神奈川県鉄構業協同組合

神奈川県鉄構業協同組合
月刊
平成27年4月1日発行
かながわ鉄構協ニュース
Tel 045(290)7600
NO.61
Fax 045(311)7761
労働安全・技術講習会が開催された
3月25日(水)午後2時からかながわ労働プラザで開催さ
れた。参加者は26名だった。労働安全講習では「職場で
守る安全ルール」をテーマに上田労働安全事務所代表上
田春彦氏による講演があった。要旨は別掲する。次に教
育技術委員会から性能評価にかかる改正等について説明
があった。理事長から品質管理責任者兼務問題の歴史的
経過の説明があり、28年度末の時限措置に向けて準備を
する必要がある。全構協でも検査技術者及び鉄骨製作
管理技術者の新規資格取得強化のためそれぞれ学科試
験を年2回実施に倍増する。NDI-UT資格取得支援として
各支部で受験対策講習会を開催する。NDI-UT資格を有
しながら建築鉄
骨超音波検査技
術者の資格を取
得していない者
対象に支部主催
の学科講習会修
了者の学科試験
免除を今年度限
りで実施する等
等対策が企画されているなどの説明があった。また、
鉄骨精度測定指針の改正に伴う基準マニュアルの変更
については小原委員からマニュアルをもとに解説があ
った。いずれも配布資料(マニュアルはCD)を参照のこ
と。この後、有志による懇親会が中華街で開かれ、20
名が参加して近況、趣味等の話題で盛り上った。
講演「職場を守る安全ルール」要旨
・労働死亡災害件数は年々減少してきたが、
ここのところ増加傾向が窺える。今後オリン
ピック景気により人手不足、外国人労働規制
緩和等により傷害の増大が危惧される。死亡
災害では墜落転落が半数近くに上る。
・労働災害の経営責任では、業務上過失致死
傷罪など刑事責任、営業停止・許可取り消し
処分等の行政責任、安全配慮義務不履行等の
民事責任、信用失墜となる社会的責任がある
。安全には100%配慮していても事故は起こる
ことを銘記すべきである。
・各種作業での注意点では、移動式クレーン
作業での変更は作業方法、転倒防止方法など
改めて見直しする。ユニック車は後方より前
方での作業安定度が低いので側方から前方へ
の旋回には特に注意する。振動工具の取扱中
は目を保護するため必ず保護メガネを着用す
る。ディスクグラインダーにはグリップを付
ける。資材運搬では荷締めは段締めは勿論、
Mグレード部会総会開催
車上渡しとしてもどの部分までか運搬契約の
3月12日(木)16時から組合事務所に於いて第10回定時 責任区分を明確にしておく。保護帽は劣化し
総会が開催された。出席は15名(定足数20)だった。石 たら取換えて規格に適合したものを着用する
井会長の議事進行により26年1年間の事業報告・決算、 。安全帯は胴ベルト型は腰への衝撃が大きく
27年の事業計画案・予算が承認され、総会は終了した。 、吊り下がったら5分程度が限度、フルハー
会長から全国Mグレード部会連絡協議会からの報告と ネス型は15~30分はもつ。
して、固形エンドタブ技量検定は今年秋に千葉で開催 ・転倒災害が増加している。特に階段で降り
される予定と、検定資格の関係方面への認知のための る時に多く、危険意識が低い、障害の程度が
意外に重い、中高年に多い等の特徴がある。
広報パンフレット案が提示されて内容のチェックが行
・定期的にチェックリストを活用して職場の
われ、作成後は 総点検を実施して職場環境の改善を図る。段
行政、設計団体 差等の解消、障害物の撤去、照度の確保、危
などへの働き掛 険個所の表示、安全な作業方法の推進、保護
けがなされると 具の着用推進等。
第18回統一地方選挙での協力のお願い
報告があった。
最後に市況情報交換が行われた。山積みは夏前までは抱えて
いる、建屋300トン前後の仕事を抱えている企業が3社あった
が、耐震、工場改修、金物などを主体にしている企業が多か
1/3 自民党公認・推薦候補予定者を機関推薦しました。
組合では
月刊かながわ鉄構協ニュース
No.61
平成27年4月1日発行
った。首都圏に位置しているので全国的にも仕事量
は多い。価格はやや希望に近い水準のようだが地方
からの受注単価が低くならないよう警戒が必要だ。
全国での会合ではゼネコンは受手がないのでファブ
の言い値が通用している。もっともゼネコンの決算
が好調だからとの話題もあった。見積は増えてきて
いる。夏場からの動向は不透明であるが、仕事量、
単価は現行水準で推移するのではないかとの見方が
一般的であった。会合後懇親会が開催され、そこで
も市況情報交換、今後の対応等が活発に交された。
東京湾岸3都県組合合同戦略会議が開催
3月20日15時から東京鉄構工業協同組合事務
所において東京、千葉、神奈川の組合上層部が
会合を持った。神奈川からは岸部理事長、石井
副理事長が参加した。議題は、昨年組合員にア
ンケート調査した大規模災害時の行政への支援
協力の実態について関係団体に働き掛けたが、
今回は3都県組合員間の相互協力について協議
した。最終案を決定し、各都県組合に持ち帰っ
て6月に向けて締結する予定になった。
協定の内容については後日提示するが、災害
関東支部会が開催される
発生時に受注している物件等の製作などに支障
3月5日(木)14時から東京・鉄鋼会館において関東支 が出た場合などに自組合員間で調整がつかなけ
部会を開催した。岸部支部長から品質管理責任者兼 れば他組合員に人的・物的支援を要請できる相
務期限問題についての報告により協議があった。終 互支援について取り決めた。支援は直接他組合
了の事態に備 員に要請するあるいは自組合を通じて支援を要
請することもできる。正式要請は組合から行う
えて組合員に
。内容等は当事者間で協議するが、支援に要し
周知するとと た費用や派遣従業員に事故等発生した場合は支
もに再度期限 援要請組合員が主体的に対応する。
再延長の要望
をしていくことが確認された。運営委員会からは1月市況情
報として、手持ちはHグレードは半年、Mグレードは2ヶ月
半、稼働率は90%で受注単価は甲信越地区は低い傾向が窺え
ると報告があった。来年度事業計画は定例の支部会5回、局
賛助会員だより № 14
「鉄」を通じて大きな夢を叶えるために!
