者などの専門家と編集者による投票、候補企業へのアン
ケート調査などを総合して選出されます。選ばれた100社は米国74社、日本6社、独4社など13カ
国にわたります。日本の企業からは当社のほかに、
トヨタ自動車㈱、
ソニー㈱、本田技研工業㈱、㈱デン
ソー、京セラ㈱が選ばれています。
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●
主
要
財
務
指
標
連 結
1996年度
科 目
1997年度
1998年度
1999年度
2000年度
経営成績
高(億円)
2,526.8
2,680.8
2,704.5
3,157.1
3,319.4
益(億円)
233.4
257.0
263.2
211.8
294.3
当 期 純 利 益(億円)
110.2
115.9
132.3
112.5
146.4
一株当たり当期純利益(円)
31.52
31.97
36.67
32.34
40.69
株主資本当期純利益率(%)
6.5
6.4
6.8
5.8
6.8
産(億円)
3,513.7
3,511.5
3,744.1
4,487.3
4,700.6
本(億円)
1,679.7
1,961.9
1,923.6
1,933.5
2,393.9
株 主 資 本 比 率(%)
47.8
55.9
51.4
43.1
50.9
設 備 投 資 額(億円)
181.8
191.5
257.8
213.4
299.9
研 究 開 発 費(億円)
159.5
171.4
178.2
173.1
170.9
売上高研究開発費比率(%)
6.3
6.4
6.6
5.5
5.1
売
経
上
常
利
財政状態
総
株
資
主
資
その他
一株当たりの当期純利益
(単位:円)
50
株主資本当期純利益率(ROE)(単位:%)
8
総資産
(単位:億円)
5,000
40
4,000
6
30
3,000
4
20
2,000
2
10
1,000
0
(年度)1996
7
●
NGK 事報第134期.
0
1997 1998 1999 2000
連結
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単独
(年度)1996
0
1997 1998 1999 2000
連結
単独
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(年度)1996
1997 1998 1999 2000
連結
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単独
単 独
1996年度
科 目
1997年度
1998年度
1999年度
2000年度
経営成績
高(億円)
2,259.3
2,345.0
2,356.3
2,232.6
2,311.9
益(億円)
200.3
203.6
229.6
160.0
207.7
当 期 純 利 益(億円)
90.4
106.3
115.0
100.6
120.2
一株当たり当期純利益(円)
25.85
29.31
31.87
28.91
33.39
株主資本当期純利益率(%)
5.7
6.3
6.4
5.7
5.9
産(億円)
3,163.3
3,132.8
3,347.8
3,518.1
3,787.0
本(億円)
1,548.9
1,829.1
1,773.5
1,778.9
2,318.9
株 主 資 本 比 率(%)
49.0
58.4
53.0
50.6
61.2
10.00
10.00
11.00
10.00
10.00
設 備 投 資 額(億円)
120.1
147.4
173.3
127.9
151.2
研 究 開 発 費(億円)
125.5
136.2
147.8
150.8
147.7
売上高研究開発費比率(%)
5.6
5.8
6.3
6.8
6.4
数(人)
4,457
4,323
4,258
4,174
4,021
売
経
上
常
利
財政状態
総
株
資
主
資
配当状況
一株当たり年間配当額(円)
その他
従
業
員
株主資本比率
設備投資額
(単位:%)
80
売上高研究開発費比率
(単位:億円)
(単位:%)
8
300
240
60
6
180
4
40
120
2
20
60
0
(年度)1996
0
0
1997 1998 1999 2000
連結
単独
(年度) 1996
1997 1998 1999 2000
連結
(年度)1996
1997 1998 1999 2000
単独
連結
単独
8
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●
要
約
財
務
諸
表
︵
連
結
︶
貸借対照表
(単位 百万円未満切捨)
科 目
(資産の部)
流
動
資
2000年度末
1999年度末
1999年度末
1998年度末
(2001年3月31日現在)
(2000年3月31日現在)
産
237,304
259,324
現 金 及 び 預 金
14,948
28,757
受 取 手 形・売 掛 金
125,381
111,772
有
価
証
券
31,128
59,059
棚
卸
資
産
55,988
52,589
他
10,352
そ
貸
固
の
倒
定
引
金
▲
494
232,671
176,089
144,432
135,025
建 物 及び構 築 物
48,422
44,835
機 械 装 置 及び 運 搬 具
55,732
51,756
土
地
25,426
24,521
他
14,850
13,911
の
無 形 固 定 資 産
1,759
1,725
投資その他の資産
86,479
39,339
投 資 有 価 証 券
78,179
24,994
他
8,300
14,345
産
80
144
