会社説明会 平成24年6月期第2四半期決算 Ⅰ.経営のほねぐみ Ⅱ.主な事業展開 Ⅲ.ロードマップ Ⅳ.業績の動向と見通し 平成24年3月9日 於 ANAクラウンプラザホテル福岡 (株)福山コンサルタント コード:9608 Ⅰ. 経営のほねぐみ 1) 会社の概要 ▼ FCC 本 社 福岡市 資本金 589百万円 業 種 建設コンサルタント 創 業 1949年 拠点:5箇所 事業所 その他事務所等:26箇所 マーケット 約27都府県 上場市場 ジャスダック (1995年登録) 役職員 有資格者 243名 (他契約社員150名) 工学博士:12名 技術士:175名 売上高 業界順位 * 社名 FCC ㈱環境防災 KB ㈱HMB HMB ㈱環境調査技術研究所 EITI インキュベーションセンター 37位 内道路部門 3位 略称 HMB有限責任事業組合 HMB.LLP ㈱福山 リサーチ& コンサルタント 部門計 *日経コンストラクション調べ ▼ FCCグループ ㈱福山コンサルタント (福岡・北九州・広島・東京・仙台) FRIC 事業分野の関係 交通 地域 環境 ストック リスク ― ― ― ― ― ― ― ― ― ● ― ● ― ― ― ― ● ● ● ― 新規事業及びM&Aの立案・実行 設立 本社 関係 C.M 1949.03 福岡 ― 福岡 81% 2009.10* 徳島 51% 2011.01 東京 100% 2011.04* 東京 100% 2007.08 100% ― ― ― ― 2009.07 福岡 *経営権取得 2 Ⅰ. 経営のほねぐみ 2) 経営モデル ▼ 経営計画の立案~実行 ▼ グループ会社の運営 中長期プラン:ローリング方式 基本方針 各社共通の管理事務 :シェアードサービス手法 目標/事業モデル/ロードマップ 戦略・施策の立案・実行 戦略マニフェスト方式 区 分 目 標 施 策 売 上 収 益 品 質 各社管理部門 V.C展開 。。。 。。。 。。。 。。。 事業部門別に作成(期首に実行を公約) 。。。 。。。 。。。 。。。 FCC HMB KB EITI 各社事業部門 予算化と運用 フレームスライド方式 損益表諸元 上方F 基本F 下方F プランB 売 上 成 利 益 果 賞 与 経 費 投 資 A+ B+ C+ D+ E+ A B C D E A- B- C- D- E- ≫ ≫ ≫ ≫ ≫ 備 考 賞与 優先 期首 スタート 利益 優先 急落 対応 連携事業戦略 :バリューチェーン会議方式 ビジネス・プロジュース 機能の強化(FRIC) 3 Ⅰ. 経営のほねぐみ 3) 事業モデル ▼ 技術力による受注拡大 区 分 体 制 評 価 受 注 技術力指標 工学博士(人) 技術士(人) 業務評価点 業務表彰(件) プロポーザル受注 業界ランク(件数) H20 年 度 H21 H22 10 132 75.0 15 10 145 74.9 12 10 161 76.0 16 12 175 17 15 11 未 ▼ バリューチェーン(V.C)モデル H23 過去最高 をマーク 未 未 展開の構想 4 Ⅱ. 主な事業展開 1) 大震災復旧・復興事業 橋梁、道路施設などの被災状況の査定 及び復興道路・同支援道路の設計を 中心にお手伝い 前線基地開設 (H24.2) ▼ 受注状況 (H23.4~H24.2) ▼ 受注環境の見通し 5 Ⅱ. 主な事業展開 2) ヘルスモニタリングビジネス:HMB HMB(ヘルスモニタリングビジネス) HMB:豪雨、地震、劣化に対する構造物等の監視・診断ビジネス ▼ サービスカタログ 事象 A 豪雨 B 地震 C 劣化 対象・内容 製品化予定 A1 橋梁 被災度 完了 A2 路面 内水氾濫 A3 法面・斜面 崩壊危険度 B1 橋梁 被災度 B2 一般建築物 耐震強度 H24下期 C1 橋梁 損傷進行 H24上期 H24下期 完了 ▼ ビジネスタイプ タイプ 内容 機器販売型 単品&システム サービス販売型 監視・診断・対策 営業開始 6 Ⅱ. 