欧州通貨統合

欧州通貨統合
統合と分裂のヨーロッパ
政治と経済
最適通貨圏
冷戦終了と新しいヨーロッパ

東西冷戦の終了




ベルリンの壁崩壊(1989.11.9)
東西ドイツの統合(1990.10.3)
8月革命とソ連解体(1991)
国家の枠組みの弱体化


民族間の摩擦の顕在化
経済統合への圧力
EUへの長い道のり

ヨーロッパ統合への動き


チャーチルの夢
さまざまな協力の枠組みの発生

ヨーロッパ支払同盟(EPU、1950.7)


会計上の計算単位としてのEPUNIT
欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC、1951.4.18)

ドイツ、フランス、イタリア、ベルギー、オランダ、ル
クセンブルグの6ヶ国
ECの成立

ローマ条約(調印、1957.3.25 )

新たな2共同体の発足(1958.1.1)



欧州経済共同体(EEC)
欧州原子力共同体(EURATOM)
ヨーロッパ共同体(EC)の発足


調印、1967.4.8、発効、7.1
EEC、ECSC、EURATOMが統合される
ECからEUへ

マーストリヒト条約の成立




合意(1991.12.11)
調印(1992.2.7)
発効(1993.11.1)
通貨統合への道筋

ECUからユーロへ
ドイツの通貨統合とその問題

ドイツ統合




ベルリンの壁崩壊(1989.11.9)
ドイツ通貨統合(1990.7.1)
統一ドイツの誕生(1990.10.3)
東西マルクの統一の問題点

政治的事情と経済問題


東ドイツマルクの過大評価
巨大な財政赤字と金融引き締め
通貨危機の発生

欧州通貨制度(EMS、1979.3.13)

ヨーロッパの域内固定制




トンネルを抜けた蛇
パリティ・グリッド方式
ECU
ドイツの金利引き上げと通貨危機


通貨危機の発生(1992.9、1993.8)
イギリス、イタリアの脱落
国内事情か国際協力か

EMS(欧州通貨制度)とドイツの役割


固定相場維持


域内通貨としてのマルク
他国のドイツ追随
ドイツ中央銀行とインフレ


ドイツ中央銀行のインフレ観
過去の教訓
最適通貨圏

マンデルの最適通貨圏の理論



通貨における政治と経済
労働の移動性と最適通貨圏
統一通貨の問題点



固定相場制における国際収支不均衡
変動相場制の元での地域間格差
労働の移動性による過疎・過密
ユーロの将来

1999年の最終リミット


共通通貨への移行
ユーロ通貨の発行(2002.1.1)

紙幣と硬貨の発行



紙幣における統一の象徴
硬貨における各国の独自性
ユーロに未来はあるか