外国人観光客に対する 受入環境について ~課題と解決策~

外国人観光客受入に対する
課題と解決策の提案
2014.08.22(FRI)
名桜大学 国際学群
観光産業専攻 3年次
渡邊 蕗希
外国人観光客に対する課題
 外国語が通じない、外国語表記が少ない
 国内線ターミナルと国際線ターミナル間の移動
 フリーWi-Fiが少ない、見つけにくい
 クレジットカードが使えない
 公共交通機関が少ない、不便
外国人観光客に対する課題
現状(公共交通機関のみ)
料金が高い
北部に行くのが不便
路線が分かりにくい
ゆいレールが北部までほしい
バスの本数を増やしてほしい
etc….
平成24年度『外国人観光旅行客満足度調査報告書』より
外国人観光客に対する課題
公共交通機関が
少ない、不便
現在の取り組み
 ゆいゆい号
空港・市内・観光スポットを
回っているバス
 定期観光バス
ツアー型の観光バス
(那覇バス・沖縄バス)
 やんばる急行バス
空港-運天港までのバス
美ら海水族館まで2時間15分
 バスモノパス
那覇バスとゆいレールが乗り放題
解決策
3つの提案
①高速バスの停車場所を減らす
沖 沖 石
縄 縄 川
南 北
(
( ( 高
高 高 速
速 速 )
) )
金 宜 世
武 野 冨
座 慶
(
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速 高
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山
里
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速
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那 国 県 那 幸 琉 喜
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②南部・中部・北部で環状の運行ルートを
②南部・中部・北部で環状の運行ルートを
フリーパスも販売
あるバス停にはホテルからの送迎バスが来
るようにする
<魅力>
・追加料金がかからない
・このバスに乗れば主要観光地に簡単にアクセス可能
・路線に迷う可能性が減る
・ホテルのアクセスへの心配も軽減
③バスの路線と車両に工夫をする
 美ら海に行くには…
→青ライン・ジンベイザメの
イラストが入ったバスだけを乗り継ぎ
 古宇利島に行くには…
→緑ラインが入ったバスを
乗り継いで行く
導入した際に予想されるメリット
 日本人観光客が利用する際も便利になる
 バスでも観光地を巡ることができるという印象付け
 レンタカーを借りて慣れない道を運転しなくても良い
 ツアーバスでないため大型車専用の駐車場を使わなく
てよい
 レンタカー利用者が減れば交通量の改善につながる可
能性がある
導入した際に予想される課題
バス停を設置する観光地の決め方
→観光客の動向調査、観光地からの要請
バスの運行費用
→バス停を設置した観光地と提携料の交渉
費用対効果がみられるか
→運行した際に利用客がどのくらいいるのか。
…入域客数の多い時期にお試し走行