本邦における肺移植の現状 ―肺および心肺移植研究会 Registry Report― 第26回 2010年1月30日 肺および心肺移植研究会 (発表:獨協医科大学 2010/1/30 第26回 肺および心肺移植研究会 Registry Report 呼吸器外科 千田雅之) 肺および心肺移植研究会Registry Report 目的 本邦全体の肺移植の現状の把握,問題点の解析,移植施設間での データの共有,移植施設外へのデータの公表 方法 • 肺・心肺移植研究会事務局でデータ収集 • ファイルメーカーでデータベースを作成,各施設で入力したデータを 一括して集積・保存 • 2004年1月より,肺および心肺移植研究会で報告 • 2005年10月より「移植」誌上に報告 • 2009年末までの集計 2010/1/30 第26回 肺および心肺移植研究会 Registry Report 日本臓器移植ネットワーク登録患者数推移 60 56 50 42 42 46 44 45 38 40 33 27 30 20 20 10 14 6 0 2010/1/30 第26回 肺および心肺移植研究会 Registry Report 患者数 肺移植数年次推移 25 20 11 15 11 9 4 8 10 12 0 1 0 3 2010/1/30 第26回 肺および心肺移植研究会 Registry Report 3 1 3 2 0 1 3 2 1 1 3 4 2 4 心肺同時 8 11 9 4 5 生体 10 3 6 3 脳死両側 脳死片肺 7 適応疾患(脳死片肺移植) n=37 肺リンパ脈管筋腫症 1 4 特発性間質性肺炎 2 その他の間質性肺炎 6 20 閉塞性細気管支炎 肺気腫 4 2010/1/30 第26回 肺および心肺移植研究会 Registry Report 塵肺 適応疾患(脳死両側片肺移植) n=25 原発性肺高血圧症 2 1 肺リンパ脈管筋腫症 1 気管支拡張症/DPB 1 Eisenmenger症候群 12 心肺同時移植 1例を含む 閉塞性細気管支炎 3 肺気腫 その他の間質性肺炎 2 その他 3 2010/1/30 第26回 肺および心肺移植研究会 Registry Report 適応疾患(生体肺移植) n=88 生体肺移植の適応疾患 原発性肺高血圧症 11 1 1 特発性間質性肺炎 25 2 閉塞性細気管支炎 7 肺リンパ脈管筋腫症 気管支拡張症/DPB 肺気腫 7 その他の間質性肺炎 16 18 2010/1/30 第26回 肺および心肺移植研究会 Registry Report Eisenmenger症候群 その他 活動性の状況 活動性の状況(H-J) 100% 1 2 90% 4 0 1 0 18 80% 70% 11 60% V IV 50% III II 40% 46 30% 27 20% 10% 0% 脳死 2010/1/30 第26回 肺および心肺移植研究会 Registry Report 生体 I 就労状況 移植後の就労状況 100% 1 0 6 90% 12 14 80% 70% 1 入院中 60% 自宅療養 50% 16 22 通学 家事就労 40% 30% パートタイム就労 3 フルタイム就労 11 20% 10% 12 12 0% 脳死 2010/1/30 第26回 肺および心肺移植研究会 Registry Report 生体 移植後死因 移植後の死因 100% 1 90% 1 4 80% 2 70% その他 1 60% 5 50% 40% 拒絶反応 3 30% 20% 10% PTLD 1 感染 2 移植肺機能不全 2 2 3 0% 脳死 2010/1/30 第26回 肺および心肺移植研究会 Registry Report 手術関連死 生体 日本の術式別肺移植生存率 (%) 5年生存率 生体肺葉移植: 80.2% 脳死片肺移植: 74.9% 脳死両側肺移植:66.1% 5 年 100 累積生存率 生体肺葉移植 80 脳死片肺移植 脳死両側肺移植 (心肺移植1例を含む) 60 40 20 0 0 500 2010/1/30 第26回 肺および心肺移植研究会 Registry Report 1000 1500 2000 2500 生存期間(日) 3000 3500 4000 日本の肺移植施行例(2008年12月31日現在) 東北大学 獨協大学 京都大学 大阪大学 岡山大学 福岡大学 長崎大学 2010/1/30 第26回 肺および心肺移植研究会 Registry Report 脳死 生体 23 1 5 14 16 3 0 7 0 11 11 55 2 2 30 1 16 25 71 5 2
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