為 替 換 算 調 整 勘 定
―
13,175
470,056
448,734
繰
資
の
延
産
資
合
計
損益計算書
(負債の部)
流
動
負
債
支 払 手 形・買 掛 金
短 期 借 入 金
1年以内償還予定転換社債
そ
の
他
固
定
負
債
社
債
転
換
社
債
長 期 借 入 金
退職給付引当金
退職給与引当金
連 結 調 整 勘 定
そ
の
他
負
債
合
計
(少数株主持分)
少 数 株 主 持 分
(資本の部)
資
本
金
資 本 準 備 金
連 結 剰 余 金
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
自 己 株 式 等
資
本
合
計
合
計
1999年度末
(2001年3月31日現在)
(2000年3月31日現在)
104,370
56,894
9,572
―
37,903
101,092
30,000
5,477
28,733
24,054
―
500
12,327
205,463
139,091
52,965
9,417
40,861
35,848
92,346
30,000
6,365
27,542
―
22,378
675
5,385
231,437
25,202
23,947
69,849
85,135
75,913
19,859
▲ 11,284
▲
82
239,390
470,056
49,459
64,750
79,218
―
―
▲
80
193,348
448,734
(単位 百万円未満切捨)
科 目
2000年度
1999年度
(
(
)
2000年4月1日から
2001年3月31日まで
売
NGK 事報第134期.
530
有 形 固 定 資 産
そ
9
●
7,675
▲
産
そ
資
当
科 目
2000年度末
上
高
売
上
原
価
販 売 費 及び一 般 管 理費
営
業
利
益
営 業 外 収 益
営 業 外 費 用
経
常
利
益
特
別
利
益
特
別
損
失
税金等調整前当期純利益
法 人 税 、住 民 税 及 び 事 業 税
法 人 税 等 調 整 額
少 数 株 主 利 益
少 数 株 主 損 失
当 期 純 利 益
Page 10
331,939
253,885
48,482
29,570
4,368
4,508
29,431
20,301
27,736
21,996
11,235
▲
4,768
889
―
14,639
)
1999年4月1日から
2000年3月31日まで
315,713
242,972
49,332
23,409
5,363
7,593
21,178
1,138
3,103
19,213
9,322
▲
1,171
―
184
11,247
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事業の種類別セグメント情報
科 目
上
高
電 力 関 連 事 業
セ ラ ミック ス 事 業
エンジニアリング事業
エレクトロニクス事業
素 形 材 事 業
セグメント間取引消去
連
結
(単位 百万円未満切捨)
2000年度
(
1999年度
)
(
2000年4月1日から
2001年3月31日まで
)
1999年4月1日から
2000年3月31日まで
売
業
利
益
電 力 関 連 事 業
セ ラ ミック ス 事 業
エンジニアリング事業
エレクトロニクス事業
素 形 材 事 業
セグメント間取引消去
連
結
66,555
57,975
76,475
78,847
53,877
▲
1,793
331,939
67,626
55,002
76,482
68,409
50,292
▲
2,100
315,713
3,560
10,416
9,322
14,168
1,168
9,065
29,570
4,791
9,084
10,607
8,948
▲
93
▲
9,929
23,409
営
▲
連結子会社一覧(49社)
国内
エナジーサポート株式会社
* 東北エナジス株式会社
* 関西エナジス株式会社
* 九州エナジス株式会社
* 中部エナジス株式会社
* 北陸エナジス株式会社
* 東海エナジス株式会社
* エナジス産業株式会社
明知碍子株式会社
池袋琺瑯工業株式会社
エヌジーケイ・ケミテック株式会社
エヌジーケイ・フィルテック株式会社
エヌジーケイ・アドレック株式会社
エヌジーケイ・キルンテック株式会社
株式会社日碍環境サービス
日本フリット株式会社
エヌジーケイ・メテックス株式会社
エヌジーケイ・ファインモールド株式会社
エヌジーケイ・オプトセラミックス株式会社
エヌジーケイ・プリンターセラミックス株式会社
エヌジーケイ・オホーツク株式会社
双信電機株式会社
* 株式会社エム・エレック
* 高信エレクトロニクス株式会社
* 双商販売株式会社
旭テック株式会社
豊栄工業株式会社
海外
キャッシュ・フロー計算書
科 目
(単位 百万円未満切捨)
1999年度
2000年度
(
1999年度
) (
2000年4月1日から
2001年3月31日まで
)
1999年4月1日から
2000年3月31日まで
営業活動によるキャッシュ・フロー
22,282
40,964
投資活動によるキャッシュ・フロー
▲ 13,331
▲ 32,849
財務活動によるキャッシュ・フロー
▲ 19,788
▲
2,637
現金及び現金同等物に係る換算差額
▲
▲
1,067
現金及び現金同等物の増加(減少)額
▲ 10,858
4,410
現金及び現金同等物 の期首残高
44,834
31,529
20
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額
1,200
8,894
現金及び現金同等物 の期末残高
35,175
44,834
NGK NORTH AMERICA,INC.
