会社説明会 平成23年6月期決算 平成23年9月8日 於 (社)日本証券アナリスト協会 1.会社の概要 2.平成23年6月期決算 3.中長期プラン 4.平成24年6月期の見通し (株)福山コンサルタント コード:9608 1. 会社の概要 ▼ FCC 1949年 創 業(2009.3 60周年) 1964年 建設コンサルタント登録 1995年 ジャスダック店頭登録 福岡市 資本金 589百万円 役職員 245名 (他契約社員150名) 本 社 社名 経営理念 (登録業者数約4千社中) 事業の 特徴 ステークホルダー 道路調査部門売上高 業界2位 (国交省) H22.6期より連結決算 事業分野 略称 (株)福山コンサルタント FCC 交通 HMB有限責任事業組合 HMB.LLP - - - - (株)環境防災 福山オリジナル 基本は技術 業界順位 総売上高業界40位 博士:10 技術士:161 有資格者 他延べ約340名 ▼ FCCグループ 5箇所:福岡、北九州、 広島、東京、仙台 営業所等 24箇所 マーケット 約27都府県 事業拠点 KB (株)HMB HMB (株)環境調査技術研究所 EITI (株)福山リサーチ& インキュベーションセンター FRIC 設立 本社 関係 福岡 ― 福岡 81% 2009.10 徳島 51% 2009.11 東京 100% 2011.4 東京 100% 2007.8 福岡 100% 地域 環境M ストックM リスクM C.M 1949.3 - - - ● - ● - ● - - - - 新規事業及びM&Aの立案・実行 ● ● ● - - - - - 2009.7 2 2. 平成23年6月期決算 H17.6 H18.6 1) 売上高/利益 ▼ 受注高 ▼ 経常利益 ▼ 売上高 ▼ 当期純利益 H19.6 H20.6 3 2. 平成23年6月期決算 2) 財務/株式関係/技術競争力:単独 ▼ 財務指標:% ▼ 株式関係 指 標 当座比率 流動比率 固定比率 自己資本比率 分類 実 績 152.7 229.9 74.3 健全水準 >100.0 >200.0 <100.0 80.2 >55.0 A 諸元 株主数 人 値付け率 % 売買高 B ● 全指標が健全水準を大きく上回る ● 10期連続期末無借金 C 単位 千株/年 純資産/株 円/株 配当 円/株 配当性向 % 配当利回り % 期末株価 円/株 PBR H 21.6 H 22.6 H 23.6 1 ,0 1 3 6 1 .2 425 698 1 3 .0 6 7 .9 4 .4 8 290 0 .4 2 1 ,1 0 2 6 6 .4 567 696 8 .0 6 8 .1 3 .0 5 262 0 .3 8 1 ,1 4 6 6 2 .7 437 700 8 .0 6 0 .7 3 .0 8 260 0 .3 7 ▼ 技術競争力指標 指 標 H20年度 H21年度 体 制 工学博士(人) 10 10 技術士(人) 132 145 評 価 業務評価点 75.0 74.9 業務表彰(件) 15 12 受 注 プロポ 特定件数 ーザル 全国ランク 90 102 17 15 注1)「評価」:国土交通省 注2)「受注」:建設通信調べ H22年度 10 161 76.0 12 91 11 H23. 9に2名増 「東北」除く 4 2. 平成23年6月期決算 3) 業界の概況/当社のポジション ▼ 動向:売上高・技術者数 ▼ 経営状況(上場19社:連結) 19社中 16社連結 *協会会員会社コンサルタント部門計 B A FCC D C 資料:各社決算報告 資料:(社)建設コンサルタンツ協会 5 3. 中長期プラン 年 度 マ ク ロ な 経 営 環 境 の 想 定 東日本 大震災 1) プランの枠組み H22 復興期間 /事業規模 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 全体:10年(H23~32年度)/23兆円 集中復興期間:5年(~27年度)/19兆円 公共事業予算 の見通し (一般+復興) 日本経済の 動向 社会資本への 要請 ● ● ● ● 基本 : 変化 : 決算期 位置付け 経営計画 の組み立て 安全・安心の国土形成・維持 ハード(土木系「社会資本」) + ソフト ( 「 社会関係資本: 制度・ シス テム・ 文化等」 ) 第2次 長期プラン 中 長 期 プ ラ ン H23 H23.6 H24.6 第3次 H25.6 H26.6 H27.6 成長基盤再構築 区 分 期 間 位置付け 主な方式 H28.6 H29.6 H30.6 H31.6 業態の進化・成長軌道 長 期 6 年 構 想 中 期 3 年 戦 略 短 期 1 年 戦 術 ロードマップ 戦略マニフェスト フレームスライド 備 考 期間固定のローリン グ方式で策定・運用 バリューチェーン(V.C)モデル 展開の 基本モデル 組織力強化 ビジネスモデル開発 HD型企業集団等 受注型+販売型等 6 3. 