知識を共有できない

知識を共有できない
・効率良く作業を進める知識を全社に
伝え全体の成績アップをはかりたい
・別の部門から知識を吸収させたい
・組織の内部に相対的なランク付けで
but
報酬や地位が得られるなどという
競争があると、知識の共有は困難
例:フレッシュチョイス
・ライバル社、ズーパの買収(その精神と経営方法を学ぶため)
・外部のライバルから価値ある情報を得るのは良い仕事ぶりとさ
れるが、内部の競争相手からアイデアを借りるとなると、相手が
自分より優れていることの証明になってしまうと理由から結果上
手くいかなかった。
内部競争が激しい職場
↓
「劣等感の裏返し」が生じる
組織より部門が大事
強い自己イメージ
グループのメンバーを結びつけ
部門に連帯意識をもたせる
(忠誠心やチームワークが生まれる)
新しいやり方を敬遠し退けてしまう
他との違いをはっきりさせ、
他の部門が優れていることを認めたくない
例:ゼネラルモーターズ(GM)
・内部で競争意識があるため、知識がGM全体に伝わらない
・他の部門でより良い方法を実行していることを知っても、そ
の知識を自分たちの部門に持ち込まない
知識の共有を最もはばんだのは、ステータスをめぐる内部競争
何故内部競争を助長するのか
「競争がわれわれの最高の力を生み出す」
・・・競争が奨励されるのは、それがやる気を起こすからである。
優れた行動をとるには競争は必要ない
自己達成を予言する力
(ピグマリオン効果)
教師やリーダーが信じたり、信じた
・・・ ように行動したりすると、生徒や部
下たちが平均以上の結果をだす。
この力を使えば、人を「勝者」と「敗者」に分ける必要はない。
敗者として扱われ、自尊心もやる気も失うと、仕事ぶりはさらに下降していく
ランク付けや勤務評定は内部競争を生む
グループの素晴らしい活躍をリーダーが期待すると、グループ全体の成績
が上がっていく。