LOCKE INSULATORS,INC.
NGK-LOCKE POLYMER INSULATORS,INC.
NGK-LOCKE,INC.
NGK INSULATORS OF CANADA,LTD.
NGK EUROPE S.A.
NGK 唐山電瓷有限公司
P.T.WIKA-NGK INSULATORS
NGK STANGER PTY.LTD
NGK EUROPE GmbH
NGK CERAMICS USA,INC.
NGK CERAMICS EUROPE S.A.
P.T.NGK CERAMICS INDONESIA
* NGK CERAMICS SOUTH AFRICA(PTY)LTD.
NGK METALS CORPORATION
NGK BERYLCO FRANCE
NGK BERYLCO UK,LTD.
NGK DEUTSCHE BERYLCO GmbH
* SOSHIN ELECTRONICS(M)SDN.BHD.
* SOSHIN ELECTRONICS OF AMERICA INC.
ASAHI SOMBOON ALUMINIUM CO.,LTD.
ASAHI SOMBOON METALS CO.,LTD.
持分法適用会社一覧(3社)
国内
*有限会社双立電子
*立信電子株式会社
海外
10
●
*韓国双信電機株式会社
*は新規連結子会社もしくは新規持分法適用会社
NGK 事報第134期.
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●
要
約
財
務
諸
表
︵
単
独
︶
貸借対照表
(単位 百万円未満切捨)
科 目
2000年度末
1999年度末
(2001年3月31日現在)
(2000年3月31日現在)
(資産の部)
流
動
取
(2000年3月31日現在)
171,798
産
手
192,199
4,452
債
72,017
106,392
支 払 手 形・買 掛 金
45,704
44,219
―
流
19,356
動
負
形
11,967
10,265
関係会社短期借入金
2,208
金
90,129
80,937
1年以内返済予定長期借入金
―
30
有
価
証
券
23,989
44,673
1年以内償還予定転換社債
―
40,861
棚
卸
資
産
29,791
29,025
未
金
6,792
6,235
2,253
未
用
7,674
6,320
3,062
未 払 法 人 税 等
5,831
4,777
未 払 消 費 税 等
1,012
1,016
前
受
金
1,274
2,238
預
り
金
271
222
完成工事補償引当金
359
469
そ
他
889
―
債
74,794
67,519
債
30,000
30,000
金
20,000
20,000
繰 延 税 金 負 債
6,573
―
退 職 給 与 引 当 金
―
16,384
退 職 給 付 引 当 金
16,953
―
役員退職慰労引当金
1,267
1,135
計
146,811
173,912
金
69,849
49,459
金
92,688
71,937
金
49,839
56,495
(12,020)
(10,064)
売
掛
2,627
繰 延 税 金 資 産
短
期
未
貸
固
貸
付
収
そ
倒
定
引
金
4,130
金
の
3,599
1,733
他
当
資
金
3,286
▲
621
561
▲
1,223
産
206,905
159,606
有 形 固 定 資 産
85,955
83,862
建 物 及び構 築 物
29,801
28,665
機 械 及 び 装 置
30,397
29,880
土
地
18,548
18,304
他
7,207
7,012
そ
の
無 形 固 定 資 産
913
926
投資その他の資産
120,036
74,817
投 資 有 価 証 券
67,239
18,558
関係会社株式・社債・出資金
49,216
48,515
長
期
付
負
1,966
資
179
法
繰 延 税 金 資 産
―
7,874
剰
2,529
2,734
倒
引
当
金
投 資 評 価 引 当 金
産
合
計
▲
負
期
借
債
入
合
本
定
準
備
余
( うち 当 期 純 利 益 )
424
▲
260
―
▲
4,751
資
351,805
合
378,704
定
(資本の部)
148
他
費
の
長
1,327
の
払
払
社
金
貸
貸
固
長 期 前 払 費 用
そ
資
1999年度末
(2001年3月31日現在)
(負債の部)
資
現 金 及 び 預 金
受
科 目
2000年度末
その他有価証券評価差額金
本
合
19,515
―
計
231,892
177,893
計
378,704
351,805
11
●
NGK 事報第134期.