中長期プラン 2) バリューチェーン(V.C)展開 ① 全体構想 ▼ V.C展開の構想 ▼ バリューチェーンモデル アライアンス 地域系 活用チェーン 技 術 組 織 チ ェ | ン FCC 製 品 基本6分野 ワンストップ マーケット 交通 EITI 地域 連 結 ストック 連 結 リスク HMB FCC アライ アンス 環境 EITI HMB LLP C.M KB 環境系 KB リスク系 7 3. 中長期プラン 2) V.C展開 ② HMB(ヘルスモニタリングビジネス) ▼ 製品種類、製品化の予定 対象構造物 ・事象 製品・システム の種類 A.異常時対応 橋 梁 (道路・鉄道) ▼ 事業推進体制 H22年 下期 H23年 H24年 <研究開発> 上期 下期 上期 下期 HMB.LLP 期間:~H26.5 完 製品化 ⇒ B.損傷監視 ⇒ C.常時監視 一般建築物 耐震性健全度診断 豪雨・長雨 内水氾濫監視 法面・斜面 降雨による崩壊監視 ⇒ ⇒ <販売> (株)HMB 営業/販売 /コンサルテイング ⇒ (H23.1設立) <生産> (発注) → ← ( 納品) (株)○○○ 製造/据付/ 保守/更新 (H23年度中を目途) 橋梁監視システム 建築物耐震性診断システム HMBのセンサ 内水氾濫監視システム 「法面・斜面」崩壊監視システム ビル外壁での診断試験 防災科学研究所での大規模斜面降雨実験 8 3. 中長期プラン 2) V.C展開 ③ K.B/EITI ▼ V.C対象の事業 ▼ V.C対象のマーケット KB:民間マーケット 百万円 EITI:水系環境事業 KB:リスク診断事業 D 河川・ダム・湖沼 /生物/地域 地盤/地質 /環境/材料 KB:官・民売上構成 A C B FCC A 環境M事業 B リスクM事業 C 地域M事業 EITI:地域マーケット 環境業務受注実績(直近3ヵ年) ●:道路系 ●:水系 北 海 道 中 国 東 北 関 東 北 陸 中 部 近 畿 四 国 九 州 沖 縄 FCC ○ ● ● ○ ○ ○ ● ○ ● ○ EITI ● ● ● ● ● ○ ● ● ○ ● 9 3. 中長期プラン 3) 体制/運営 ① 事業所/事業拠点 ▼ 事業拠点の編成 ▼ 事業所展開の方針 :既存拠点 盛岡 :候補地域 仙台 < 凡例 > 区分 FCC 拠点事務所 1 技術事務所 2 営業所 3 連結会社 ① ② ③ :県界 :ブロック界 拡充検討 広島 福岡 東北 高松 北陸 熊本 3 3 3 1③ 3 3③ 3③ 中部 沖縄 3 1③ 3 3 2 3 3 ② 3 2③ 2 3 1③ 3 近畿 中国 九州 ② 新設検討 東京 九州・関東の2極構造 による全国展開 北海道 ② 3③ 2③ 3① 3 3 1① 3 3 関東 四国 10 3. 中長期プラン V.C展開の事 業戦略・施策を 立案・推進。 3) 体制/運営 ② FCCグループの運営 事業戦略:バリューチェーン(V.C)会議 事業部門 FCC HMB KB EITI 編 入 XYZ 管理部門 M&A グループ共通の 管理事務サービ スの提供。 管理事務:シェアードサービス(S.S) FRIC 企業集団運営手法の確立 11 3. 中長期プラン 4) 中長期の目標 ▼ 中長期の目標 枠 組 み 長期プラン 第2次 第3次 スローガン 成長基盤再構築 業態の進化・成長軌道 期 間 H20.6~H25.6期 H26.6~H31.6期 企業集団 連 結 HD型 時期の目安 H23.6期実績 ~H25.6期 ~H31.6期 体 制 (人) 連 売上高 (百万円) 結 目 経常利益 (百万円) 標 体 制 (人) 単 売上高 (百万円) 独 経常利益 (百万円) 308 5,458 178 245 4,843 167 330 6,000 250 260 5,000 200 ▼ 成長軌道のイメージ:連結 500 10,000 500 【 体制強化のシナリオ 】 A.単独重点型 B.