抜粋版 Health and Public Policy Committee: Professionalism Sadayoshi Ohbu, MD, FACP 20070404 Ohbu ACP日本支部総会・講演会 1 ACP日本支部 Health and Public Policy Committee 委員長 木野昌也 委員 天野利男、石村孝夫、江口寛、 大生定義、小糸仁史、山本典子 今期の活動計画 (1)医療安全(Patient Safety)についての啓 発活動 (2)救急蘇生術の普及活動 (3)プロフェッショナリズムについて 20070404 Ohbu ACP日本支部総会・講演会 2 プロフェッショナリズム • • • • • • なぜ、プロフェッショナリズムか? 医師のあり方 プロフェッショナリズムとは 教育 評価:プロの評価、アンプロの評価 今後の方向 組織の内へ 組織から外へ 20070404 Ohbu ACP日本支部総会・講演会 3 なぜ、プロフェッショナリズムか? • 社会と医師の関係の悪化? 患者やメディアの目が厳しい 医療事故 悪い医師の出現 • 厳しい労働条件の分野の希望者が減ってい る? 9時-5時勤務への志向 • 「超義務」 「過労死」 スーパードクターがプロ? きちんと割り切れるのがプロ? どんな医師がプロの医師か? 20070404 Ohbu ACP日本支部総会・講演会 4 医師のあり方 • 古代からの癒し手としてのあり方 • 中世からの学問的な職業人としてのあり方 • 他者に対する奉仕をするため、自主性・自己 規制・自由裁量権を持ち、高度の技術・知識 を有する、社会に対して責任のある専門職 20070404 Ohbu ACP日本支部総会・講演会 5 プロフェッショナリズムとは • • • • オックスフォード英語辞典 ACGMEのコア能力 (1999) ACP-ASIM, ABIM, EFIM 医師憲章 (2002) CanMEDS 2005 Framework 20070404 Ohbu ACP日本支部総会・講演会 6 20070404 Ohbu ACP日本支部総会・講演会 7 主な各国の動き 1847 米国医師会 「医の倫理綱領」(その後、5回にわたり改正) 1947 フランス 「医師職業倫理規範」(1955, 1979, 1995に改正) 1951 日本醫師會 「醫師の倫理」 1970 ドイツ医師会 「ドイツ医師のための職業規則」(1993, 1997 に改正) 1988 日本医学教育学会 「期待される医師のマナーー実践をめ ざして」 1996 日本医師会(第IV次生命倫理懇談会)「医師に求められる社 会的責任」についての報告 ー良きプロフェッショナリズムを目指し てー 2002 米国内科学会・米国内科試験委員会・欧州内科連合合同 「新ミレニアムにおける医のプロフェッショナリズム:医師憲章」 2004 日本医師会 「医師の職業倫理指針」 20070404 Ohbu ACP日本支部総会・講演会 8 教育 • 正規の(名目上)カリキュラム Formal !知識があるか • 実際の(隠れた)カリキュラム Hidden !どう行動するか 20070404 Ohbu ACP日本支部総会・講演会 9 評価:プロの評価、アンプロの評価 • 評価はとても難しいが、やはり実際の仕事ぶ りで判断するしかないか? • むしろ、アンプロフェッショナルな行動がある かないかの評価の方がやさしいか? • 広義のプロフェッショナリズムと 狭義のプロフェッショナリズム 20070404 Ohbu ACP日本支部総会・講演会 10 今後の方向 組織の内外へ • 支部内での意見交換や認識の確認をどう進 めるか? • 専門性のある医師集団としてどう社会に説明 責任を果たすか? 自浄作用も含めて • 研修医や医学生の教育にどう関わるか? • 社会的な活動をどう展開するか? どのような活動を範囲とするか? 20070404 Ohbu ACP日本支部総会・講演会 11 参考資料 • http://www.acponline.org/ethics/index.html ?6037 • http://www.nofreelunch.org/ • http://rcpsc.medical.org/canmeds/bestprac tices/framework_e.pdf • http://www.icim2002.org/acp/html/index02. html 20070404 Ohbu ACP日本支部総会・講演会 12
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