産業調査 食品業界における個食対応

産業調査
食品業界における個食対応
~おうちごはんを楽しむ~
担当:西川真梨恵
食品業界は成熟市場
生活必需品を提供する産業のため、景気動
向には影響を受けにくい。
しかし少子高齢化が進み、急激な拡大は見
込めない。
成人病の増加などからの健康志向の高まり
に対応し、付加価値の高い商品に注目が集
まる。(花王ヘルシア、GABAチョコレート)
一世帯あたりの人数~2005年度国勢調査より~
12%
27%
1人世帯
2人世帯
3人世帯
4人世帯
5人以上の世帯
17%
19%
25%
個食化の進行
一世帯当りの平均人員は、2005年時点で
2.67 人
一人世帯の増加(高齢化etc)、塾通い、共働
きなどの理由による個食人口の増加
外食、コンビニのお弁当、スーパー等の惣菜、
カップラーメン、レトルト食品などで食事を済
ませる人々
外食と中食と内食~デメリット~
外食はお金がかかる。
中食は便利だがゴミが多く出る。
現在の内食だと材料が余る。
料理は面倒だ。
もっと、おうちごはんを楽しもう!
一人一人のニーズに合わせた食事
個食に対応して材料を少量ずつ買えるシステ
ム?
料理初心者でも取り組み易い工夫?
ゴミの少ない中食?
内食によるメリット(付加価値)
提案先は外食産業以外で検討
ニチレイの糖尿病食
21メニューがそろった、おいしさで選ぶ、
糖尿病食です。1箱に1食分の主菜と副
菜をセットにして、320kcalの4単位食。
しっかりとした味付けとボリューム感が
好評です。室温で長期保存が可能な
レトルトタイプで、調理も温めるだけ。
メニューも和・洋・中と、飽きのこない
工夫をしています。
管理栄養士のいるスーパー
お客さんの年齢、病歴、体脂肪率などをもと
に「ごはんカルテ」を作成
その人の好み、その日の気分に合わせてご
はんカルテを参考に管理栄養士がメニューを
提案→調味料などの分量までアドバイス
材料は必要な分だけ量り売り
ターゲット
一人暮らしの高齢者
塾通いの子供や体脂肪や血圧が気になる夫
を持つ主婦
食費は節約したいが栄養もつけたい一人暮
らしの学生
ダイエットしたいOLさん
単身赴任中の会社員 etc…
提案先?
健康、無添加のイメージの強いCOOP
→宅配サービスも今後展開?
ニチレイ
→レトルト食品などの中食
×
今後の予定
実際の個食人口を調べる
具体的な数字の算出と実現可能な提案先
個人情報(ごはんカルテ)の管理について
最終的には、3C(Competitor, Customer,
Company)、4P(Price, Product, Place,
Promotion)まで