連結会社重点型 注)H23.6期はEITIを含まない。 ▼ 連結会社の中期目標:売上高 (百万円) 直近実績 中期目標 計 611 301 912 700 400 1,100 備考 H23期 H26.5期 K.B EITI 12 3. 中長期プラン 5) ロードマップ 第2次長期プラン 後期:24.6~25.6期 第3次長期プラン 前期:26.6~28.6期 後期:29.6~31.6期 成長基盤再構築 業態の進化・成長軌道 基本は技術 : 「技術競争力指標」向上策の継続(戦略マニフェスト) 事 業 の 展 開 「東日本大震災」復旧・復興支援 V ・ C 展 開 (集中復興期間5年 ~28.6期 ) HMB:事業推進体制構築 事業会社として本格稼働 環境系:シナジー戦略構築 地域・民間マーケットの開拓・拡大 交通系/ストックM系着手 社会関係資本(S.C): 研究 ⇒ 理論構築 ⇒ ビジネスモデル化 組 織 体 の 展 開 体 シ 基本 : 九州・関東の2極構造による全国展開推進 制ナ 拡 リ 事業拠点編成方針⇒ 事業所の拡充・新設⇒ 新事業部等立ち上げ 充オ 各種提携方式の推進(フランチャイズ型/部門譲受等) の 企業集団運営手法の確立 企業集団の形 : 連結型 新規M&A検討(S.Cも視野に) ⇒ ⇒ < 業態進化のイメージ > ■ 戦略モデル ●単独 + V.Cモデル ■ 技 術 ●土木系+社会系 ■ マーケット ●公共+民間+海外 ■ ビジネスモデル ●受注型+販売型 ■ 企業集団 ●連結型⇒HD型 ■ 業界ポジション ●中堅 ⇒ 業界をリード ■ 上場市場 ●ジャスダック ⇒ 東証 HD型 13 3. 中長期プラン 6) 株式に関する方針・目標 分類 項目 現行・実績 (H23.6期) 成果 還元 配 当 8円/株 優 待 3千円/1,000株 単元株主数 969人 1,000人超 期末株価 260円 700円(≒企業価値) 会社説明会 2回 (東京・福岡) /年 継続・開催地域の拡大 単元株 1,000株 自己株式 18,445株 活性 化策 株式 政策 ▼ 保有期間別株主数(%) 方針・目標 10円/株超の安定確保 継続 当面、継続 活用策検討中 ▼ 地域別株主数(%) 14 4. 平成24年6月期の見通し 1) 目 標 ▼ 平成24年6月期の目標 ①H23.6期 実 績 指 標 売上高 百万円 営業利益 百万円 経常利益 百万円 当期純利益 百万円 売上高 百万円 営業利益 百万円 経常利益 百万円 当期純利益 百万円 配 当 円/株 連 結 単 独 5,458 175 178 53 4,843 159 167 56 8 ②H24.6期 予 想 5,700 200 200 80 5,000 180 180 70 8 増 減 (②/①:%) 4.4 14.3 12.3 50.9 3.2 13.2 7.8 25.0 ー 参考 : 受注の動向(単独) 8月末 前期比 H24.6期/H23.6期 △3.3% 株主優待制度の継続 (図書カード 一律3千円相当) 15 4. 平成24年6月期の見通し 2) 経営手法 中長期プラン:方針/目標/ロードマップ 具体の戦略 戦略マニフェスト(S.M)方式 目標を達成するための戦略・施策を立案し、実行・達成状況を月次で チェックする方式(戦略の実行を期首に公約)。事業部門毎に作成。 区 分 目 標 戦略・施策 当 該 期 の 運 用 次 期 軌 道 修 正 受注・売上 業務管理 品質管理 国 自治体 時間 収益 プロセス 成果 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ V.C展開 ・・・ ・・・ フレームスライド(F.S)方式 予算化 戦略・施策の見直し 期首に複数の「売上高及び成果目標」の損益表(フレーム:F)を 用意し、月次の期末達成フレームの見通しに応じて、経費及び 投資額を変動(スライド:S)させる手法 主要諸元 売上高 利益 賞与 経費関係 投資関係 備考 成果 目標 上方F 基本F 下方F プランB A+ B+ C+ D+ E+ A B C D E A— B— C- D- E- ≫ ≫ ≫ ≫ ≫ 賞与優先 期首スタート 利益優先 急落対応 16 坂の上の雲をめざ して ご清聴、ありがとうございました。 今後ともご支援のほどよろしく お願い申し上げます。
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