経済成長 講義内容 • 経済成長の概念 • 経済成長の決定要因 • 生産関数 • 経済成長モデル 2 総生産の概念 総生産:1つの国で,ある一定期間に,生産された財と サービスの量。 総生産 国内総生産 GDP 総生産を利用可能なデータ から測ろうとする統計 一国の豊かさを測る指標の一つ 3 (実質)経済成長 経済成長: 今年度のGDP – 昨年度のGDP 今年度のGDP − 昨年度のGDP 経済成長率 = × 100% 昨年度のGDP 例: 昨年のGDP=1.000.000円 今年のGDP=1.100.000円 経済成長率 = 10% 4 一人当たりのGDP 当該年度のGDP 1人あたりGDP = 総人口 A国 B国 GDP = 1.000.000円 人口 = 100人 1人あたりGDP = 10.000円 GDP = 2.000.000円 人口 = 400人 1人あたりGDP = 5.000円 5 日本のGDP 6 日本の1人あたりGDPの推移 7 各国の1人あたりGDP 8 生産関数 生産関数:生産要素の投入量と総生産の関係を表す方程式 生産要素 労働 生産過程 総生産 資本ストック 生産関数: Y = F(K,L) Y=総生産,K=資本ストック, L=労働 9 資本ストックと総生産の関係(労働を一定とする) 総生産 資本ストックの増加 総生産の増加 総生産の増加率が 資本ストックが増えるに 連れて小さくなる 資本ストック 10 資本ストックの影響の例 工場A 工場B 労働者:100人 労働者:100人 機械:5台 機械:100台 工場A 工場A 労働者:100人 労働者:100人 機械:6台 機械:101台 生産量の大幅な増加 生産量のわずかな増加 11 労働と総生産の関係(資本ストックを一定とする) 総生産 労働の増加 総生産の増加 総生産の増加率が 労働が増えるに 連れて小さくなる 労働 12 資本ストックの影響の例 工場A 工場B 労働者:5人 労働者:100人 機械:10台 機械:10台 工場A 工場A 労働者:6人 労働者:101人 機械:10台 機械:10台 生産量の大幅な増加 生産量のわずかな増加 13 技術水準と総生産 総生産 技術水準の向上 資本ストック 14 経済成長モデル 貯蓄 + 投資 + 総生産 + 資本の増加 - 資本減耗 (原価償却) + 投資ストック 15 経済成長の定常状態 貯蓄,資本減耗 資本減耗 貯蓄 資本ストック 16 貯蓄率と定常状態 資本減耗 貯蓄,資本減耗 貯蓄A 貯蓄B 資本ストックB 資本ストックA 資本ストック 17
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