主な事業展開 3) モービルマッピングシステム:MMS ・MMS:高精度GPS移動計測装置(車両) 走行しながら道路施設の3次元空間情報 を電子データで取得するシステム。 ・当社は大学との共同研究によりデータ処理 及び活用技術を開発(中)。 ▼現在提供できるサービス 1)道路及び周辺施設の3次元空間情報 2)形状変化、表面劣化の診断と対策 3)管理用図面・台帳の作成 4)通信施設等の設計・施工用電子地図 *受注実績:H23年度 50百万円 H24年度 1億円(見込み) 計測車両 ▼MMS活用事例:大震災道路復旧支援 ・路面段差の発生による車両事故対応 が課題に。但し、復興支援車両の増加 にともなう交通規制等により、現地で 車両を止めての確認が困難。 MMSによる段差 箇所抽出のイメージ ↑ 標 髙 HMBとMMSのドッキングによる総合的な 「モニタリングビジネス」事業へ → キロポスト 7 Ⅱ. 主な事業展開 4) 環境系の新分野 ▼駅ビル振動対策(都市環境) 当社が培ってきた振動解析技術を活用して、 列車走行時の駅ビルへの影響を予測し、 低減対策を提案。 (実績:JR山手線恵比寿駅・目黒駅) 列車走行中の駅ビル床 の振動解析の例 ▼土壌汚染対策 復興支援の一環として、子会社EITIの現有 技術をベースに大学との共同研究で開発中。 ■浸水農地の除塩:実証試験で効果確認 ■セシウム等汚染土壌の減容:手法の詰め 現有環境系技術の再構築と 新分野開拓による総合的な 「環境ビジネスモデル」の構築 8 Ⅱ. 主な事業展開 5) 事業所の拡充・開設 ▼ FCCの進捗 【実施 H23.9~】 1)東京帯強化 社屋移転(H23.9) 江東営業所開設(H24.1) 2)名古屋営業所の技術事務所 昇格(H24.1) 3)三陸事務所開設(H24.2) 【当面の予定】 高知営業所拡充、 沖縄事務所開設検討着手 ▼ FCCグループの事業所 配置状況(H24.3現在) 都道府県数 H24.3 22 32 ● ● 北陸 中国 ● ● ● ● 近畿 中部 :事業所配置 ● 四国 ● 関東 ● ● 東北 ● ● 九州 ● H19.3 北海道 ● :事業拠点 ● :技術事務所 沖縄 9 Ⅲ. ロードマップ 1) 中長期の目標 ▼ 成長軌道のイメージ ▼ 業 績(連結) 長期プラン 第2次 第3次 達成目標期 H25.6期 H31.6期 330 6,000 500 10,000 5,458 250 500 178 役職員(人) 売上高(百万円) 経常利益(百万円) 直近実績 (H23.6期) 308 ▼ 株 式(単独) 分類 成果 還元 項目 現行・実績(H23.6期) 配 当 8円/株 10円/株超の安定確保 優 待 3千円/1,000株 継続 単元株主数 969(899)人 活性化 株 価 260(250)円 施策 会社説明会 2回(東京・福岡)/年 株式 政策 方針・目標 1,000人超 *H23.12末実績 700円(≒企業価値) 継続・開催地域の拡大 単元株 1,000株 当面、継続 自己株式 18,445株 活用策検討中 注)( )はH23.12末実績 ▼ 保有期間別株主数(%) 10 Ⅲ. ロードマップ 長期 プラン 2) ロードマップ 第2次:H20.6~25.6 H24.6 H25.6 ● 受注環境 (H23.6) の見通し H26.6 H27.6 H28.6 H29.6~31.6期 ● 【 変動要因】 ■現政権任期満了(H25.9) ■消費税 率アップ( H2 6 .4 ~) ■巨大連動地震 ■TPP ■ソブリンリスク他 ● ● ● 復興支援期 ポスト復興期 復興事業への重点対応 「ポスト復興」に備えた事業の構築 位置付け 事 業 第3次:H26.6~31.6 HMBの体制強化・事業化促進 V MMSの活用技術開発・用途拡大 C 展 環境系技術の統合+新分野開拓 開 その他分野も逐次着手、推進 ⇒ ⇒ 業態進化/成長軌道 総合的な「モニタリングビジネス」事業へ 総合的な「環境ビジネスモデル」構築 事業の核(基本は技術) : 基本6分野の技術力強化、ワンストップ展開 第3次長期P戦略会議 復興事業推進・支援体制 体 制 「ポスト復興」に向けた体制の構築 地域 戦略 全国展開に向けた布石 大規模災害対応の配置 ⇒ ⇒ 2本社制検討(福岡・東京) 即応体制の構築 提携 戦略 部門譲受/地域フラン チャイズ方式等 ⇒ 新規M&Aの検討 SSC、V.C会議による 運営手法の試行 ⇒ 集団運営手法の確立 連結型企業集団 ⇒ HD型企業集団 企業 集団 11 Ⅳ. 業績の動向と見通し ▼ 売上高 1) 決算実績:売上高、利益(直近3期) ▼ 経常利益 (H23.6期より国際会計 基準適用) ▼ 当期純利益 ▼ 受注高 H17.6 H18.6 H19.6 H20.6 12 Ⅳ. 業績の動向と見通し 2) 決算実績:財務、株式等(H23.6期) ▼ 主要財務指標 ▼ 主要株式指標 (単独) 指 標 当座比率 流動比率 固定比率 自己資本比率 実 績 152.7 229.9 74.3 80.2 健全水準 >100.0 >200.0 <100.0 >55.0 ● 全指標が健全水準を大きく上回る ● 10期連続期末無借金 ▼ 業界でのポジション(連結) 19 質 の 指 標 規 模 の 指 標 18 17 16 注:上場19社の直近決算(H23.3~H23.12)によるランク 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 総資本回転率 自己資本比率 ← ROE 経常利益率 ← → 当期純利益 経常利益 → 純資産 売上高 総資産 13 Ⅳ . 業績の動向と見通し 3) H24.6期第2四半期決算 (百万円・%) 【季節変動大:売上高は期末に集中する傾向】 売 上 高 5700 H23.6 H24.6 期 期 5458 1975 388 815 267 1Q 735 2Q 3Q 4Q [期末] 四半期 H23.6期 指標 1Q 2Q H 24.6期 3Q 1Q 4Q 2Q 経常利益 △297 △490 △510 178 △341 △5 7 1 当期純利益 △207 △333 △349 53 △243 △4 3 1 359 479 695 613 480 488 66.0 54.4 43.0 73.0 65.4 5 2 .3 P/L 現預金 B/S 自己資本比率 14 Ⅳ. 業績の動向と見通し 指標 4) H24.6期の見通し ①H23.6期 ②H24.6期 増減 実 績 目 標 (②/①:%) 百万円 5,458 百万円 175 百万円 178 当期純利益 百万円 53 5,700 200 200 80 売上高 百万円 4,843 5,000 3.2 営業利益 百万円 159 180 13.2 百万円 167 180 7.8 百万円 56 70 25.0 円/株 8 ≧8 売上高 連 営業利益 結 経常利益 単 経常利益 独 当期純利益 配当 4.4 14.3 12.4 50.9 - ●株主優待制度の継続 : 図書カード(一律3,000円相当) 15 坂の上の雲をめざ して ご清聴、ありがとうございました。 今後ともご支援のほどよろしく お願い申し上げます。
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