個別的労使関係 - 法政大学 藤村博之 WEBサイト

個別的労使関係
賃金や雇用が上司と部下の間で決められる時、交
渉が大切→従業員の利益が「集団」から「個別」へ
=個別的労使関係の重要性が増加
しかし、個別的労使関係のもとでは集団的労使関
係のもと決められた賃金テーブルの重要性は低下
してしまう
個別労使紛争が頻発
・上司と部下との交渉で賃金が決められるシス
テムの危険性
①上司が部下の能力を過小評価
②部下が低い目標設定を行い高い成果をあ
げようとする
・個別的労使紛争の処理方法とは?
①企業内に人事部門やライン管理職、労働組
合などからなる紛争処理機関をつくる
②個別的労使紛争を扱う専門機関を企業外
につくる
• 議題:ユニオン・ショップ協定をもつ企業が多
いにもかかわらず労働組合組織率が低下し
ている理由とは何か?