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損益計算書
(単位 百万円未満切捨)
2000年度
科 目
(
)
2000年4月1日から
2001年3月31日まで
売
上
1999年度
(
)
1999年4月1日から
2000年3月31日まで
(単位 百万円未満切捨)
2000年度
科 目
(
)
2000年4月1日から
2001年3月31日まで
高
231,193
223,264
当 期 未 処 分 利 益
9,087
価
183,054
175,995
任 意 積 立 金 取 崩 額
10,070
販 売 費 及び一 般 管 理費
29,377
30,840
合
19,157
益
18,761
16,428
5,221
4,878
売
営
上
原
業
利
営
業
外
収
益
営
業
外
費
用
3,208
5,305
益
20,774
16,001
1,030
経
常
利
特
別
利
益
24,832
特
別
損
失
25,391
1,000
税 引 前 当 期 利 益
20,216
16,031
法 人 税 、住 民 税 及 び 事 業 税
8,190
法 人 税 等 調 整 額
当
利益処分
期
純
利
5
6,992
▲
1,025
益
12,020
10,064
前 期 繰 越 利 益
13,800
12,767
過年度税効果調整額
―
9,102
税効果会計適用に伴う固定資産圧縮積立金取崩額
中
間
配
当
額
―
528
1,882
1,736
中間配 当に伴う利益準備金 積立額
188
173
利 益 による自 己 株 式 消 却 額
14,661
14,684
当 期 未 処 分 利 益
9,087
15,867
計
これを次のとおり処分します。
利
益
準
備
金
配
当
金
( 1 株 に つ き 5円 )
役
員
賞
与
金
( 監 査 役 賞 与 金 )
固 定 資 産 圧 縮 積 立 金
特 別 償 却 準 備 金
次
期
繰
越
利
益
192
1,832
80
(9)
231
22
16,799
注1) 平成12年12月8日に1,882百万円(1株につき5円)の中間配当を実施しま
した。
注2) 固定資産圧縮積立金及び特別償却準備金は、
法人税法及び租税特別措置法の規
定によるものです。
12
●
NGK 事報第134期.
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●
株
式
情
報
株式の状況(2001年3月31日現在)
5.自己株式の買い受け及び消却
1.会社が発行する株式の総数
745,030千株
注)利 益 による自 己 株 式 の 取 得 分を 消 却したことにより前 期 末 に比 べ
10,000千株減少しております。
2.発行済株式総数
366,560千株
「株式の消却の手続に関する商法の特例に関する法律」
第3条及び定款の定めに基づき、経済情勢、当社の財産
の状況等を勘案し、株主重視の経営の観点から、取締役
会決議により、次の通り当営業年度中に額面普通株式
注)当営業年度中の増減の内訳は下記のとおりです。
(増加)転換社債の転換による新株式発行
37,206千株
(減少)利益による自己株式の取得、消却
10,000千株
1,000万株を総額 146億6,155万円で買い受け、同
数の額面普通株式について失効の手続を行い、消却いた
3.株主数
24,071名
しました。
4.大株主
当社への出資状況
持株数(持株比率)
株 主 名
千株
当社の大株主への出資状況
持株数(持株比率)
%
千株
%
第一生命保険相互会社
33,458 (9.12)
―
(―)
明治生命保険相互会社
21,647 (5.90)
―
(―)
三菱信託銀行株式会社
20,588 (5.61)
株価の推移
(円)
2,000
5,704 (0.43)
中央三井信託銀行株式会社
19,041 (5.19)
株式会社東京三菱銀行
17,272 (4.71) 18,833 (0.40)
―
株式会社東海銀行
17,272 (4.71) 13,049 (0.57)
日本トラスティサービス信託銀行株式会社
15,831 (4.31)
―
―
1,500
(―)
注1) 株式会社東京三菱銀行、三菱信託銀行株式会社、日本信託銀行株式会社の3行
は共同して株式移転により平成13年4月2日付で完全親会社である株式会社三
菱東京フィナンシャル・グループを設立しております。この株式移転の結果、
当社は4月2日付で株式会社三菱東京フィナンシャル・グループの普通株式
22,826株(50,000円額面株式、持株比率0.39%)を所有しております。
注2) 株式会社三和銀行、株式会社東海銀行、東洋信託銀行株式会社の3行は共同し
て株式移転により平成13年4月2日付で完全親会社である株式会社UFJホー
ルディングスを設立しております。この株式移転の結果、当社は4月2日付で
株式会社UFJホールディングスの普通株式13,688株(50,000円額面株
式、持株比率0.29%)
を所有しております。
注3) 当社の大株主への出資状況には当社が信託契約上議決権行使の指図権を留保し
ている以下の株式を含めて記載しております。
1,000
500
0
4
株 主 名
名 義
千株
%
三菱信託銀行株式会社
三菱信託銀行株式会社
(退職給付信託口・日本ガイシ口)
2,000
(0.15)
株式会社東京三菱銀行
三菱信託銀行株式会社
(退職給付信託口・日本ガイシ口)
10,000
(0.21)
株式会社東海銀行
東洋信託銀行株式会社
(退職給付信託日本碍子口)
7,000
(0.31)
注4) 上記株主の所有株式数のうち信託業務に係る株式数
三菱信託銀行株式会社
中央三井信託銀行株式会社
日本トラスティサービス信託銀行株式会社
5
6
7
8
9
10 11 12
1
2
3 (月)
持株数(持株比率)
2000年
2001年
6,441千株
19,041千株
15,831千株
13
●
NGK 事報第134期.
