26 奈良県の財政と金融の動向 27 歳入内訳の推移(奈良県) ○バブル経済期(S60、H2)を除き、県税等よりも地方交付税依存率の方が高く推移。 100% 90% 35.4% 37.8% 80% 41.0% 42.8% 49.8% 50.5% 46.5% 42.3% 44.7% 40.3% 52.2% 70% 県税等 60% 50% 地方交付税(臨時財政対策債を含む) 40% 30% 64.6% 62.2% 59.0% 53.5% 57.2% 50.2% 49.5% 47.8% S60 H2 57.7% 55.3% H12 H17 59.7% 20% 10% 0% S35 S40 S45 S50 出典 地方財政状況調査(総務省) S55 H7 H22 28 都道府県別 歳入の内訳 ○本県は歳入の約4割を地方交付税に頼っている。 ○交付税依存率は全国第8位 以 右 の 団 体 で は 、 地 方 税 等 よ り も 交 付 税 依 存 率 の 方 が 高 く な っ て い る 出典 平成23年度地方財政状況調査(総務省) 29 税収の動向 ○ 全体に、減収傾向。今後も、人口減などに伴う納税義務者の減少による個人県民税の減収など、 税収の減収が懸念される。 ○ 法人2税についても、減収傾向であるが、地方法人特別税も含めた税制改正前のベースでは、回 復傾向も見られる。 ※ <平成19年から23年の企業立地> 件数:122件、税収効果:7,060百万円 主要税目別税収の推移 (百万円) 5 2 ,8 3 3 51,559 50,485 50,000 税源移譲 41,926 47,734 法人2税 4 2 ,4 4 2 42,000 40,666 40,000 3 5 ,2 4 5 34,194 32,043 30,000 税 収 31,881 29,718 29,480 20,000 26,469 26,087 27,586 個人県民税 バ ブ ル 経 済 の 崩 壊 46,367 47,924 28,848 27,464 28,076 リ ー マ ン ・ シ ョ ッ ク 年少扶養控除 等廃止 27,492 27,944 27,492 25,717 25,220 法人2税 ( +地方法人特別税 ) 24,846 22,506 21,823 22,151 18,798 18,035 15,664 地方消費税 地方法人特別税 ・譲与税創設 9 ,8 5 4 10,000 14,879 14,757 14,693 7,333 7,845 8,133 7 , 1 2 5 8 , 4 1 5 H21 H22 2,345 0 H元 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 年 度 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H23H24見込 30 預貸率の推移 奈良県と近畿 ○ 奈良県の預貸率は、H17年度以降減少傾向で、近畿より約20~30%低い率で推移している。 ○ 平成24年11月末の預貸率は、平成14年度末と比較して、奈良県では9.5%、近畿では19.4%減少。 <近畿及び奈良県の預貸率推移> H20.9 リーマン・ショック ※各年度末時点の数値を使用 出所)日本銀行 預貸率の推移 31 奈良県と京都府・大阪府 ○ 奈良県の預貸率はH17年度以降減少傾向であり、過去10年平均で京都府より約10%、大阪府より 約30%低い率で推移している。 ○ 平成24年12月末の((預金+譲渡性預金)-貸出残高)は、平成14年度末と比較して、奈良県は 約1兆円、京都府は約1.7兆円、大阪府は約15兆円増加している。 <奈良県及び京都府・大阪府の預貸率推移> H20.9 リーマン・ショック (千億円) 100.0% 250 90.0% 80.0% 200 奈良県 (預金+譲渡性預金)-貸出残高 70.0% 60.0% 150 大阪府 (預金+譲渡性預金)-貸出残高 50.0% 40.0% 100 奈良県預貸率 (貸出残高÷(預金+譲渡性預金)) 京都府預貸率 (貸出残高÷(預金+譲渡性預金)) 30.0% 20.0% 京都府 (預金+譲渡性預金)-貸出残高 50 大阪府預貸率 (貸出残高÷(預金+譲渡性預金)) 10.0% 0.0% 0 ※各年度末時点の数値を使用 出所)日本銀行
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