商品の紹介コーナー
株式会社アイ・テック
神奈川支店 厚木市上依知2900
℡046(245)3851 fax046(244)1135
本社 床版事業部
静岡県静岡市清水区三保387-7
℡054(337)1181 fax054(337)1183
取扱商品及び製造商品
西村哲也
鋼材全般、
Sデッキ(合成スラブ用デッキプレート)
床型枠用フラットデッキ及びフラット
デッキ100
担当者 設計技術室 西村哲也
Eメール:[email protected]
担当者からのメッセージ
拝啓 貴組合員様におかれましては益々ご清栄のこと
とお慶び申し上げます。弊社は静岡県の本社をはじめ、
東北、関東、中部、関西に23支店を置き、お客様の
ニーズに応えられる製品を揃えております。
デッキプレートに関しましては、製造拠点を本社の静
岡に置き、自社岸壁を保有している利点を生かし、豊
富な在庫を取り揃え、厳しい品質管理の下、Sデッキ、
フラットデッキ、フラットデッキ100と共に高品質な
製品を提供致します。
「鉄」がある限り、アイ・テックは躍進を続けます。
2/3
Sデッキ(合成スラブ用デッキプレート)
(一財)日本建築センター構造評定
国土交通省耐火認定取得
フラットデッキ及びフラットデッキ100
(一社)公共建築協会評価認定
平成27年4月1日発行
月刊かながわ鉄構協ニュース No.61
長会議2回の他に支部会
塗料購入の割当缶数(お願い)
・局長会合同会議を9月
全構協共済事業である大日本塗料㈱の指
に開催することになっ
定塗料をご購入いただきますと、組合に
大日本塗料㈱、ダイニッカ㈱、㈱アック
た。24年度から支部会
から手数料が入りますのでご協力の程よ
費の徴収を猶予してい
ろしくお願い申し上げます。今年度のグ
たが27年度から年12万
レード別購入目標缶数は次の通りです。
円徴収することが決ま
Hグレード 500缶
った。
Mグレード 140缶
この後、事務局長と
Rグレード
60缶
その他
10缶
の合同会議が開催された。局長会議で課題検討されていた事
項が論議され、組合ホームページの活用や安定した組合運営
策などは今後とも検討を続けていくことが確認された。会議終了後は合同の懇親会が開かれ、2年
ぶりの親交を温めていた。
理事会だより
3月25日(水)12時からかながわ労働プラザで3月度理事会を開催。
・全構協からの報告では、品質管理責任者兼務問題の対策として
検査技術者鉄骨製作管理技術者の資格試験を年2回に増やす。
NDI-UT資格取得受験対策講
第41期通常総会のご案内
習会が支部単位での開催企画があるなどの説明があった。
日時 平成27年5月27日(水)受付13:40
・第41期通常総会の議案書案が審議された。総会日には建築
会場 メルパルク横浜
鉄骨に関する技術研修会を開催することになった。
内容 14:00~ 技術研修会
16:15~ 通常総会
・東京湾岸3都県組合が検討してきた大規模災害時相互支援
17:00~ 賛助会員と交流懇親会 協定の最終案が示され、3都県組合での締結が承認された。
賛助会員だより № 15
わたしたちは、中小企業を守り続けることを使命としています。
大同生命保険株式会社
神奈川県下の支社・営業所一覧
横浜支社
横浜市中区本町2-15
横浜戸塚営業所 横浜市戸塚区上倉田449-2戸塚法人会館2F
新横浜支社
横浜市港北区新横浜3-18-3新横浜KSビル8F
川崎南営業所 川崎市川崎区東田町5-2川崎野村證券ビル5F
川崎北営業所 川崎市高津区溝口1-9-1三井住友銀行溝口ビル5F
湘南支社
藤沢市鵠沼東1-1玉半ビル4F
横須賀営業所 横須賀市大滝町1-20-1太陽生命横須賀ビル4F
厚木営業所
厚木市中町4-16-22太陽生命厚木ビル
小田原営業所 小田原市栄町1-14-52MANAX8F
相模原営業所 相模原市中央区富士見6-13-16相模原法人会館2F
平塚営業所
平塚市明石町1-24太陽生命平塚ビル6F
組合員様へのメッセージ
貴組合企業様におかれましては益々ご清祥
のこととお喜び申し上げます。平素は格別
のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
経営の安定・成長を図り人材を守る「全構協
共済制度」(災害保障特約付団体定期保険)
は組合員・役員・従業員のみなさまとご家族
の生活保障を目的としております。弊社の
担当は地区で分けておりますので、御用の
際は弊社最寄りの支社・営業所にお気軽に
お声をお掛けください。
℡
℡
℡
℡
℡
℡
℡
℡
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045(211)2821 fax 045(640)1210
045(864)6972 fax 045(864)6964
045(471)2301 fax 045(471)2290
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0465(24)0075 fax 0465(22)1943
042(754)9361 fax 042(754)9379
0663(23)6875 fax 0463(21)4259
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