ユビキタスネットワーク基盤を支える 伝送経路制御方式の ネットワークシュミレータ(NS2)による検討 中嶋恵一,曽我健太,野村宜範,深澤友貴 (福島研究室) ユビキタスネットワーク 総務省:情報通信白書 機能と役割 参照モデル 実装モデル OSIモデル TCP/IPモデル アプリケーション間 でのデータ交換 7 応用層 コード変換,符号化, 暗号化 6 プレゼンテー ション層 ログイン,ログアウ ト等のセッション手 続き 5 セッション層 ピア間の信頼性のあ るエンドツーエンド 通信,再送・輻輳制 御 4 トランスポー ト層 トランスポー ト層 経路選択と中継 3 ネットワーク 層 インターネッ ト層 データ伝送 2 データリンク 層 ネットワーク インタフェー ス層 物理的な信号の伝播 1 物理層 物理層 アプリケー ション層 Display Device Sensor Device Hardware Control Application Encoder / Decoder 暗号/複号 Authentification Session Ctl 確実な伝送 経路制御 有線 無線 光 この研究はなぜ必要なのか 伝送路の効率的かつ安全性確保を可能とする 重要な技術であり、 またネットワーク設計では施工前の適切な予測 が必要不可欠である。 何を問題とするのか 情報端末間をネットワークで接続し様々なサー ビスを提供するユビキタスネットワークではその 基盤技術である伝送経路制御が重要な技術課 題である。 どう解決しようと思ったか 実機での検証は困難な場合が多いので本研究で はネットワークシュミレータの1つであるNS2を用 いて、小規模の実機構成による基本データと、適 切な制御について実験的に検証することを目的と する。 主要な結果 第1回中間発表時点 ・VMWare、VineLinux、NS2のインストール 第1回中間発表後 ・NS2の環境変数の設定、実験パッケージ の取得・環境変数の設定 ・NS2専用トレースファイル解析ツールのイ ンストール・環境変数の設定 ・トレースファイルの作成、Xgraphでの表示 今後の予定 NS2を使い、トレースファイルをいくつか作成 する。そして、Xgraphでグラフを表示し、ス ループットの違いを比較する。
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