1.1993年~バブル崩壊から本格的な不況へ~

1.1993年~バブル崩壊から本格的な不況へ~
1993年☞バブル崩壊の直後、デフレの始点
1987年~90年まで続いた「バブル景気」
しかし・・・
バブル崩壊後の
深刻な不況に
「物価の下落」 基本的論点
①平成不況・・・実質GDPの成長率はマイナス1%
たとえば…建設用鋼材のH形鋼の価格
92年4月☞59,000円(1トン当たり)
93年2月☞49,000円(1トン当たり)
市況を反映した素材価格の変動こそ、
マーシャルが目にしていたもの。
⇒あくまでも市況性の強い素材価格について
②1ドル=116円☞93年2月22日、当時の史上最高値
⇒円高が進むと国内の円建て価格は下落
企業物価はマイナス3.2%⇒大きく下落
③価格破壊☞それまでの商慣行や流通が
大きく変化し始める⇒「崩れる価格」
低価格志向へ⇒「景気の心理学」