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【会議の進め方】会議の定義:問題を解決する場であり情報を共有する場ではない
作成:増永寛之
会議を計画する前のポイント
①「会議開催の有無」:Eメール、電話テレビ会議、文書連絡などで、会議を開くのと同じ効果を得ることはできないか。
無意味な会議を極力開かないようにしよう。
②「会議の規模」:仮に会議を開く必要があるにしても、規模を小さくできないか。参加者は当事者になるべく限定しよ
う。
③「会議の時間」:会議の時間を短くできないか。無意味な発言を減らすよう心掛けよう。議題や要点をAgendaにまとめ、
会議の目的が達成したら速やかに会議を終了させよう。
実のある会議を目指す
「我々の競争精神旺盛なエネルギーを身内との競争ではなく、競合他社と戦うために用いよう」
「お互いに協力して努力すれば、より良いアイデアや解決方法が見出せる」
「私たちが持っている様々なアイデアや解決方法、経験を大いに活かそう」
効果的な会議の流れ
会議の目的を作る
Agenda(議題をまとめた書類)を作成する
メーリングリスト(ML)でAgenda(議題)を共有する
10名以下(当事者のみ)で会議を開催
Agendaにそって司会進行
結論を導き出す
実行に移す期日を明確に決める
目的を達成したら速やかに会議を終了する
議事録とコミットメントリストを作成し、MLに流す
コミットメントリストを定期的に見直す
※「Agenda」とは議題をまとめた書類で、できるだけ
プライオリティー(優先順位)をつけたものが望ましい。
※「コミットメントリスト」とは、会議で決まった事項
にもとづいてやるべきことを、誰が、何を、いつまでに
やるのかという具合にリスト化したもの。
効果的な会議にするためのポイント
◆「Agenda(議題をまとめた書類)の作成」
この会議の目的にそったAgendaを事前に作成してお
く。優先順位の高いものから議題にしよう。
◆「司会者の役割」
司会者は議題の目的と、何を決めなくてはならない会
議かを最初に発言する。また会議の流れを議題にそっ
て進行させ、全員が必ず発言できるよう配慮し、参加
者を会議の基本原則に従わせ、勝手な発言を慎むよう
求める。
◆「待機と発言内容のメモ」
発言は常に一名に限る。発言したい人は司会者にサイ
ンを送り「待機」の状態にはいる。待機中になったら
自分の考えをまとめて「発言内容のメモ」を作成す
る。「待機」が終わったら発言する。この方法により
誰もが意見を述べるチャンスが与えられる。
◆「話す項目がいくつあるかをまず述べる」
まずいくつの項目を話すのかを述べる。そのあと「ひ
とつめ、ふたつめ、・・・、最後に」を述べる。
◆「まず結論や要点を」
最初に結論や要点を述べる。そのあとじっくり論理を
説明する。
◆「他人のアイデアを尊重する」
新しい考えに対してはどうしても守りにまわりがちだ
が、それはやめよう。アイデアの欠点ではなく、その
利点を見るようにしよう。クリエイティブな会議では
新しい刷新的なアイデアが求められるが、こうしたア
イデアは十分に練ったものではないので「成人」とし
ての基準で判断してはいけない。
◆「気の散ることは避ける」
議題からはずれないこと。脇で会話したり、個人的な
話はしない。議題にない事項はディスカッションする
か、別のミーティングに送る。弊社では飲食や携帯電
話等による途中退室は原則禁止。
参考資料:『すごい会議』(大橋禅太郎 著)、『100億稼ぐ仕事術』(堀江貴文 著)、「会議のしかた」(出雲東峰 作)