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役員(2001年6月28日現在)
会社概要
*は代表取締役
地 位
担 当
*取 締 役 会 長
氏 名
表記社名 日本ガイシ株式会社
NGK INSULATORS, LTD.
小原 敏人
柴田 昌治
商 号 日本碍子株式会社
*取 締 役 副 社 長
社長補佐(テクニカルセンター担当)、
資材本部長、
開発委員長、
設備委員長
市川 郁夫
代 表 者 代表取締役会長
小原 敏人
*取 締 役 副 社 長
社長補佐(コーポレートセンター担当)、
経営企画室・業務改善推進プロジェクト・
財務部・人事部所管
代表取締役社長
柴田 昌治
磯部 克
社長補佐(営業担当)
岩田 憲明
専 務 取 締 役
R&Dセンター担当
マイクロセラミックス研究室・中央研究所・
BIU所管
水谷 尚美
専 務 取 締 役
セラミックス事業本部長
松下 雋
創 立 1919年5月5日
(大正8年)
専 務 取 締 役
エンジニアリング事業本部長、
東京本部長
奥村 欽一
資 本 金 698億円余
(2001年3月末現在)
常 務 取 締 役
エレクトロニクス事業本部長、
金属事業部長、
知多事業所長
水野 直治
常 務 取 締 役
業務監査部所管、
経営企画室長
山本 太
常 務 取 締 役
エレクトロニクス事業本部副本部長、
電子部品事業部長、
小牧事業所長
南東 秀憲
常 務 取 締 役
電力事業本部長
浜本 英嗣
常 務 取 締 役
秘書室・広報部・法務部所管、
広報部長、
大阪支社長
服部 泰
取
締
役
エンジニアリング事業本部技術本部長
加藤 太郎
取
締
役
財務部長
和田 洋
*取 締 役 社 長
*専 務 取 締 役
●
会
社
情
報
代表取締役副社長 市川 郁夫
代表取締役副社長 磯部 克
代表取締役専務
岩田 憲明
株主メモ
決 算 期 3月31日
定 時 株 主 総 会 6月
配当金受領株主確定日
利益配当金 3月31日
中間配当金 9月30日
名義書換代理人 三菱信託銀行株式会社
取
締
役
ものづくりセンター・ITセンター・
エンジニアリングセンター・環境センター・
品質センター所管、ものづくりセンター長、 大野 正直
品質センター長
取
締
役
電力事業本部ガイシ事業部長
中村 公治
取
締
役
エンジニアリング事業本部営業本部長
松木 晴雄
取
締
役
人事部長
山本 有一
東京都豊島区西池袋一丁目7番7号
取
締
役
エレクトロニクス事業本部HPC事業部長
水野 丈行
三菱信託銀行株式会社 証券代行部
常 勤 監 査 役
島 正作
常 勤 監 査 役
新野 信夫
監
査
役
山本 彦
監
査
役
高橋 貞巳
(事務取扱場所) 東京都千代田区永田町二丁目11番1号
三菱信託銀行株式会社 証券代行部
( 連 絡 先 )〒171-8508
電話 東京(03)5391-1900(代表)
( 取 次 所 ) 三菱信託銀行株式会社 全国各支店
公 告 掲 載 新 聞 日本経済新聞、
中日新聞
14
●
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ゅ
うにやさ
し
き
〒467-8530 名古屋市瑞穂区須田町2番56号
TEL (052)872-7176
http://www.ngk.co.jp/
%
ち
い
古
紙
の 利 用・1 0
0
NGK 事報第134期.
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